スマートフォン版へ

メニューへ


放送内容


2月3日(水)

印刷する


メインテーマ知られざるチョコレートの底力


出演者

専門家ゲスト:板倉弘重さん(医学博士・茨城キリスト教大学名誉教授)
ゲスト:山口もえさん(タレント)、優香さん(女優)
リポーター:三輪秀香アナウンサー


バレンタインデーを控え、店頭にチョコレートがあふれる時期。「あさイチ」では5年前に1度チョコレートについて特集しましたが、その後の研究で、カカオ70%以上のハイカカオチョコレートに新たな健康パワーがあることがわかってきました。そこで、カカオプロテインやカカオポリフェノールが秘める、便秘改善効果や認知症予防、高血圧予防について紹介しました。

便秘改善効果

番組の実験で、便秘に悩む30~50代の女性8人にハイカカオチョコレートを毎日25グラム、2週間食べ続けてもらったところ、平均週1~2日だったお通じが週5日に改善しました。帝京大学理工学部准教授の古賀仁一郎さんによると、カカオ豆に含まれる難消化性のタンパク質「カカオプロテイン」が食物繊維と同じような働きをするとともに、腸内細菌のえさとなって腸内環境をよくする働きがあるためではないかとのことです。

ポリフェノールを多く含む食品

カカオ豆には「カカオポリフェノール」と呼ばれるポリフェノールが豊富に含まれています。スタジオで、ポリフェノールを多く含む食品をランキング化する「P-1グランプリ」を行いました。

・カカオ72%のチョコ(25グラム)・・・635ミリグラム
・りんご1個 (300グラム)・・・370ミリグラム
・春菊1袋(160グラム)・・・340ミリグラム
・赤ワイン1杯(125ミリリットル)・・・300ミリグラム
・コーヒー1杯(140ミリリットル)・・・280ミリグラム
・ごぼう1本(200グラム)・・・188ミリグラム
・豆腐1丁(300グラム)・・・140ミリグラム
・緑茶1杯(90ミリリットル)・・・70ミリグラム

※各食品協会や研究機関による分析結果です。季節差や個体差もありますので、あくまでおおよその参考値とお考えください。

カカオ100%のチョコレートとは

カカオ豆の皮をむき、実だけを細かくすりつぶしていくと、ドロドロした状態の「カカオマス」になります。これを固め直すと、カカオがほぼ100%のチョコレートになりますが、砂糖もミルクも入っていないため、とても苦い味になります。

認知症予防

愛知学院大学教授の大澤俊彦さんと菓子メーカーによって、チョコレートの健康効果に関する大規模な調査が行われました。愛知県内に住む健康な男女およそ347人を対象に、カカオ72%のチョコレートを毎日25グラム、4週間食べてもらったところ、血清中の「BDNF」濃度が平均2割アップしました。BDNFは脳の中に多く見られるタンパク質で、神経細胞を活性化する働きがあります。アルツハイマー型認知症の患者では、BDNFの量が少なくなっていることが報告されており、BDNFを増やすことが認知症の予防につながるのではないかと研究が始まっています。

高血圧予防

大澤教授による調査では、血圧を下げる効果も確認されました。カカオ72%のチョコレートを毎日25グラム、4週間食べてもらったところ、血圧が高めだった82人の最大血圧、最低血圧の平均値がどちらもおよそ「5」下がりました。カカオポリフェノールの抗酸化作用によって、血管がしなやかになったためと考えられます。

糖尿病でも安心の低GIチョコレート

血糖値が上がりにくい低GIのチョコレートが調剤薬局や病院の売店で販売されています。
味は普通のチョコレートと同じく甘いのですが、砂糖の代わりに、吸収がゆるやかな「マルチトール」という天然由来の甘味料が使われています。
※GI(グリセミック・インデックス)とは、食後の血糖値の上昇度を示す値です。
GI値が低い食品ほど、食後の血糖値が上がりにくいことを表します。


視聴者のみなさまへ
番組およびこのページは特定の製品・店舗を推奨するものではありません。
製品・サービスの特性や使用上の制限、契約内容・条件などについては、各自におかれまして、メーカーや販売会社に十分ご確認ください。


このページトップへ