2014年12月 6日

「突然ですが、無線の話です!」


「またぁー!」とイノッチと有働さんのブーイングが聞こえてきそうですが、こらえて下さい。
きょうは、ちょっと気合いを入れて、私の趣味、アマチュア無線の話をさせてもらいます。
と言うのも、この夏、「あさイチ」に復帰して時折、番組の中で
アマチュア無線の話を披露すると、テレビをご覧のみなさんから、
けっこう問い合わせを頂いているからです。
生活情報番組である「あさイチ」、いくら懐が深い番組だと言っても、
さすがに「アマチュア無線」を特集するのは、「ちょっと!」ですよね。
はい。私も分かっています。そのくらいのことは、いくら私でも理解できますよ。

そこで、今回の「あさイチ ブログ」では、アマチュア無線の
ごくごく基本的なことを簡単に説明します。

先日、私がスタジオで紹介した小型トランシーバー(無線機)は、
アマチュア無線の資格がないと使うことはできません。
無免許でアマチュア無線用の無線機を使って電波を出すと、
電波法という法律に違反し罪に問われます。アマチュア無線の無線機を使うためには、
どうしても国家試験に合格して、コールサイン(識別符号)をもらわなければなりません。
でも、初級者クラスは、短時間で免許が取れる講習会も開かれていて、
小学生でも免許をとってアマチュア無線を楽しんでいます。

14120601.jpg
☆スタジオで紹介した小型トランシーバー

片手で持てる小型トランシーバーの送信出力は、さほど大きくはありません。
電波の届く範囲は限られます。
しかし、全国各地にアマチュア無線用の中継器(レピータ)が設置されていて、
これを使うと、たとえば東京都内から関東地方の広い範囲に電波を飛ばし
交信することもできます。またインターネットと繋がった中継器もあり、
日本国内はもとより、全世界のアマチュア無線家と交信することも可能です。
もちろん出力の大きな無線機と大きなアンテナを使えば、
中継器を介さず直接、世界中と交信できます。

しかもアマチュア無線は、特定の人と一対一で話をする携帯電話とは違って、
送信すると一度の大勢の人に電波が届きます。
つまり一斉にたくさんの人にメッセージを送ることができる通信手段なのです。
ですから災害など緊急時には、助けを求める手段としても大いに役立ちます。
最近は、GPS機能を備えた小型トランシーバーも市販されていて、
自分のいる場所を正確に通信相手に知らせながら、
無線交信を楽しむこともできるようになりました。無線機の値段も非常に幅があり、
中古品も含めれば数千円からあります。

14120602.jpg
☆77GHzで記録を作った私の手作り無線機

アマチュア無線は「キング オブ ホビー」つまり「趣味の王様」とも言われ、
楽しみ方も実に様々です。
興味のある方は、ぜひ免許をとってアマチュア無線を楽しんでみてはいかがでしょうか。
アマチュア無線について詳しく知りたい方は、
日本アマチュア無線連盟に問い合わせてみて下さい。

最後に、11月中旬、77GHzというマイクロ波の周波数で、
通信距離225kmという記録を作った時の写真を載せておきます。
写真は富士山須走五合目で運用した私の手作り無線機と富士山山頂付近です。
快晴で風も穏やか、気温も氷点下にまでは下がらず、
湿度もきわめて低く、マイクロ波の通信には絶好のコンディションでした。

14120603.jpg
☆5合目から撮影した富士山山頂付近

投稿者:柳澤秀夫 | 投稿時間:10:00 | カテゴリ:柳澤秀夫 解説委員 | 固定リンク

ページの一番上へ▲

カテゴリー

新着記事

バックナンバー

RSS