皆さんの一日が気持ちよく元気に始まってほしい!そんな願いをこめて、今回は見ているだけでうっとりしてしまうキレイな逸品や、ついついヨダレを垂らしてしまうぜいたくな食材を選りすぐって紹介しました。まずは石川県能登半島で見つけた“超高級しいたけ”。初競りでは一箱(6本)17万円の値がつき、栽培できる確率もわずか1%と言われるしいたけです。そして100グラム3万円の珍味“干しくちこ”。なまこの卵巣を乾燥させて作られたその味は超絶品!そのほか、一流茶室の壁や天井に使われるおもてなしのブルー“金沢の群青”や、世界の有名ブランドも認めた華麗な伝統技術“赤絵細描(あかえさいびょう)”などなど、朝からゴージャス気分に浸れる逸品を紹介しました。
初競りでは1箱17万円! 超大型しいたけ「のとてまり」
石川県の能登地方で作られている大型のブランドしいたけ「のとてまり」。肉厚な身が生み出す歯ごたえの良さから「山のアワビ」とも呼ばれ、県内の高級レストランなどで提供されています。収穫は12月~3月までで、通常は1個1,000円ほどで売られています。
100グラム3万円! 高級珍味「干しくちこ」
くちことは、ナマコの「卵巣」のこと。ナマコ全体の約1割からしかとれず、1匹からとれる量もわずか数グラム。そのくちこをぜいたくに約40匹分集め、乾燥させて作ります。高級料亭などで重宝されている珍味です。
女性に人気! 鮮やかで繊細な「赤絵細描」
九谷焼伝統の技法「赤絵細描」。海外の有名ファッションブランドからコラボ商品の製作を依頼されるなど、世界が注目する職人さんの技を見せてもらいました。また、最近では女性に人気だという赤絵を使った“ネイルアート”も体験しました。
最高級のおもてなし 金沢の「群青の間」
金沢でもっとも高貴な色とされている「群青色」。加賀藩主の前田家が大切な客をもてなすために使ったのが始まりで、いまでも料亭や旅館の特別な部屋に群青が使われています。美しい群青の間と、その壁を塗る左官職人をご紹介しました。