2014年12月27日 (土)クリスマスプレゼント


グッと寒さが増した今日この頃。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。

私はこの一週間ほど宮城県沿岸部にお邪魔していました。
クリスマスイブに伺ったお宅で、あるプレゼントを頂きました。

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それがこの「手作りの飾り」です。
部屋にはこの他にも吊し雛(つるしびな)など大小様々な飾りがあり、
そこから「あなたは若いからピンクね」と笑顔で選びだし、私に手渡して下さいました。

その方は高齢の女性で、夫婦二人で石巻市の牡鹿半島で暮らしています。
震災前はご夫婦で海の仕事をしていたそうです。
高台にあるご自宅の周囲は被災した家が多く、
今もなお仮設住宅で暮らしているご近所の方も少なくはないと仰っていました。
私たちは今回「介護」のお話しを教えてもらおうとお宅にお邪魔したのですが、
被災した事実と深く関わりがあると、丁寧に今の状況をお話し下さいました。
そして最後に「今もなおこうした状況にいる人もいることを
知っておいて下さい」と仰いました。

その方のお宅に向かう途中、たびたび目にした「海は、産み」の文字。

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港ではちょうどカキの出荷が大忙し。
一年ほど前に再建された共同作業場は活気に溢れていました。
「宮城の自慢ですから」と作業中、私たちに教えて下さった女性の姿は印象的でした。

今回の取材では南三陸町にもお邪魔しました。
皆さんもご存じの通り、同じ沿岸部でも状況はだいぶ違います。

 

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仮設住宅で、とりまとめをしている方に伺ったお話には深く考えさせられました。

「仮設住宅での暮らしもまもなく4年。最近は仮設から引っ越していく人も増えた。
その人達のことを思うと、自立は嬉しいことだが、
南三陸町に戻れるようになるまでここで待つことを決めた自分たちにとっては、
仮のふるさとも形を変えつつある。若い人が減り不安も感じる。
身体と心の健康を保って、早くふるさとを取り戻したい」という言葉は
とても重いものでした。

詳しくは年明け1月21日(水)放送予定の特集でお伝えします。

なお年内の「あさイチ」は今夜7時半からの「夜だけど…あさイチ」を残すのみです。
レギュラー放送は年明け1月5日(月)再開予定です。

皆さん、よいお年をお迎え下さい。

投稿者:瀬田宙大 | 投稿時間:10:00


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