石井かおる アナウンサー

2016年04月09日 (土)石井 かおる 「あさイチ 卒業」


さまざまなこと思い出す桜かな
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(桜NOW・NHK入口付近)

皆さん、お花見しましたか?
東京の桜は、散り際の美しさを見せています。
私の今の心境はまさに冒頭の俳句のごとく。
と言ってもこれは、私ではなく、
そう、江戸時代の俳人、松尾芭蕉の句です。
時を越えてこの句がじんじん胸に沁みてくる今日この頃。
なぜかと言えば、
今週で「あさイチ」を離れるからなのです。
泰郎くん、西堀ちゃんに続き、この春、3人目の卒業生です。
(ちなみに西堀ちゃん同様、番組初年度にもいたので2度目の卒業。
2度あることは3度ある!?)

「あさイチ」に戻ってきて9ヵ月。
思えば、トレンドの最前線から医療、災害まで
様々なテーマに向き合ってリポートしてきました。

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(最近の初挑戦リポートから「動物ぽんぽん」!
左・黒田翼先生の作った「あさイチ」キャラクターぶたまん
右・自作のくまさん。不細工だけど愛着が!)

最後の放送になった
「禅に学ぶシンプルライフ」になぞらえて
「禅語」で締めくくりたいと思います。
思えば、放下着(ほうげじゃく)の心をもって、
これまでの自分のあり様にこだわらず、
さまざまな演出に挑戦し、体当たりリポートをしてきました。
取材をさせていただいた方々、
街角でインタビューを受けていただいた方々、
皆さんとの一期一会(いちごいちえ)
番組を成り立たせてくれました。
ありがとうございました。
多くの行解相応(ぎょうげそうおう)な方々の生き方を学び、
私のこれからの人生の宝となりました。

とにかく、私にとって「あさイチ」は心のふるさと。
番組を作っている現場の空気が大好きです。
画面の裏では、様々なテーマについて、
どこまでホンネで語れる番組にできるか、
結構熱いトークがさく裂しています。
心身ともにキツイこともありましたが、
皆で手探りでたどりつく放送までの道のりは、
楽しいものでした!
番組を支えてくれるのは、
皆さんからのメールやファックス。
私もどんなに励まされたり、
次へのヒントをいただいたりしたかわかりません。
皆さま、どうかこれからも「あさイチ」が
もっともっと弾けられるようにご支援ください!

私の今後ですが、
首都圏にお住まいの皆さんとはニュースや中継で、
全国の皆さんとは、BSの「プレミアムカフェ」で(あれっ、
「あさイチ」の裏番組!?)などでお目にかかります。
これからもどうぞよろしく!

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(「あさイチ」卒業の放送となった日。
有働&柳澤キャスターと「禅」の制作チームで。)

参考)
放下着…執着心こそ悩みの発端。
すべて捨てても生きられる人は本物。
一期一会…同じ出会いは二度とない。だから大切に。
行解相応…自分で行うことで見本を見せる。

投稿者:石井かおる | 投稿時間:10:00 | 固定リンク


2016年01月30日 (土)毎日が"気づき"の連続!


2016年は、「あさイチ」初日の4日からリポートを担当、
身が引き締まる1年のスタートでした。
テーマは「オトナ女子の着物術」。
今年は、しっとりと着物を着こなせる女性を目指します!

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(着物スタイリストの大久保信子さんと)

さて、今年も新鮮なネタを求めて全国を飛び回るぞー!と
決意を新たにしたわけですが、リポーターと言うこの仕事、
本当に毎日が“気づき”の連続でやめられません。
身近なところに発見がいっぱい!

先日も最近人気上昇中の「豆皿」を番組で取り上げました。
そう、あの直径10センチに満たない小さな器のことです。
雑誌で特集が組まれたり、「豆皿」を専門に取り上げた本まで出ています。
取材を進める中で、そんなにみんな使っているのかしらと思って、
ふと我が家の食器棚をのぞいたところ、
あれれれれ・・・こんなにあった。私も人気に一役買っていた!?

