2月20日

寒天の観点。

和のスーパーフードともいえる「寒天」。食物繊維がたっぷりで、ダイエットはもちろん、血糖値の吸収をゆるやかにしたり、コレステロール値が低下したりといった効果が期待出来る、ヘルシーな食材です。その、意外に豊かなつかいこなし術を、各地の「寒天が大好き」な皆さんに教わりました。
すばらしい食べものです!「寒天?地味じゃん」、とか言わないでください~~!

日本のスーパーフード「寒天」

モデルの道端アンジェリカさんは、溶かした寒天でトマトジュースを固めるだけのお手軽「トマト寒天」を愛用していて、高校時代10キロのダイエットにも成功したんだとか。

そんなトマト寒天をメタボ対策に取り入れる医療機関も。
注目しているのが、寒天の食物繊維の保水力。水を含んだ状態で緩く固まり、これがお腹の中をゆっくり進むので、糖の吸収を緩やかにしたり、コレステロール値を低下させてくれたりするんです。
さらにトマトのリコピンの抗酸化作用もあるんでよい組み合わせなんですって。

この医療機関では、そんなトマト寒天を野菜ファーストならぬ「寒天ファースト」として食前に食べることを推奨しています。
中でも、いちばん摂取カロリーが多くなりがちな夕食前がオススメなんだとか。

取材協力:「公益財団法人 神奈川県予防医学協会」

道端アンジェリカさんの「トマト寒天」

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産地長野の寒天料理

寒天にはいくつか種類がありますが、代表的なものの一つ、角寒天を紹介しました。産地の長野県茅野市を訪ねると、厳寒の今、まさに作られている最中でした。テングサとオゴノリを煮溶かして固めて、干していきます。ちなみに干す前のものはところてん。今の時期は地元で「生寒天」として作りたてを食べられます。その生寒天を、屋外で凍らせて溶かして、というプロセスを2週間繰り返し、水分をしっかり抜いて作ります。

寒天活用法(1)そのまま食べる

五味さんのお宅では、洗って30分水に浸して戻し水けを絞った角寒天をそのままみそ汁やサラダに入れて食べていました。
味のない寒天が、あわせる料理の味をしっかり吸ってくれるので何にでも合うんだそうです。

寒天活用法(2)スクランブルエッグ

スクランブルエッグに寒天を入れると、寒天のふわふわ感がスクランブルエッグをよりふわっふわにしてくれるので少しばかり高級感のある仕上がりになりました。※ちなみに、分量の目安は卵3個に対して角寒天半分。

寒天活用法(3)うまみと水分を閉じ込める

野菜炒めの仕上げに寒天を投入すると、タレや野菜などの水分を吸ってくれるので、時間がたってもベチャッとしない上、うまみを閉じ込めてくれているので、いつまでもおいしいまま。五味さんは、野菜炒め1人前に対し角寒天を半分使っていました。
ギョーザの中に入れても肉汁や野菜の水分を吸ってくれるので、ふっくらジューシーに仕上がります。

寒天ニラギョーザ

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何でも固める秋田の寒天

秋田県の南部は、伝統的になんでも寒天で固める文化があるんです。
雪深い地域なので、昔はから寒天料理が保存食として重宝されていたんだとか。
伝統的なものですが、今では地域の特産品として県外からの人気も高まっているそうです。

この地域で達人として知られているのが、照井律さんです。
数多くの寒天をかわいく固める技を持ち、料理教室も開いている照井さんのレシピは200を越えます。中でも「1番カワイイ」という、寒天とゼラチンのコラボスイーツと、そばを固めた「そば寒天」の作り方を紹介しました。

ココア寒天

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彩り~寒天とゼリーのコラボ~

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そばのお通し寒天

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面倒な料理も寒天を使って簡単オシャレに!

寒天を見つめ続けて20年という料理研究家の小菅陽子さんがオススメする、寒天を使うことで面倒な料理が簡単にできる技を紹介しました。

小麦粉を使わず、揚げなくても出来るクリームコロッケと、簡単にできるテリーヌ、合わせ酢かんの作り方を紹介しました。

エビとしめじのクリームコロッケ

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パングラタン

クリーム春巻き

野菜のテリーヌ

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合わせ酢かん

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専門家ゲスト:小菅陽子さん(料理研究家)
ゲスト:足立梨花さん(タレント)、山口もえさん(タレント)
VTRゲスト:道端アンジェリカさん(モデル)、杤久保修さん(横浜市立大学 医学部健康社会医学ユニット特任教授)、小菅陽子さん(料理研究家)
リポーター:古野晶子アナウンサー