5月23日

聞いて!わが家の“想定外”~私が仕事に出てみたら・・・

予告HPに使っている写真(5人の女性歩き)

想定外ボード

お金・夫・子ども・私込みで

「こんなはずじゃなかった・・・」
人生には、さまざまな“想定外”に出くわすことがあります。そんなとき、どう考え、どう行動するのか。そんな“想定外”から、人生の歩き方を学ぶこの企画。今回の“想定外”は「私が仕事に出てみたら・・・」。
実は今、働く女性の数は右肩上がり。40代以上の女性で仕事をしている人は、ここ数年、毎年約50万人ずつ増え続けています。お金のため、自己実現のため、さまざまな理由で仕事に出て行く女性たち。でも、ふと家庭を顧みると、「働いてもなぜか赤字」「知らなかった夫の本音」「子どもにうれしい変化」など、家ではまさかの“想定外”が・・・。そんな女性たちの経験から、人生を豊かにするワザや考え方、教訓を学びました。
番組内や、視聴者から寄せられたエピソードを、平松昭子さんがスタイリッシュにイラスト化しました。

お金の想定外「塾代を稼ぐはずが、それ以上の出費」

子どもが中学生になり、塾代の負担が増えたことから、家事育児に影響のない範囲で週2日のパートに出たものの、ブランクは思ったより深刻で心身ともに疲れ、稼いだお金がお総菜代や栄養ドリンク代に消えてゆく。さらに仕事のつきあいやそのための洋服も“必要経費”と払っていくうちに、これなら仕事しないで節約したほうがよかったのかも?と驚くほど出費がかさんでしまった事例をご紹介しました。

教訓 10年後と 同じと思うな 知力体力 by カナコ

夫の想定外「働きに出て明るみになった夫の本音」

妻や子どもにまるで無関心な夫。問いかけても無視したり返事がおざなりなことに妻は傷ついてきました。そして家のローンや養育費に不安を抱きますが、夫の稼ぐお金が足りないというと夫を傷つけると思い、動機を隠して働きに出たいと申し入れます。夫は「今までどおり家事や育児ができるなら」ということで、子どもを会社の託児所に預け、ハードな仕事を始めます。ところが仕事先で出会う家を見ると、お礼やねぎらいの言葉があたりまえに発せられ、その家の夫の優しさを垣間見るにつれ、夫の冷たさをより意識することに。やがて外の世界に魅力を感じ、相談相手の男性から好意を打ち明けられたりも。そんな時に夫が妻の携帯を盗み見て激怒。口論の末、夫は妻を「好きだった」と告白。破たんしていたと思っていた夫婦関係が、夫はそう思っていなかったことが想定外だったという事例をご紹介しました。

教訓 言えばよかった「私、つらい」と by ユカ

子どもの想定外「子どもが自主的に勉強、成績も上がった」

以前はうるさく言わないと勉強しなかった子どもが、母親がパートに出ることでより勉強をしなくなるのではないかという心配をよそに、自分から勉強をするようになり、さらに仕事に頑張る母親を気遣えるように。母親が職場の人間関係から、子どもも一人の人間と認めるように変わったことで、子どもはやさしくなったと感じたことがきっかけだといいます。また、仕事をする前は、家事が苦手な専業主婦だった妻は、夫が家のことにもよく気が付き料理も得意だったため、夫が良かれと思ってしたさまざまな先回りに傷つきプレッシャーを感じていました。ところが仕事を始めてからは自分に自信もつき、夫の先回りにもむしろ感謝できるようになったという事例を紹介しました。

教訓 子どもも ひとりの人間 by ミチコ

私の想定外「軽い気持ちで始めた仕事が人生を180度変えた」

第二子が生まれるまで、電子オルガンの講師・演奏者として音楽の世界で活躍するも、子どもが病気がちだったためキャリアを断念。その後、知り合いからふとパートに誘われ、軽い気持ちで引き受けたらそこはプロ野球の選手寮の食堂で、選手に食事を出す仕事。そこで今までの繊細な表現の世界と正反対の、食べて筋肉になるというシンプルな世界に驚くも、その価値観を受け入れそこで頑張るうちに、「食」のすばらしさを実感。今は老舗料亭で料理の基本を一から学び始め、将来は自分の店を持ちたいとの夢も芽生え、楽しく人生の階段を登っているという50代女性の事例を紹介しました。彼女は、特に女性は、一つの仕事の階段をまっすぐに登っていくのではなく、家事育児やさまざまな仕事で横に向かっているように思えながら、そこを一生懸命歩いていれば自然に上に上っている、らせん階段のようなものだと考えるようになりました。

教訓 女の人生はらせん階段  by ヒロコ

専門家ゲスト:横山光昭さん(家計再生コンサルタント)、八巻秀さん(臨床心理士・駒澤大学文学部心理学科教授)、平松昭子さん(イラストレーター)
ゲスト:水野美紀さん、ギャル曽根さん
リポーター:森田洋平アナウンサー