2月9日

プレミアムトーク 瀬戸内寂聴

月1回の法話や作家としての仕事で多忙な日々を送る、現在95歳の瀬戸内寂聴さん。
しかし、寂聴さんは4年前、腰椎の圧迫骨折や胆のうガンで長期入院し、うつにもなりかけました。去年も足と心臓のカテーテル手術を経験しました。
度重なる病を乗り越えた瀬戸内さんが、このほど小説「いのち」を書きあげました。身を削る思いで取り組み、みずからが“最後の長編小説”と呼ぶこん身の作品です。親交のあった2人の女性作家の思い出を中心に、みずからの老いと命を見つめています。波乱万丈の人生の中で、女性の情念や愛を描き続けてきた瀬戸内さん。老い、病、仕事、そして女であることへの思いをじっくりと伺いました。そんな寂聴さん、「最近、自分がどんどん若返っている気がする」とか。若い人から新しい情報を吸収し、楽しく笑いのある生活がその理由。今、寂聴さんに最も影響力がある人物が、29歳の瀬尾まなほさんです。大学を卒業して秘書となり、掃除、食事、そして仕事のマネージメントと刺激的な2人の暮らしは8年目を迎え、その日々をつづったエッセイも発表しています。瀬尾さんの目に映る寂聴さんは、「週刊誌が好きな“普通のおばちゃま”」、「書くことは命と言いながら、なかなか筆が進まず、締め切り前はいつもハラハラドキドキ」などなど、瀬尾さんしか知らないおちゃめな一面も暴露。プレミアムトーク最高齢、瀬戸内寂聴さんの意外な素顔に迫りました。

番組で紹介した本

  • 「いのち」瀬戸内寂聴・講談社
  • 「おちゃめに100歳!寂聴さん」瀬尾まなほ・光文社

ゲスト:瀬戸内寂聴さん(作家・僧侶)、瀬尾まなほさん(秘書)