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(食器棚からひょいと見つけた豆皿アラカルト)

これもごく一部。勢いのまま、
引っ越し用のダンボール箱に入ったままのものを探ってみると、
ゆうに100個は超えていたではないですか!!

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(くらげのようなガラス製豆皿・東京勤務の20代の頃)

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(郷土の八幡起き上がりが描かれた豆皿・金沢勤務時代)

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(今年の正月、初売りで手に入れたひとめぼれの豆皿)

まさか自分がこんなに「豆皿」にお世話になっていたとは!
日々の食卓でなにげなく使っていましたが、よくよく考えてみると、
転勤で暮らした土地の焼き物、旅の思い出、
取材したことのある陶芸家の方の作品・・・などなど、
1点1点に物語がぎゅっと詰まっていたのです。
小さいけれど、大事な大事な宝物です。
手抜きで作ったおかずやおつまみも、豆皿のおかげで、
それなりのご馳走にランクアップ。
しかも、いろいろな形や色の豆皿がならぶだけで食卓が華やぎます。
個食の夜もこの豆皿に励まされて食べてきたのだと思うと、
なんだかとっても愛おしくなってきます。

リポート(1月6日放送)では、豆皿使いのプロから、
豆皿の組み合わせ方や料理の盛りつけ術、花活け、
アクセサリー入れなどとしての利用法を教えていただきましたが、
私自身、この豆皿たちとの付き合い方、
さらに探して行きたいと思ったのでした。
さあ、今日はどれを使おうかな!

投稿者:石井かおる | 投稿時間:10:00 | 固定リンク


2015年11月21日 (土)発見!Mr.フリーズドライ


あっと言う間に、早11月下旬。
朝晩寒くなってきたと実感する今日この頃です。
これからの時期、特にお世話になるのが、お湯をかけるだけで
体の温まるスープやみそ汁をいただけるフリーズドライ(FD)です。
私も、長いお付き合いをしてきました。
手軽さと長期保存で、非常食や高齢者の個食サポートや宇宙食など
さまざまな角度から注目を集めている食品でもあります。

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☆FDは、60年代のインスタントコーヒー、
70年代のカップラーメン以来、第三次ブーム到来。
今や加工食品から素材まで3000点を超える品ぞろえ。

そのフリーズドライをテーマに、この度、番組を作り、
益々フリーズドライ愛が深まりました。その理由は、この方!

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☆スタジオに登場した島村雅人さんと

ミスターフリーズドライこと、島村雅人さんとの出会い。
「島村号」と名付けられた専用の真空凍結乾燥機を研究室に持ち、
寿司~アイスクリームまで何でも試してみたという島村さんの、
熱い語りを聞いていると中島みゆき「地上の星」のメロディーが
周辺に流れてきそうな感じです。島村さんの話を聞いていると
FDってなんてワクワクする食品なのだろうと引き込まれます。
入社時に73キロだった体重は10000種類を超える新製品を手掛け、
試食し続けて100キロ超えになってしまったと言う、
体を張った開発に取り組んできました。

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☆FDにした試作品。お寿司屋やプリンパフェも!
復元が課題ですが、いつの日か実現!?

島村さんによると、たいがいのものはフリーズ(凍結)し、
ドライ(真空乾燥)にすることはできるそうですが、
製品として世に出すには、
「美味しさ」と「お湯をかけるだけで復元する」と言う2点は絶対譲れないとのこと。
実際私が試食させていただいた中には、湯をかける前の段階で、
それなりに食べられるものがいろいろあって、シュークリームやパフェなど
カリカリ食べられるだけでもおもしろい!なんて思ってしまいました。
でも、Mrは、フリーズドライにする前と同じ、またはそれ以上の美味しさと食感を、
お湯をかけるだけで復元することこそ、真のフリーズドライ食品なのだと胸を張ります。
島村さんの体がパンクしないことを祈りつつ、
これからどんなフリーズドライの“びっくりポン”が
私たちの食卓をにぎわせてくれるのか楽しみです!!
 

