6月4日

大ブームの炭酸水 徹底活用術

炭酸水が今、大ブーム。去年までの10年間で生産量はなんと約8倍に!強い刺激やキレ味にこだわった新商品が続々と発売され、自宅で手軽に炭酸水を作れる家電も売り上げが伸びています。そこで、炭酸水が秘めているパワーを徹底調査しました。

炭酸水の飲み方で変わる!ダイエットにも食欲増進にも

60分間のドーナツの食べ放題実験で、炭酸水と食欲の関係を検証しました。実験の結果は、食前に500ミリリットルの炭酸水を飲んだチームは1人当たり6個、炭酸水を飲まなかったチームは1人当たり7個、コップ1杯の炭酸水を食前と30分後の2回飲んだチームは1人当たり8.5個となり、炭酸水の飲み方で2.5個も差が出ました。炭酸水を一気に500ミリリットル飲むと食欲がなくなるのは、胃がぱんぱんに膨らんでぜん動運動が弱くなり、また胃の中に炭酸ガスが充満して満腹中枢が刺激されるためです。一方、コップ1杯の炭酸水を飲むと食欲がわくのは、適度な炭酸ガスが胃壁を刺激してぜん動運動が活発になり、消化吸収を促すためです。

炭酸泉で血流アップ

炭酸水のお風呂「炭酸泉」は、普通のお湯に比べて低温かつ短時間で血行がよくなります。番組では、炭酸泉に何分入ればその効果が得られるのか、血流量を測定する実験を行いました。普通の湯に入浴した場合、5分後の血流量は8.0ミリリットル/分/100グラム、10分後は9.6ミリリットル/分/100グラムでした。一方、炭酸泉では5分後で12.8ミリリットル/分/100グラム。また、10分後は14.2ミリリットル/分/100グラム。このことから、普通の湯に10分入るよりも、炭酸泉に5分入るほうが血行促進効果が大きいことがわかりました。実は、炭酸泉に入ると、二酸化炭素が皮膚の中に入り込みます。その二酸化炭素が毛細血管を広げる働きをするため、血行がよくなるのです。

肌荒れ解消

皮膚科・形成外科医の齋藤真理子さんは、10年前、肌荒れに悩んでいました。塗り薬や飲み薬、レーザーなどさまざまな治療を試しましたが、なかなか改善しませんでした。しかし、炭酸パックを毎日行ったところ、3か月で肌荒れが解消しました。これは、炭酸によって血行がよくなり、肌の新陳代謝が促されたことに加え、炭酸の泡が肌の皮脂を吸着して取り除いたためとみられます。

家庭で簡単にできる「炭酸パック」

  1. コットンに炭酸水をひたひたになるまでかける。
  2. 肌に5~10分のせておく。

途中で、コットンに炭酸水を追加すると効果が高まります。効果には個人差があります。

日本にもあった!天然炭酸水

大分県由布市庄内町阿蘇野に、天然の炭酸水が湧いている場所があります。蛇口をひねると炭酸水をくむことができる採取所が整備されていました。20リットル200円でくむことができます。また、その近くには、天然の炭酸水を利用して、そうめんを提供している店もありました。

ふっくら炭酸水ハンバーグ

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豚の角煮

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炭酸水のドリンク

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専門家ゲスト:前田眞治さん(国際医療福祉大学教授・医学博士)
ゲスト:市川右團次さん、平野ノラさん
リポーター:魚住優アナウンサー