7月11日

スゴ技Q 抹茶 世界が注目の“スーパー緑黄色野菜”

日本文化を代表する食材・抹茶が、いま世界中で大人気!注目されてるいちばんの理由は、その豊富な栄養。抗酸化作用や疲労回復に効くビタミンなどをたっぷり含んでいて、いまの季節に欠かせない紫外線対策や夏バテ予防にももってこい。そして何とダイエットにも役立つんです。
今回はおいしくて栄養満点の抹茶を使ったスゴ技料理法や、外国人考案の驚きのレシピ、簡単にできちゃうスゴい抹茶アイスの作り方、そして抹茶の歴史、保存法などをご紹介しました。

茶葉の栄養を丸ごと摂取

抹茶は、茶葉を乾燥させて粉末にしたもの。そのため、茶葉に含まれる栄養を丸ごと摂取できるんです。ちなみに煎茶など、お湯や水で抽出して飲む場合は、栄養の半分ほどしかとることができないそうです。抹茶用の茶葉は、収穫の3週間前に畑をカバーで覆い、光合成を抑えます。そうすることで、苦みが抑えられてうまみ成分がアップ、葉も柔らかくなります。高級なものは、傷まないよう大事に手摘みされています。

德永さんオススメの抹茶料理

抹茶ヨーグルトソース

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抹茶には、紫外線対策に必要な抗酸化作用のある栄養素もたっぷり含まれています。そのうちβカロテンとビタミンEは、油と一緒にとると吸収されやすい性質があります。料理研究家の德永睦子さんのおすすめは、ヨーグルトと合わせた「抹茶ヨーグルトソース」。いろいろな料理に合う、万能ソースです。

抹茶シーフードパスタ

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夏バテ対策で大切なのは上手なエネルギー補給。抹茶に含まれるビタミンB1は、炭水化物と一緒にとると、効率的にエネルギーを生み出すことができます。そこで、暑い夏でもさっぱり食べられる、抹茶のシーフードパスタを紹介しました。

ダイエットにも効果的!

抹茶スポーツドリンク

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夏に気になるダイエット。整形外科医の中村格子さんによると、抹茶に含まれるカテキンは、有酸素運動をしたときの脂肪の代謝を高めてくれそうです!運動前の水分補給にもなる、抹茶スポーツドリンクを紹介しました。

世界各国の料理にも抹茶を活用!?

MATCHAワカモレ

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日本に住む外国人向けに運営する健康関連サイトでは、海外での抹茶人気の高まりから、オリジナルの抹茶セットをネット販売しています。また、生春巻きやエッグベネディクト、ワカモレなど、世界各国の料理に抹茶を合わせたオリジナルレシピを考案し、ホームページなどで公開しています。

抹茶は二日酔いにも効果が

抹茶に含まれているビタミンCやビタミンB1は、アルコールのアセドアルデヒドの分解を助ける働きがあります。鎌倉時代の歴史がつづられた「東(吾妻)鑑」には、臨済宗の開祖・栄西が、将軍・源実朝の二日酔いを和らげるために抹茶を献上した、というエピソードが記されています。

自宅で簡単!特製抹茶アイス

食品メーカーで抹茶味の菓子を開発している池田淳一さんに、自宅で簡単にできる抹茶アイスの作り方を教わりました。100円前後の市販のバニラアイスにティースプーン1杯分の抹茶の粉末を混ぜるだけ。先に少量のアイスと抹茶をよく混ぜてから、残りのアイスを加えると混ざりやすいそうです。濃い味が好きな人は、抹茶マシマシ(2倍量)や追い抹茶もおすすめです。

抹茶は冷凍保存を

お茶の研究50年!お茶博士こと大森正司さんによると、抹茶の保存は、缶のまま冷凍庫に入れておくのがいちばんとのこと。低温と紫外線に当てないことが大事なんだそうです。使うときは、冷凍庫から取り出したあと、常温で30分以上置いてからフタを開けてください。すぐにフタを開けると抹茶が結露してしまい、香や色が損なわれてしまうのでご注意を!

専門家ゲスト:佐藤秀美さん(日本獣医生命科学大学 客員教授)、マイケル・ボブロブさん(健康関連サイト運営)、ノーマ・メレットさん(抹茶レシピ開発)
ゲスト:草刈民代さん(俳優)、鈴木浩介さん(俳優)
VTRゲスト:德永睦子さん(料理研究家)、中村格子さん(整形外科医)、中村利則さん(京都造形芸術大学教授)、池田淳一さん(食品メーカー菓子部門 開発室長)、大森正司さん(大妻女子大学「お茶大学」校長)
リポーター:副島淳さん