投稿者:石井かおる | 投稿時間:10:00 | 固定リンク


2015年09月19日 (土)愛しのアラン・デュカス様


最近「あさイチ」で胸トキメク出会いがありました!
(と言っても、テレビを通してですが・・・!)
そのお方は、フレンチの巨匠、アラン・デュカスさん。
史上最年少の33歳で☆☆☆を獲得し、
世界8カ国で24のレストランを展開しています。
「あさイチ」が満を持して立ち上げた新企画“レジェンド・キッチン”の
第3回ゲストとして登場されました。
ロマンスグレーに端正で穏やかなお顔立ち。
御歳59歳の料理をするその手の美しく無駄のない動きに
うっとりしてしまいました。

若き日に共に修業した仲間から
“技と人情”の人と表現されていたデュカスさん。
繰り返し発していた言葉は、「Partager」。
フランス語で「分かち合う」と言う意味。

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「料理はみんなで分かち合うもの。
知識を、レシピを分かち合って料理は楽しむもの。」と言う言葉には、
私の仕事にも通じるものがあるなぁとしみじみ思ったのです。
料理(情報発信:放送)は、
①多様性を持ち、②素材を生かし、
③その人その人ならではの料理(メッセージ)を大切に。
「料理の楽しみは市場や産地に行って買い出しをするところから」
と語るデュカスさんの表情から、
本当に料理が好きで好きでたまらないのだなと感じました。
(やっぱりリポーターと同じように現場主義!)
番組を見逃した皆さん、できればぜひオンデマンドで、
デュカスさんのエレガントな世界に触れてみてください!

投稿者:石井かおる | 投稿時間:10:00 | 固定リンク


2015年07月04日 (土)4年ぶりの「ただいま!」


お久しぶりです。
リポーターの石井かおるです。
金沢局へ転勤したのは2011年。東日本大震災が起きた年。
宮城県気仙沼市に「あさイチ」リポーターとして取材に入り、
被災地の状況を伝え続けていました。
あれから4年。「あさイチ」に長老リポーターとして戻ってきました。

6月19日(金)の番組冒頭
「要注意!まつげエクステ」(まつげのエクステンション)で復帰。
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かつて取材でお世話になった各地の方々や視聴者の皆さんから
「お帰りなさい!」のメッセージをいただき、感激しました。
ありがとうございます。
何だか「あさイチ」と言う“ふるさと”に戻ってきた感覚です。

過去には、「計るだけダイエット」とか、体当たりリポートしておきながら、
おいしいものに囲まれた金沢でのくらしがすっかり文字通りの身(肉)になって、
見た目の豊かさに拍車がかかりました。
「あさイチ」視聴者の志ある皆さんと共に頑張った
「計るだけダイエット」の努力の日々を思い出し、
また歩数計をつけての通勤から始めようと思います!
これからも、よろしくお願いします。

投稿者:石井かおる | 投稿時間:10:00 | 固定リンク


2010年12月13日 (月)私のあさイチ革命!


こんにちは!リポーターの石井かおるです。
師走も半ば、何だかやっぱり1年を振りかえってしまいますね。
皆さま、いろいろとお世話になりました。

春に「あさイチ」がスタートしてからジェットコースターのような番組制作の日々。
プライベートも何もない!なんて思っていたら実はすごーく充実していたことに気づきました。

「あさイチ」コワイ番組なのです。番組のためと言いながら、

「服作ってください」 (え~、家庭科の成績最低だったのに~)
「ダイエットしてください」 (食べるという唯一のストレス解消法奪う気!?)
「フリーマーケットでのお買い物をセルフ撮りしてください」 (プライベートでもビデオ撮ってないのにいきなり全国放送に出していいのかなぁ???)
・・・次から次へと、しかも、ある日突然言われるのです!!!

