10月3日

スゴ技Q スーパーマーケット攻略法

今回のスゴ技Qは、身近で便利なスーパーマーケットの、陳列の“セオリー”や、お得な情報を見逃さないチラシの見方、注目のネットスーパーの舞台裏など、スーパーマーケットをもっとお得に利用し、活用するワザを紹介しました。さらには、「総菜がおいしい」と開店前から行列ができるスーパーマーケットの秘密にも迫りました。

スーパーマーケットの「陳列の“セオリー”」

お買い得商品を見逃さないスゴ技を教えてくれたのは、スーパーマーケットについて研究している池田満寿次さん。池田さんのオススメは、効率よく売り場を回るためには、生鮮食品売り場を回ったあと、お買い得商品が置いてある「要所」をおさえるようにして見て回ることです。その「要所」のひとつが「エンド陳列」。売り場の中央にある棚の端に備え付けられ、比較的お買い得商品が並んでいます。そのほかにも旬のものを島のように陳列して置いている「シマ陳列」や、見切り品などを、通路の目立つところに時々現れる陳列している「ジャマ陳列」も、池田さんがオススメのチェックするべき「要所」です。
また、売り場の担当者の顔写真入りのPOPや、季節性の強い“○○フェアー”なども、お得な商品が並ぶ可能性が高いので要チェックです。

取材協力:池田満寿次さん(流通経済研究所 主任研究員)

お得情報を見逃さない「チラシ」

お得情報が満載のチラシ。チラシは大きく分けて単色のものとカラーのものの2種類あります。節約アドバイザーの和田由貴さんによると、価格の数字がメインの単色チラシのほうが、インパクトのある数字を打ち出すために、お買い得商品が掲載されている傾向があるそうです。
カラーチラシは、土日にまとめ買いをする客や週末の家族団らんに向けた、ステーキ肉などの“ちょっといいもの”が掲載される傾向にあります。

取材協力:和田由貴さん(節約アドバイザー)

忙しい主婦の味方「ネットスーパー」

NHKネットクラブアンケートでは、「不安・・・」という理由で、あまり利用されていないネットスーパー。実は、ネットスーパーで頼んだ商品は、プロの目でしっかりと目利きされて選ばれます。冷凍、冷蔵、常温とそれぞれの商品によって温度管理が徹底され、鮮度の保たれた商品が手元に届きます。さらには、天候や重量も気にしなくていいので、雨の日のお買い物に利用したり、お米や飲料などの重い商品やトイレットペーパーなどのかさばる商品を購入するのも賢い使い方です。

※送料やシステムについては、各店舗ごとに異なるので、各ネットスーパーのホームページなどで確認してください。

取材協力:和田由貴さん(節約アドバイザー)

本来の鮮やかさ「スーパーマーケットの照明」

スーパーマーケットの照明は、それぞれの食材が本来の色に近い状態で見られるように進化しています。その物の本来の色とは、太陽光のもとで見た色なんです。太陽光のもとで見た状態を100点だとすると、スーパー専用の照明では、肉なら95点、白身魚なら97点なのですが、家庭用のLED照明では、白身魚は92点となかなかの点数ですが、肉に関しては16点と、太陽光とはかけ離れており、食材本来の色を見ることができないのです。
「スーパーマーケットで見たときは、おいしそうな色をして見えた食材が、家に帰って見てみると色がくすんで見えた」という経験は、このLED照明の差によるもの。特に赤色は食材本来の色が家庭用のLED照明では再現しづらいため、赤色の肉やトマトは、家で見るとがっかりしてしまうことが多いのです。

取材協力:辻川英章さん(LEDスペシャリスト)

開店前から行列「スーパーマーケットの総菜」

宮城県仙台市に、開店前から行列ができるスーパーマーケットがあります。総菜が人気で、地元はもちろん、全国にその評判は広まっています。その総菜のおいしさの秘密は、ひと手間をかけること。「ひと手間を加えて愛情を持って作らないといけない」と社長の佐藤啓二さんは言います。今回は、そんな人気の総菜のひと手間を、特別に教えてもらいました。
まず、おにぎり。おにぎりは、ごはんが熱いうちにめんつゆと酒を入れ色見よく、照りを出します。そして、握るのではなく、やさしく形作ることで、米がつぶれずふっくらと仕上がります。
続いて、タマゴサンド。ゆで卵を、白身と黄身を分けてから丁寧に潰すことで、味つけしたあとにふわふわの仕上がりになります。
そして、今の時期にぴったり、人気の「くりおこわ」。くりの渋皮を2割程度残し、くりをつけた水とごぼうをつけた水を調味液に加えることで、風味よく仕上げます。こちらのスーパーマーケットでは、蒸し器で蒸して作っていましたが、ご家庭にある炊飯器で作る場合は、くりは完全に渋皮を取り除き、渋皮は捨てずに取っておきます。渋皮を水につけ、その水をもち米3合に対して大さじ3の割合で調味液に加えて炊くことで、くりの香り高く、人気総菜「くりおこわ」の味に、近づけることができます。

取材協力:佐藤啓二さん(主婦の店さいち 社長)、小野寺敏夫さん(調理長)

専門家ゲスト:池田満寿次さん(流通経済研究所 主任研究員)
ゲスト:増田明美さん(タレント)、千葉雄大(俳優)
プレゼンター:副島淳さん(タレント)