10月30日

SNS オトナのつきあい方

写真SNS「インスタグラム」。20代の女性を中心に急速に利用者が広がっているソーシャルメディアです。いわゆる「インスタ映え」する商品や場所が人気となり個人消費をけん引、GDPを押し上げているという推測がなされ、多くの企業も「インスタ映え」には注目しています。
しかし、こうした「インスタ映え」する写真を一枚投稿するために、若い女性がたくさんの時間と労力を費やしている事実は、「あさイチ」世代にとってはまだまだ理解しにくい世界・・・。そこで、女子大生グループに密着し、彼女たちならではの事情をお伝えしました。
また、投稿した写真を多くの人に見てもらい、「いいね!」がほしい、そんな「自己承認」欲求に答えるサービスや、わが子がアップした写真から個人情報がもれないか、写真の中の「危険ポイント」について、など紹介しました。

インスタ映えを求めるあまり・・・

投稿した写真に対する「いいね!」の評価は、投稿した人の「承認欲求」を満たす役割があります。そのため、より多くの「いいね!」を獲得するため、「インスタ映え」に躍起になってしまう人もいます。あるマーケティング会社の調査によると、自分をよく見せるために投稿内容や写真を脚色したことがある人は、29%。事実ではないことを投稿することがあると答えた人は、14%いました。
また、「インスタ映え」を狙うあまり、「友だち役」を雇って写真撮影するサービスや、人気者を装うために「フォロワー」と呼ばれるファンを売買するビジネスも登場しています。

他人のSNS投稿のお得な検索活用

たとえばお出かけ先で食事場所を探したいとき。SNSの検索機能を使うと、みんなが投稿した写真が、新しい順番に挙がってきます。検索エンジンでは、まず文字情報があがってきますが、例えばインスタグラムだと写真が表示されるので、ほしい情報が一目瞭然。感覚的に気に入ったものを見つけることができます。SNSは、リアルで最新の口コミなんです。

その写真から、個人が特定できるかも・・・

SNS上に、フルネームや住所を直接投稿しなくても、複数の投稿を組み合わせることで個人が特定できる場合があります。写真の背景や、ちょっとした映りこみなどにも情報が潜んでいます。自宅が特定される危険性がある情報を投稿しない、自分の行動パターンを誰かに読み取られないようにするためのポイントを紹介しました。

1)道路での撮影

注意ポイントは、犬の横に写っている側溝。拡大すると、「せたがや」の文字が。側溝やマンホールには、自治体のマークがデザインされていることがあるため、写真を撮影した地域がわかります。さらに「家の近くで・・・」と投稿文に書いてしまうと、世田谷区に家があることを特定できてしまうんです。

2)自宅での撮影

注意ポイントは、制服、鏡に映りこんだカレンダー、鍵。
制服は、特徴などをインターネットで検索すれば、どこの学校か特定できてしまいます。
カレンダーに、個人商店の名前などの記載がある場合、そこから投稿者の生活エリアが絞り込めます。
鍵は、オリジナルキーだと数字が刻まれていることがあり、その番号だけで合い鍵が作れる場合があります。

3)景色に注意

景色は、そのものが情報になってしまいます。ゴルフの練習場など目立つ建物が映っているため、撮影場所を絞り込むことができます。また写真の角度をみると、撮影をした階数もおよそ絞り込むことができます。

専門家ゲスト:熊坂仁美さん(SNSコンサルティング会社社長)、はあちゅうさん(作家 ブロガー)、小木曽健さん(IT企業 安心安全チームマネージャー)
ゲスト:ふかわりょうさん、益若つばささん
リポーター:佐藤俊吉アナウンサー