1月15日

うどんライフ ワンランクアップ!

ここ最近、年明けに食べる新たな風習が広がりを見せるなど、ひところのブームを経て人気が定着した感のある「うどん」。温かくて消化がいいうどんは正月で疲れた胃を休めるのにも最適!まさに今の時期に食べたい麺です。今回は、家庭のうどんをワンランクアップさせるひと手間から、全国各地のご当地うどんのトレンド情報、さらに、小麦粉と塩だけで、家庭でも簡単に手打ちうどんを作る方法など、あなたのうどんライフに役立つ情報満載でお届けしました。

いつものうどんをワンランクアップ!

手軽さが魅力の「チルド麺」と「乾麺」のうどん。
工学院大学の山田昌治教授に、食感をよくする方法を紹介してもらいました。

チルド麺の歯ごたえ、弾力性、コシをアップさせる方法

  1. 袋から出したうどんを、電子レンジ対応の器に入れ、ラップをかける。
  2. 出力500ワット、調理時間2分間の設定で温める。(この設定は厳守してください)
  3. 沸騰した湯で、1分間ゆでる。

計測の結果、電子レンジで温めるひと手間を加えた麺は、ゆでただけの麺と比べて歯ごたえが1.5倍に、弾力性は1.4倍に、コシは3.5倍にもなりました。

うどんには、グルテニンという成分があり、適度な水分を含むことで弾力のもととなっています。
チルド麺のグルテニンには、調理がしやすいように、水がたくさん含まれています。
電子レンジで加熱することにより水分が減り、弾力が戻ったと考えられます。

乾麺の歯ごたえと弾力性をアップさせる方法

  1. 2リットルの水に、糸こんにゃく250グラムを入れて、火にかける。
  2. 沸騰したら、乾麺100グラムを入れ、外袋に記載されたとおり、ゆでる。

計測の結果、糸こんにゃくを入れてゆでた麺は、入れなかった麺と比べて歯ごたえと弾力性が、それぞれ10%以上、増えていました。

糸こんにゃくには、凝固剤として水酸化カルシウムが含まれています。
この物質が、ゆでて溶け出し、麺の成分と結合したため、麺が丈夫になったと考えられます。

乾麺をもちもち食感に変える方法

  1. 大きめのフライパンで、水500ミリリットルを沸騰させる。
  2. 半分に折った乾麺100グラムを入れ、フタを閉める。
  3. 外袋に記載された時間と同じだけ蒸す。焦げ付かないよう、火力調整をする。
  4. 火を止めたら、麺がフライパンに張り付かないうちに、手早く皿に移す。

うどんをゆでることで溶け出すでんぷんが、蒸すことによって流出しないため、もちもちした食感になったと考えられます。

自宅でできる うどん打ち!

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専門家ゲスト:山田昌治さん(工学院大学 先進工学部教授)、蓮見壽さん(うどん評論家)
ゲスト:綾戸智恵さん、塚地武雅さん
リポーター:遠藤亮アナウンサー