1月10日

子どもの授業が激変!2018教育改革最前線

いま、学校の授業が大きく変わろうとしているのをご存じでしょうか。スマホで検索すれば何でも教えてくれる時代、知識を学ぶだけでなく、「知識をつかう力」を育てようと、国を挙げた教育改革が始まっているんです。
本格的な導入は2020年からですが、それを見越してすでに全国の学校で「改革」は進行中。「先生の話を座って聞く」という親の世代が慣れ親しんだスタイルは過去のものに!?番組では、各地の学校現場を取材して、教育改革の最前線をご紹介しました。

そもそも「教育改革」とは?

国が学校の教育内容やカリキュラムを定めた「学習指導要領」がおよそ10年ぶりに改訂されます。小学校では2020年~、中学校では2021年~、高校では2022年~、全国の学校で新しい教育がはじまります。
以前の改訂は、いわゆる「ゆとり教育」の導入など、教える“知識の量”を増減させることが焦点でした。それが今回は、「知識を使う力」を身につけることが、教育の目的に加わりました。思考力・判断力・表現力など、社会に出てから必要とされる力を学校でも教えようというねらいです。

学校の授業はどう変わるの?

どんな授業をすれば「知識を使う力」が身につくのか。そこで注目されているのが「アクティブ・ラーニング」という手法です。“先生の話を座って聞く”のではなく、子どもたちが発表したり、議論したり、“子どもが主体となって活動する”授業スタイルです。「アクティブ・ラーニング」とは一体どんなものなのか、数年前から導入している学校を取材しました。

取材協力 大阪市立本田小学校/茨城県立並木中等教育学校

「考える力」に効く会話術

「考える力」を身につけるには、家庭の役割がより重要になるとも言われています。授業や宿題が変わり、お子さんが戸惑っていたらどうすればいいのか。そんな場合に役立つ家庭での「会話術」を、アクティブ・ラーニングの専門家、得能絵理子さんに教えてもらいました。

ポイントは2つ
1)最初は、単語で答えられる簡単な質問から
2)次に、なぜそう答えたのか理由を聞く
順を追って聞くと、子どもの頭の中が整理され、考えを表現しやすくなるそうです。

入試も変わる!

教育改革では入試も大きく変わります。私立中学の入試では、知識を覚えるだけでは解けないユニークな問題が急増中。また、2020年には大学入試センター試験が廃止され、新たに「大学入学共通テスト」が導入されます。「考える力」や「表現する力」をみるため、国語と数学で記述問題が加わります。採点方法をどうするかなど、現在準備が進められています。

「考える力」育てる新たな取り組みも

子どもの「考える力」を伸ばすことに、企業も注目しはじめています。
千葉県柏市にできた、ものづくりを通じて「考える力」を伸ばそうというユニークな施設を紹介しました。

専門家ゲスト:羽根拓也さん(人材開発プロデューサー)、西川龍一さん(NHK解説委員)
ゲスト:パトリック・ハーランさん(お笑い芸人)、石田ひかりさん(女優)
VTRゲスト:得能絵理子さん(アクティブ・ラーニング専門家)
リポーター:遠藤亮アナウンサー