しかし、番組のためとなれば必死。

おかげさまで人様の前で着られる「チュニック」がホントに完成したときには感動で胸がジーン。高校時代、補習授業にかりだされた上、継ぎはぎになってしまったスカートしか作れなかったため決別した裁縫の世界。40も半ばでこんな感動を味わえるなんて!

おかげで気を良くして今年はお仕事以外でも「山ぶどうで編んだ籠バッグ」「トンボ玉」「とうふ作り」・・・などなどこれまで遠ざかっていた「新しいことに挑戦」する日々を送ったのです。これを私の中で「あさイチ革命!」と呼んでいます。

かつて無理だと思っていたことが出来たのには、気合いの違いもさることながら、高校時代当時にはなかった服作りの方法があみ出されていたり、インターネットの発達で、これまでなかなか手に入らなかった材料や情報が手に入ったりすることが大きいです。

ぶきっちょだけど何か一歩踏み出してやってみたい!と思っていたあなた!「あさイチ」と時代を味方につけてぜひ、いろんなことに挑戦して見てください!!
小さな「私にも出来る!」が毎日にちょっぴり幸せをあたえてくれますよ。

 

投稿者:石井かおる | 投稿時間:11:17 | 固定リンク


2010年08月03日 (火)暑中お見舞い申し上げます!


暑中お見舞い申し上げます!リポーターの石井かおるです。

暑いですねぇ。記録的猛暑が続く中、房総半島に旬旅のロケ
に行ってきました。一緒に旅をしたのはタレントの山本太郎さん。サーファーの太郎さん、サーフボード持参で腕前を見せてくださいました!

房総半島は、私が泳ぎを学んだところ。高校時代、必須の水泳合宿がありました。かつて男子校だった経緯から男子は赤褌(あかふん)・女子は黄色い晒しを(鮫よけに)巻いての遠泳です。泳ぎが苦手だった私は、沖舟組。これは地元の漁師さんの協力で、沖まで舟で連れて行ってもらい、そこから海に飛び込んで浜まで泳ぐ短距離コースの遠泳です。怖じ気づく私たちに漁師さんたちはあっさりひと言、「人間は浮くから大丈夫」。高校生たちの遠泳行事を応援してくれ人情に篤いのですが、ぶっきらぼうな漁師さんたちでした。もちろん海中では水泳部OBが指導にあたります。海水をがぶがぶ飲みながらも何とか泳ぎをおぼえて泳ぎきれるから不思議です。浜にたどり着くと、浜の監視委員が拡声器でこのヘンな行事!?を紹介し、海水浴客が拍手で泳ぎ通した私たちを讃えてくれます。ご褒美にもらったまんじゅうと牛乳のおいしかったこと!!
長々語りましたが、今回の旅で高校時代の夏が蘇りました。

そんな房総の漁師さんたちの気質が全然変わらないなぁと感じさせられる出会いがありました。太郎さんと浜を散歩していて出会ったハマグリ漁の漁師さん。
「体験してみるか?」と漁の道具を気前よく貸してくれたのはよいけれど、「それで海の底をひっかけ」と言うだけのシンプルな指導。次に教えを請うたハマグリ漁の人も「そんな感じ!」とだけ・・・。果敢にハマグリ漁に挑戦した太郎さんの成果はいかに!?
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また今回は、おなじみ鴨川シーワールドのベルーガ(白イルカ)「デューク」の愛らしさに胸キュンでした。マシュマロのようなタッチに、小さくて人なつこさがあふれる瞳。それに人間とおしゃべりできる賢いベルーガもいるんです。
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房総半島の山側の魅力も紹介します。牧場で育てた牛から貴重なチーズを作り出すご夫婦にも出会いました。
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知ってるようで知らない千葉・房総半島、この夏、番組(8/5(木)「旬旅 行ってみたい!房総半島」)を見て再チェックしてみてください! 

投稿者:石井かおる | 投稿時間:16:37 | 固定リンク


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