2013年10月26日

「いつの間にか・・・・・秋」


ついこの間まで、半そでシャツを着ていたのに、知らぬ間に長袖になり、
スーパーには、積極的に買わせていただく「さんま」と、
眺めるだけで終わる「松茸」が並んでいる。

世の中、すっかり秋になっているのに、俺は、今、夏の後遺症に苦しんでいる・・・・・・。
後遺症から 抜け出せない。抜け出せないのだ。
  
今日こそ抜け出そうと思った。
そう、夏はもうとっくに終わっているのだ。
ロケが終わり、家に帰ったのは 夜10時。いつもより疲れも多い。
風呂に入って、体が温まったところで、さっとベッドに入れば眠れるはずだ。
  
しかし 奴はいた。俺の帰りを待っていた。
風呂から上がり、当たり前のように開けた冷蔵庫の中に。
銀色に輝く500mlのロング缶が、視界の真ん中に入ってきた。
  
俺は耐えた。「いかん!誘惑に負けるな!」
「今日こそは、今日こそは 休肝日を作らなければ・・・・。」
確かに今年の夏は猛暑だった。ついつい毎晩のどを潤した。
4月から続けていた 週1~2回の休肝日が無くなった。
しかし、それは猛暑という仕方のない事情があったからだ。
夏はもうとっくに終わっている。
手を伸ばす先は、麦は麦でも麦茶の方だーーー!
  
伸ばした手を一旦止めて 深呼吸する。
「今日はチャンスなんだ。後遺症から抜け出す絶好の機会だ。
しかし・・・・・、なんで今日に限って、発泡酒じゃなくビールなんだ!」
夏たくさん飲む分、平日は発泡酒。我が家の取り決めだったはずだ。
「発泡酒なら、我慢出来る!」だからこそ安心して冷蔵庫を開けたのだ。
しかしなぜかロング缶。のどごしだけじゃない。
豊潤な味わい、リッチな気分が今、目の前にある。
「あなた、お仕事お疲れ様。私をのんで♪。全て忘れさせて あ・げ・る♪。」
と語りかけているとしか思えない・・・・・・。

プシュ!シュワー~~
ゴクゴク。ぷは~~~~。
   
「今日は特別だ。仕方がない」
また、いつものセリフか~。後遺症から中々抜け出せない。

投稿者:中谷文彦 | 投稿時間:10:00 | カテゴリ:中谷文彦 アナウンサー | 固定リンク

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