2011年01月24日 (月)拝啓 井ノ原快彦様


 井ノ原さま。毎日の早起き御苦労さまです。本日も隣に座らせていただき、楽しくうれしくお仕事ご一緒させていただきました。お世辞じゃなくまじめな話、井ノ原さんと柳澤さんとワタクシ、てんでばらばらな母体からやってきた三人が二時間近くの生放送をぶっつけ本番でしているというのに、わたくし今の今までたったの一度も、ストレスを感じたことがありません。本番中も、本番前の雑談もふくめて、楽しませていただいています。自宅以上に心地よい居場所で、それもこれも井ノ原さんの雰囲気作りのおかげ。どれほど感謝していることかわかりません。

 しかも本来ならば、NHKアナウンサー。タレントさんが暴走するのを制御しつつ進行をするというのが本来の業務かと思いますが、余計な一言を言う私のフォローをし、進行をぶっ飛ばして進む私を、視聴者の方にはわからないようにそっと軌道修正してくださる。(そういや今日もパターンを出すのを二回忘れました。。。)その深い思いやりと気遣いに、日々感謝感謝で足を向けて寝られません。

 そんなにも本心では感謝をしているのに、あんなことをして、ごめんなさい。本当にごめんなさい。悪気はなかったんです。。。
 ただただ視聴者の声に応えたかっただけなんです。。。

 あれは年末最後の放送の日でした。小学四年生から突如こんなファックスが届いていました。「いつも空気を読んで雰囲気作りをするいのっちさん。お願いです。"空気を読んだ一発芸をしてください。」

 なんと!かわいいお願い!わたしはすぐに応えてあげたくて、ファックスボードに貼りました。ええ、ええ、ただただ冬休みで番組を見てくれている彼女を喜ばせてあげたかったんです。。。

 でも、よく考えたら、「空気を読んだ一発芸って?????」どんなんだったんでしょう。あとで考えたらそれが"無茶すぎる無茶振り"だってことはわかったんですが、その時は思い至りませんでした。
 優しいあなたは、無茶ぶりにいったんたじろぎましたが、子供からのお願い、なんとか叶えてあげたいという苦渋の表情が顔に現れておりました。でも「あ~無理」と悩んだ挙句に降参されました、「ごめんね」と謝りながら。。。お人柄を表す30秒間でした。

 でも、不幸なことにそのわずか数分後、番組終了までふと20秒ほど余ってしまったのです。いやその間、次回の予告をしてもよかったのですが、ついついなぜか、悪魔が私を突き動かし(決して私があなた様を困らせようと企んだわけではありません悪魔の仕業です)、「で、いのっち、空気の読める一発芸思いつきましたか?」と振ってしまいました。そうです。去年最後の放送は、いのっちの困った表情、のままで終わったのです。

 放送終了後「有働さん、無茶ぶりだ~」といいつつも、謝る私に「いいですよ。でも小学生のお願いだったからすぐにいい案をおもいつけばよかったんですけど、僕が悪いんです。」と。
 神様仏様のお言葉かと思いました。こんな方を困らせるような無茶ぶりをした自分を責めました。もう二度とすまい、と。

 ところが、悪魔はもう一度やってきました。新年一発目の放送です。また、あの小学生からまたファックスが来たのです。「今年こそは、一発芸を」と。

 そして再び不幸なことに、その日も、スタジオにはまた悪魔が居やがったのです。あのスタジオ、怖いですね。悪魔がいます。お祓いしたほうがいい。で、ついつい、そのファックスを私はボードに貼ってしまいました。そしてまたもや、番組最後に時間が、できて(無理矢理その時間を作るために早口で読んだといううわさもありますが、あ、あれは誤解です)しまったのです。

 あなたは「うそでしょう。また無茶ぶり」と、困られて、う突っ伏してしまわれました。そうです。新年一発目のあさイチも、あなた様の困った顔でしめてしまったのです。
いくら悪魔の仕業とはいえ、読んでしまったのはワタクシ。深く反省しました。ごめんなさい。もう二度とあなたのような良い方を困らせたくない。

がしかし、来週も悪魔が喜びそうなネタが目白押しなんです。。。
許してね!いのっち!

投稿者:有働由美子 | 投稿時間:10:36


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