11月28日

スゴ技Q 使いこなせている?ブラシ

今回のスゴ技Qのテーマは「ブラシ」。ヘアブラシ、歯ブラシ、メークブラシ、掃除用ブラシ、毎日のようにお世話になっている日用品ですが、何気なく使っているだけなんて方も多いのでは?でも、ブラシにも効果的な使い方や適切なお手入れ方法があるんです!
9割もの人が間違っていた、ヘアブラシの正しい使い方や、汚くなったヘアブラシのお掃除方法や清潔にキープする方法。そして、1本あれば、これからの大掃除の季節に便利な意外なブラシや、いろんな場所で活躍するおもしろいブラシの数々などスゴ技満載で、ご紹介しました。

ヘアブラシの使い方

毛髪診断士で美容師の沖島美雪さんに抜け毛や切れ毛を減らすヘアブラシの使い方を教えてもらいました。
ヘアブラシを使った髪のとかし方についてNHKネットクラブアンケートでアンケートをとってみると、間違ったとかし方をしている人が9割もいました。最も多くいらっしゃったのが、「根元から毛先まで一気にとかす」派のみなさん。沖島さんがおすすめするのは、髪をとかしやすい量に小分けにし、さらに髪を長さに対して根元、中間、毛先の3分割して、毛先→中間→根元の順にとかすこと。最も絡まりやすい毛先を先にとかし、中間、根元の順にとくことで髪への負担が軽減されるといいます。
ヘアブラシの持ち方にもポイントがありました。柄の部分をがっちりと握るのはNG。ブラシの台の部分を親指と人さし指で挟むように持ち、ヘアブラシを安定させることが重要なんです。こう持つことで、ブラシに力がかかりすぎず、髪への負担を減らすことができるんです。
スタジオでは髪をとかすタイミングについても詳しく紹介してもらいました。
沖島さんのおすすめは、髪を洗う前。ぬらす前の乾いた状態でとかすことで、髪についたちりやホコリ、フケなどをおおまかに取り除くことができます。あとは、お湯だけで1度流せば、大部分の汚れを落とすことができるそうです。シャンプーの使用量も減らすことができ、髪と頭皮への負担を減らせます。
反対におすすめできないタイミングはお風呂から出た直後など髪がぬれている状態のとき。
ブラシをあてる前に、ドライヤーでしっかり乾かしてから、ブラシを使用してください。

取材協力:沖島美雪さん(毛髪診断士 美容師)

ヘアブラシのお手入れ方法

皮膚科医の植木理恵さんによると、髪の毛や皮脂、ホコリなどが絡まって汚くなったブラシを使い続けていると頭皮の炎症や嫌なにおいの原因になってしまうそうです。
そこでブラシのお手入れ方法を、ヘアブラシメーカーで研究開発をする横谷大輔さんに教わりました。週に1度の水洗いが横谷さんのおすすめ。ぬるま湯にシャンプーを数滴入れてよく混ぜたら、ブラシを入れて振り洗いするだけです。ブラシの汚れは頭皮の汚れとだいたい同じなので、シャンプーがちょうどいいそうです。それでも落ちない絡まった汚れは、指で優しくなぞって落とします。あとは水ですすいで、陰干しすればOK。
さらに、“週一の水洗いなんて面倒くさい”という方にイチオシの、ヘアブラシを清潔に保つ簡単なスゴ技も教えてもらいました。用意するものはナイロン製のストッキング。ブラシの先端を差し込むように、ブラシ全体にかぶせるだけ。あとは、そのまま使用し、汚れがたまったら、ストッキングをはがせば、絡まった髪の毛だけでなく汚れまでも取り除いてくれるんです。

取材協力:植木理恵さん(皮膚科医)、横谷大輔さん(ヘアブラシメーカー研究開発)

洗車ブラシ

まもなく、大掃除の季節。お風呂場の掃除が面倒という方も多いはず。タイルの目地に、でこぼこの床、入り組んだ立体構造をしている蛇口周り、そして見るのもいやなドロドロの排水口など・・・。それぞれの場所に適したブラシやスポンジ、さらには使い古しの歯ブラシを使い分けて掃除をすると、いちいち持ち替えたりするため結構な時間がかかってしまいませんか?
そんなお悩みを解決してくれたのが、ハウスクリーニングチェーンで技術指導を行う、尾崎真さん。尾崎さんによると、浴室の掃除には、お掃除のプロなら誰でも持っているという“洗車ブラシ”がおすすめだそうです。車のボディー用のブラシは、「毛先が細かく」、「毛足が長く」、「適度な弾力でしなる」ため、目地、でこぼこな床、蛇口周り、排水口と1本で浴室中の掃除ができるそうです。中性洗剤を洗車ブラシに吹きかけ、汚れている部分にたたくように洗剤を塗り広げます。そのまま1分間ほどおいたら、あとは力を入れずに軽くちょこちょこと動かすように磨きます。ブラシの重さを使って磨くだけで、毛先が隅々まで届きます。

取材協力:尾崎真さん(ハウスクリーニング技能士 ハウスクリーニングチェーン 技術指導)

こんなところにもブラシ

今回は、家庭用のブラシ以外の特殊なブラシも紹介しました。まずは電車専用の洗車ブラシ。ブラシの断面は約1ミリ幅で断面が十字型になっています。十字型なのは、毛を1本1本密着させるため。これを1穴72本分を植え込み、それを151穴つけて1つのブラシが完成。そして支柱に取り付け回転させて使います。
次は道路清掃車のブラシ。硬くて鋭い鉄のブラシ。ひとつひとつ職人の手作りです。
最後に紹介したのは食品工場の機械を洗うブラシ。もしも間違ってブラシが混入してしまっても取り除けるように毛に金属が練りこまれており、金属探知機で発見できる工夫がありました。
さらにスタジオでは、魚焼きグリルやブラインドなどの汚れを簡単に落とすことができる、さまざまなブラシもご紹介しました。

専門家ゲスト:沖島美雪さん(毛髪診断士 美容師)
ゲスト:内山理名さん(俳優)、前川泰之さん(俳優)
プレゼンター:副島淳さん(タレント)