3月27日

スゴ技Q 身近で気になる “ひも”

靴ひもやリボン、電気コードなど、生活のさまざまな場面で使われる“ひも”。でも、ほどけたり、絡まったりと、使いこなすのは意外と難しいもの。そこで、ひもにまつわるイライラを解消し、使いこなすスゴ技を紹介しました。

「電気コードのイライラ」解消術

電気コードのイライラ(1)「ドライヤーのコードのねじれ」

いつの間にかコードがねじれてしまう理由を、人間工学の専門家・三林洋介さんに調査してもらいました。すると、ねじれの大きな原因は、使用後のしまい方にあることが判明。本体にコードを巻き付けると、それだけでねじれが発生してしまうんです。しまうときはコードを巻きつけずに、優しく折りたたんで収納しするようにしてください。

電気コードのイライラ(2)「イヤホンが絡まる」

カバンやポケットに入れたイヤホンが絡まってほどけない・・・この問題を解決するため向かったのは、埼玉大学の数学科。教授の下川航也さんによると、数学の世界では100年以上前からひもの絡まり方に関する研究が行われており、その考え方を応用し、イヤホンを絡まりにくくすることが出来るといいます。
その方法は、2本のケーブルを束ねるパーツ「ケーブルスライダー」をいちばん上、耳の近くに移動させておくこと。2本のケーブルが1本にまとまり、ケーブル全体の長さが短くなるため、絡まりにくくなると言います。簡単にできる絡み予防のスゴ技、ぜひお試しください。

【取材協力】
三林洋介さん(東京都立産業技術高等専門学校 教授)
下川航也さん(埼玉大学数学科 教授)

こん包用品店で発見!生活に役立つひも

創業90年以上のこん包用品店で、生活に役立つ便利なひもをご紹介しました。
1つ目はラッピングに便利なワンタッチリボン。
中に通されたひもを引っ張るだけで簡単に花の形が出来上がります。40年以上前からある商品ですが、近年さまざまなタイプが登場し、人気再燃中だといいます。

便利なひも2つ目は、平たい荷造り用のひも。応援用のポンポンを作るときに使われることが多いですが、段ボールや新聞などを縛るときに使うと、幅が広いためズレずにしっかりと縛れます。
しかし、素早く引き出そうとすると、ひも自体が動いてしまい扱いづらいのが難点。
そこで、ベテラン社員の北澤さんに教わったのが「芯を抜いて、内側から引き出す」方法。
テープを地面にたたきつけ、変形させると簡単に芯が抜けます。ひもを内側から引き出すと、素早くひいても動かず、ストレスなく使用することが出来ますよ。

※けがをしないよう床など安定した場所で注意をして行ってください

【取材協力】
杉崎悦子さん(こん包用品会社ラッピングインストラクター)
北澤弘和さん(こん包用品会社 店舗企画部)

ほどけにくくなる!靴ひもの使いこなし術

日常生活で最も身近な“ひも”といえば靴ひも。スポーツ用品メーカーのランニング指導員・西岡勝義さんに聞くと、正しい靴ひもの使い方を教えてもらいました。

ひもは上から通す?下から通す?

穴の上から通す「オーバーラップ」は、足を包み込み靴の中で動きにくくなるので、しっかりとしたフィット感を好む人におすすめです。
一方、穴の下から通す「アンダーラップ」は、足に合わせた自然な通し方で圧迫感が少ないため、長時間履く場合に向いているといいます。

謎の穴(いちばん上の横についている穴) どうやってひもを通す?

スポーツシューズなどで空いていることが多い「謎の穴」の正しい使い方をレクチャー。
靴ひもを、そのまますぐ隣の穴へ通して輪っかを作ります。あとはそれぞれのひもを反対側の輪の中に入れて結ぶだけ。普通に通した場合に比べ、かかとをしっかりと固定できるようになります。

平たいひもと丸いひも どっちがほどけにくい?

ほどけにくいのは「平たいひも」。平たいひもは丸いひもと比べて互いのひもが接する面積が大きくなる上、食い込みやすい形のため、ほどけにくくなります。そのためスパイクや競技用シューズに使われることが多いと言います。
一方で丸いひもは、丈夫で切れにくく、弾力があるため柔らかい履き心地になるのが特徴です。

ほどけにくい靴ひもの結び方

ちょうちょ結びで作る2つのちょうの羽のうち、2つ目に作った羽を手前の輪っかの中に通します。あとは普通に引き締めれば、ほどけにくいちょうちょ結びの完成です。

【取材協力】
西岡勝義さん(スポーツ用品メーカー ランニングインストラクター)

ひもを使って一工夫!ラッピング術

リボンのように目立ちすぎず、さりげなく贈り物を引き立ててくれるのが“ひも”。
ラッピング作家の正林恵理子さんに、誰でも簡単にできる“ひも”を使ったラッピング術をうかがいました。

米袋風ラッピング

用意するのは紙袋と紙ひも。
紙袋の中に包むものを入れたら、袋の口の部分にひもを挟んで折り込みます。
2~3回巻いて、あとは普通に結ぶだけ。

シャツ風ラッピング

封筒のふたの部分にマスキングテープなどを貼り付けます。
封筒の真ん中に折り目をつけ、全体が台形になるように折り畳んでいきます。
裏側からふたの部分にひもを通したら、ちょうちょ結びをして、完成。

オリジナルバッグ

用意するのは取っ手のひもと、お店でもらえる小さめの紙袋。
袋のマチの部分を外へ張り出すように折りたたんでいきます。
中に物を入れたら袋の口を一折りし、両面テープを使って上からひもを貼り付けます。
あとはお好みで、外国の印刷物などを付け加えれば、完成。

【取材協力】
正林恵理子さん(ラッピング作家)

ゲスト:山本美月さん(俳優)、斎藤司さん(トレンディエンジェル 芸人)、伊東四朗さん(俳優)
VTRゲスト:三林洋介さん(東京都立産業技術高等専門学校 教授)、下川航也さん(埼玉大学理学部数学科 教授)、杉崎悦子さん(こん包用品会社 ラッピングインストラクター)、北澤弘和さん(こん包用品会社 店舗企画部)、西岡勝義さん(スポーツ用品メーカー ランニングインストラクター)、正林恵理子さん(ラッピング作家)
プレゼンター:副島淳さん(タレント モデル)