6月6日

スゴ技Q 知らなきゃ損!“パプリカパワー”使いこなし術

今回は、旬を迎えてお手ごろ価格で手に入るようになってきているパプリカについて紹介しました。パプリカは、ビタミンC含有量が野菜の中でもトップクラス、さらにそのほかの抗酸化成分を豊富に含んでいるので、【疲労しにくい体】、【免疫力アップ】、【美肌】に役立ち、これから暑くなる時期に食べたい野菜だと言います。
そんなパプリカも、街頭やNHKネットクラブアンケートで聞くと、料理のレパートリーがなく、あまり食べない、購入しないという人が多いという結果が。そこで今回は、パプリカを、その栄養分をなるべく損なわず、いろいろな料理に使いこなす技を紹介しました。

ボリュームたっぷり!パプリカの肉詰め

パプリカを使った料理といえば、炒め物とサラダくらいでバリエーションがない。そんなお悩みを解決してくれたのは、料理研究家の門倉多仁亜さんです。
門倉さんが紹介してくれた料理はパプリカを丸ごと1個使った、「パプリカの肉詰め」です。
パプリカの甘みが増すよう、40分間じっくり煮込む料理です。
パプリカに詰める肉ダネに生米を加えることで、パプリカや肉のうまみをしっかりと閉じ込めることが出来ます。

取材協力:門倉多仁亜さん(料理研究家)

抗酸化力バツグン!

調理科学の専門家、佐藤秀美さんによると、今回のレシピは、パプリカのビタミンCやビタミンE、β-カロテンだけでなく、トマトソースのリコピンも含め、抗酸化成分がたっぷり含まれているので、これからの暑くなる時期にぴったりの料理だそうです。

パプリカの肉詰め

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常備菜としても活躍!ピクルス

万能作りおき素材として、和風ピクルス専門店の瀧昌弘さんに、かつおだしの風味が効いたパプリカのピクルスの作り方を教えていただきました。
このピクルス、そのまま食べるだけでなく、ピクルス液も一緒に料理に使うことで、簡単にパプリカ料理のレパートリーが広がります。

取材協力:瀧昌弘さん(季咲亭 こうのもの 店長)、佐藤秀美さん(日本獣医生命科学大学 客員教授)

パプリカのピクルスの作り方

今回、瀧さんが紹介してくれたのは、あさイチのために考案した、約40分でできる、簡単なパプリカのピクルスの作り方でした。
電子レンジを使うことで、味が染みるのが格段に早くできるそうです。
瀧さんのオススメは、パプリカを縦4分の1に切ったあと、三角形に切ること。三角形に切ると、長さの違う繊維が一緒に口に入り、複雑な食感になるので、おいしく感じるのだそうです。

万能作りおき素材!パプリカのピクルス

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簡単料理にアレンジ

完成したピクルスとピクルス液を一緒に使った料理をご紹介しました。
刻んだピクルスをのせ、ピクルス液をドレッシングとして使うサラダ。小さく三角に切ったピクルスとピクルス液をごはんと混ぜた、ちらしずし。そしてから揚げと一緒に炒めてとろみをつけた、酢豚ならぬ“酢鶏”。瀧さんのオススメレシピです。

パプリカの目玉焼き

パプリカの目玉焼きを教えてくれたのはフードコーディネーターの長岡美津恵さんです。
かわいい花の形になるだけでなく、卵のたんぱく質とパプリカの栄養を一緒にとることができる、ボリュームも増えて、簡単・うれしい料理です。
失敗しないポイントは、輪切りにしたパプリカに卵を流し入れて焼くとき、パプリカを円に見立てて90度の部分を指で押さえて、白身を少しずつ流し入れることです。こうすることで、白身がパプリカの下から流れ出ることなく、キレイに仕上がります。

取材協力:長岡美津恵さん(フードコーディネーター)

パプリカの目玉焼き

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パプリカ食べ比べ

パプリカの全国生産量第2位である茨城県の、パプリカ農家・林大地さんを訪ねました。
林さんによると、パプリカは色によって味が異なり、特にオレンジ色がいちばん甘く感じると言います。
番組では、店頭に多く並ぶ「黄色」と「赤」の、どちらが甘いのかを調査しました。
NHKスタジオパークにお越しのみなさんに、黄色と赤2色を食べ比べていただきました。52人に聞いたところ、31対21で、黄色のパプリカの方が甘いと答えた人が多いという結果になりました。
さらに数値的にも差があるのか、測定すると、黄色の方が甘みがあるという結果になりました。

取材協力:林大地さん(Tedy)、鈴木隆一さん(慶應義塾大学 共同研究員)、NHKスタジオパークにお越しのみなさん

パプリカスイーツ

茨城県水戸市にあるホテルのシェフパティシエ、長山千絵子さんにパプリカのスイーツを教えてもらいました。
今回は、チーズムースのジュレのせ、イタリア風アイスケーキ(カッサータ)、スムージーの3品を紹介してくれました。これらのスイーツは、すべてパプリカをピュレにしてから使用しています。

取材協力:長山千絵子さん(ホテル・ザ・ウエストヒルズ・水戸 シェフパティシエ)、佐藤秀美さん(日本獣医生命科学大学 客員教授)

パプリカピュレの作り方

パプリカピュレをスイーツ向きにするためのポイントは、「パプリカの皮をむくこと」です。
パプリカをラップで包んで電子レンジにかけ、冷めるまで待つことでパプリカの皮がむきやすくなります。
佐藤さんによるとパプリカの皮はフィルム状になっており、ラップで包んで電子レンジにかけると、実から出た水分が皮との間にたまり、皮と実が離れやすい状態になります。さらに冷ますことで実が硬くなるため、皮がむきやすくなるそうです。

パプリカのピュレ

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ジュレ

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チーズムース

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イタリア風アイスケーキ(カッサータ)

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スムージー

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専門家ゲスト:佐藤秀美さん(日本獣医生命科学大学 客員教授)
ゲスト:竹中直人さん、柴田理恵さん
プレゼンター:副島淳さん(タレント)