2月27日

スゴイぞ! こんにゃく

こんにゃくは食物繊維が豊富で、ダイエットにはうってつけの食材。しかも安いので毎日の食卓に使いたいものですが、料理はおでんや煮物などに限られます。そこで、こんにゃくの健康パワーに迫りながら、炒め物や揚げ物にも使える調理法、さらには肩こりや腰痛の改善に効く「こんにゃくおきゅう」など、こんにゃくのさまざまな活用法をお伝えしました。

ダイエットに最適!食物繊維の力

こんにゃくの食物繊維は「グルコマンナン」です。グルコマンナンはもともとは水溶性の食物繊維ですが、製造過程で凝固剤(水酸化カルシウム)が加わると、不溶性の食物繊維に変わります。(ただし、こんにゃくのゼリーは凝固剤を加えていないため、水溶性のままです。)水溶性も不溶性も便秘の改善が期待できますが、便のかさ増し効果が大きい不溶性のほうが効果大です。そのほか、不溶性の食物繊維は発がん性物質などを排出するデトックス効果があります。一方、水溶性の食物繊維は血糖値やコレステロール値を下げる働きがあり、生活習慣病の予防につながります。

揚げてよし!炒めてよし!氷こんにゃく

こんにゃくを凍らせることで味がしみ込みやすくなり、揚げ物や炒め物にも相性がよくなります。「氷こんにゃく」の作り方は
(1)料理に合わせてこんにゃくを切る。
(2)保存容器などに入れて冷凍庫で凍らせる。
(3)使うときに熱湯で解凍する。
(4)キッチンペーパーなどで水けをしっかりと絞る。
料理研究家の古澤靖子さんイチオシの氷こんにゃく料理がホイコーローならぬ「コンニャーロー」。豚バラの肉の代わりに氷こんにゃくを使います(レシピ原稿1)。古澤さんによると、普通のホイコーローに比べ、1人前564キロカロリーもダウンします。しかも、氷こんにゃくはかみごたえがあり、そしゃく数が増えるため、満腹中枢が刺激されます。

コンニャーロー

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コンニャーグ

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コンシチュー

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フランス人絶賛!凍(し)みこんにゃく

茨城県大子町の特産品に「凍みこんにゃく」があります。寒い冬に田んぼや畑で干して作ります。湿気を防げば50年は楽にもつという保存食で、煮しめやフライにして食べます。この凍みこんにゃくが、先月フランスで開催された食の博覧会に出品されました。「凍みこんにゃくのクリームソースがけ」などの料理が「おいしい!」と高い評価を受けたそうです。

肩こり・腰痛撃退!こんにゃくおきゅう

しんきゅうマッサージ師の橋爪佐和子さんは一般的な施術のほかに、こんにゃくをおきゅう代わりに使っています。火のおきゅうが怖いというお客さんの声を受けて思いつき、6年前に始めました。やり方は
(1)こんにゃくをよく洗ってぬめりをとり、4等分に切る。
(2)耐熱ポリ袋に入れて電子レンジで2分加熱する。
(3)加熱したこんにゃくを手ぬぐいに包む。
(4)肩や腰など、気になるところにあてて温める。
こんにゃくは保存容器に入れて冷蔵庫で保管しておけば、8回くらい使い回しができるそうです。

魅惑のカラフルこんにゃく

白いこんにゃくを黄緑色やオレンジ色にする方法を紹介しました。黄緑色にするには、白いこんにゃくとごぼうを10分間一緒に煮るだけです。火を消してそのまま6時間ほどつけてつけておくと色が濃くなり、青緑色になります。また、たまねぎの皮と5分間一緒に煮ると、白いこんにゃくがオレンジ色に変化します。火を消してそのまま6時間ほどつけておくと、梅干しのような色に変わります。なお、ケースバイケースで色が薄くなったり濃くなったりしますので、ご注意ください。

専門家ゲスト:佐藤秀美さん(日本獣医生命科学大学客員教授)、橋爪佐和子さん(しんきゅうマッサージ師)
ゲスト:井森美幸さん、金子貴俊さん
リポーター:小島よしおさん、三輪秀香アナウンサー