9月6日

調べてビックリ! じゃがいものウラ側

北海道で新じゃがの収穫が始まりました。ポテトサラダにコロッケ、肉じゃが、フライドポテトなど、じゃがいもは子どもから大人まで大人気!でも、身近な食材なのに、実は知らないことがたくさんあるんです。そこで最近登場した新しい品種や驚きの栽培現場をご紹介しました。また、ポテトトップス工場に潜入し、ことしの春、ポテトチップスが品薄になったときにどんなことが起きていたのか、お伝えしました。スタジオでは、赤や紫のカラフルなじゃがいもを使った簡単料理や、家庭でも失敗しないポテトチップスの作り方をご紹介しました。

新しい品種が続々誕生!

北海道にある農研機構の芽室研究拠点では、200ものじゃがいもの品種を交配して、新しい品種を開発しています。現在、国内で流通している品種は84にものぼります。最近人気の「インカのめざめ」や赤色の「ノーザンルビー」、紫色の「シャドークイーン」、そして、ことしデビューの「ながさき黄金」を紹介しました。スタジオでは、炊飯器で簡単に作れる、3色のじゃがいもを使ったピラフの作り方をお伝えしました。

じゃがいも栽培はとてもデリケート

じゃがいもの栽培は0.2ミリの芽から始まり、私たちの口に入るまで、8年もかかります。そのうち、芽から「原原種」と呼ばれる種芋までは、北海道にある農研機構・種苗管理センターが一括して育成しています。じゃがいもは病害虫に弱いため、できるだけウイルスや害虫が侵入してこないように細心の注意をはらって育てられている様子をお伝えしました。

北海道産のじゃがいも ことしのデキは?

去年、北海道を大きな台風が立て続けに襲い、収穫目前のじゃがいも畑に甚大な被害が出ました。その影響で、去年の全国のじゃがいも収穫量は215万トンと、戦後4番目の低さでした。その結果、じゃがいもの値段が高騰したり、一部のポテトチップスが販売休止に追い込まれました。また、ことしや来年の作柄に関わる種芋も大雨で水をかぶったものがあり、心配されています。番組では北海道千歳市のポテトチップス工場を訪ねるとともに、帯広市内のじゃがいも畑から収穫の様子をお伝えしました。

簡単には輸入できない生じゃがいも

日本では、フライドポテトなどの原料として加工された冷凍じゃがいもなどはたくさん輸入されていますが、生のじゃがいもは輸入が厳しく制限されています。生のじゃがいもや付着した土には、ジャガイモシストセンチュウなどの病害虫がいる可能性があるためです。病害虫が国内でまん延するとじゃがいもの生産に大打撃を与えるため、国は厳しい規制を設けて、輸入時には農林水産省の検査官によるチェックを行っています。現在、日本で輸入が認められているじゃがいもはポテトチップスに加工するためのものだけです。広島港での輸入検査の様子を取材しました。

ハッピーポテトピラフ

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ポテトチップス

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ゲスト:戸次重幸さん、浜島直子さん
専門家ゲスト:森元幸さん(農研機構 北海道農業研究センター)、星澤幸子さん(料理研究家)
リポーター:佐々木彩アナウンサー