4月12日

5分で砂抜き!旬のあさりを味わいつくす

今が旬のあさり。身が大きくなり、うまみもアップするこの時期に味わいたい!でも、調理をする上では、砂抜きがうまくいかなかったり、料理のバリエーションがなかったりと、いろいろなお悩みが寄せられました。番組では、あさりの調理に役立つ驚きの技や保存法、簡単あさりレシピをお伝えしました。

砂抜き

5分で砂抜き 「50度洗い」

  1. ボウルに水と沸騰したお湯をそれぞれ500ミリリットルずつ入れて、50度のお湯を作ります。
  2. 50度のお湯にあさりを入れ、3分ほど待ちます。
  3. すべてのあさりの口が少し開いたら、ボウルの中で、あさりをこすり合わせるように1分ほど洗います。身や殻についていた砂や汚れが出てきます。
  4. お湯からあさりを取り出し、水できれいに洗います。

取材協力:平山一政さん(スチーミング調理技術研究会 代表)

王道の砂抜き方法

  1. 水500ミリリットルに、塩大さじ1(15グラム)を入れて、3%の食塩水を作ります。
  2. あさりをざるに平らに並べ、その下にボウルやバットを置いて、二重底にします。
    上のあさりがはき出した砂を、下のあさりが吸わないようにするためです。
  3. あさりが水面から少し出るぐらい、ひたひたに食塩水を入れます。
  4. 新聞紙などをかぶせて暗い状態にし、1時間ほど待てば砂が出てきます。
  5. あさりを水できれいに洗います。

取材協力:延田然圭さん(貝料理専門店 店主)

あさりのうまみをアップさせる方法

王道の砂抜きが終わったあと、さらに1~3時間常温で置いておくと、うまみ成分である「コハク酸」が数倍にアップします。
※「50度洗い」したあさりは一度熱を加えているため傷みやすくなっていますので、放置せずにすぐに調理してください。

取材協力:延田然圭さん(貝料理専門店 店主)

あさりとトマトの炊き込みごはん

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おいしい みそ汁の作り方

  1. 鍋に水を入れたら、みそを溶く。
  2. 砂抜きしたあさりを入れて、火をつける。
  3. あさりが1個開いたら火を止めて、フタをする。
  4. 2分ほど待ち、すべてのあさりが開いたら、できあがり。
    ※火を入れすぎないことが、身がプリプリになるコツです。

絶品家庭料理 「串あさり」

「串あさり」は愛知県半田市亀崎地区で、江戸時代末から食べられている家庭料理です。
殻をむいた生のあさりの身を竹串に6つ刺して、半日ほど天日で干したものです。

毎年5月に行われる「亀崎潮干祭」にあわせて作られ、亀崎の人々は、串あさりを天ぷらにしたり、軽くあぶって食べます。

●亀崎潮干祭
毎年5月3日、4日に行われる祭。豪華な刺しゅうや彫刻で飾られた山車が、町の中や砂浜を回ります。
亀崎潮干祭ホームページ:http://shiohi-matsuri.com/index.html

取材協力:間瀬笑子さん(串あさり作りの名人)

殻から身をキレイにとる技

加熱して口が開いたあさりから、キレイに素早く身を取り出す技をご紹介しました。

  1. 口の開いたあさりを見て、身が左右どちらに寄っているのかを確認します。
  2. 寄っているほうから、指やスプーンを入れて滑らせれば、簡単にとれます。

※あさりには貝柱が2つあり、加熱すると片方が外れることが多く、貝柱が残っているほうに身が寄ります。貝柱があるほうから力を入れることがポイントです。

潮干狩り

●あさりがたくさんいる場所
あさりは、波が穏やかな所を好むため、外からの波が直接あたりにくい場所や、砂地に囲まれている場所に多くいます。

●あさりをとるコツ
熊手で砂を掘って「ガリッ」と音がした所に、あさりがいます。
「ガリッ」と音がした所を素手でさらに掘ると、簡単にあさりを見つけられます。

●あさりを“釣る”方法
海岸などに生えている「松の葉」を用意。
砂浜をよく見て、2つの穴を探す。これはあさりが水管をのばしてできる穴です。
2つの穴の間に松の葉を差し込み、5秒ほど待ってから引き上げます。

【撮影した潮干狩り場】
「海の公園」
住所:〒236-0013 神奈川県横浜市金沢区海の公園10番

・無料で潮干狩りができますが、以下のルールを守ってください。

  1. 幅15センチを超える貝採り器具の使用はできません。
  2. 2センチ以下の稚貝の採取はできません。
  3. 一人が一度にとっていい量は2キロ以内です。

取材協力:原田知篤さん(潮干狩りの達人)

あさりの保存術

潮干狩りの達人・原田さんによると、冷凍保存すれば3か月はおいしく食べられるとのことです。

●冷凍保存の手順

  1. 砂抜きをします。潮干狩りでとってきたあさりは、くんできた海水を使うと砂が抜きやすいです。
  2. 砂抜き後、水からあさりをあげて1時間待ちます。これにより、あさりから塩が出てきます。
    こうしないと、冷凍したときに、しょっぱいあさりになってしまいます。
  3. 塩抜き後、流水でもみ洗いして、砂や汚れを落とします。
  4. 小分けの袋に入れて、冷凍庫へ入れます。

●解凍するときのポイント

・冷凍したあさりを使う場合、あらかじめ沸騰させた湯やあつく熱したフライパンに入れてください。
そうしないと、口が開かないあさりが出てしまいます。

専門家ゲスト:品川明さん(学習院女子大学 教授)、延田然圭さん(貝料理専門店 店主)
ゲスト:光浦靖子さん、藤本美貴さん
リポーター:雨宮萌果アナウンサー