6月25日

美容に!健康に!“ゴースト血管”撃退術

全身の細胞一つ一つに酸素や栄養を届ける毛細血管が、さまざまな原因によって消えてしまう現象、“ゴースト血管”についてお伝えしました。最新研究によって、血液の通っていない毛細血管が増える(“ゴースト化”する)ことで、シワやたるみにつながったり、さらには、認知症や骨粗しょう症などの病気を引き起こす原因になったりすることがわかってきました。番組では、ゴースト血管になってしまう生活の中の“落とし穴”や、今すぐできる改善方法などをご紹介しました。

あなたは大丈夫?“ゴースト血管”大調査!

番組では、健康診断で「とくに問題なし」という男女200名を対象に、“ゴースト血管”大調査を実施しました。毛細血管を観察する最新の装置を使い、指先の毛細血管の長さを測定。さらに専門家が、形状や状態もみて「ゴースト血管の危険」があるかを判定しました。指先の毛細血管は、全身の血管の状態を反映していると考えられ、ゴースト血管の指標になるといいます。調査の結果、ゴースト血管の危険ありと判定されたのは、200人中20人でした。

お肌の大敵 シワ・たるみの原因に・・・

大手化粧品メーカーの研究で、“ゴースト血管”と“シワ・たるみ”の関係が明らかになってきました。肌の構造をくわしく調べると、毛細血管は表面の皮膚を下から支える役割をしていることがわかりました。ゴースト化すると皮膚を支える力が弱まり、皮膚がへこんで「シワ」に。さらに、肌の細胞に酸素や栄養が十分に届かなくなるため、ハリが失われて「たるみ」になるといいます。

“ゴースト血管”が招くさまざまな問題

毛細血管は全身をくまなく流れているため、“ゴースト化”はいたるところで起きる可能性があります。全身で起きるさまざまな病気、問題の中でも、脳でゴースト化が進むことで、アルツハイマー病が発症・進行するメカニズムを説明しました。

ゴースト血管を招く“落とし穴”

ふだんの生活の中にひそむ、ゴースト血管を招く“落とし穴”を紹介しました。
最大の原因といわれているが「過剰な糖質」です。糖質を過剰に摂取すると、体内で有害物質に変化して、毛細血管を構成する細胞を傷つけます。すると血液成分が大量に漏れ出し、その先に十分に届かなくなり、ゴースト血管になってしまいます。
ゴースト血管を引き起こす「糖質の量」は、具体的にはわかっていませんが、専門家は「大食い」だけでなく、血糖値を急にあげる「早食い」も気をつけたほうがいいといいます。

ゴースト血管改善法(1)生活改善&運動法

大調査でゴースト血管の危険ありと判定された女性に、生活改善を実践してもらいました。無理なく改善生活を続けるための工夫として3つの対策をお伝えしました。

●睡眠不足の対策 →夕食の時間を早める
●過剰な糖質の対策 →おやつの量を減らす、ごはんの量をへらす
●運動不足の対策 →「スキップ」の実践

※スキップ
ふくらはぎの筋肉を使うスキップは、全身の血流を手軽にあげることができる運動です。血流が上がると、毛細血管の細胞どうしの接着力が上がり、血管を正常な状態に戻すことができるといいます。朝昼夜それぞれ20回。その場でも効果が期待できるとのことです。スキップができない方は、「かかと上げ」でもOKです。

ゴースト血管改善法(2)食材

ゴースト血管を改善することが期待される食材を紹介しました。

シナモン・ルイボスティー・ヒハツ

毛細血管の細胞どうしの接着力を高める効果が期待される、3つの食材を紹介しました。ただし、これらの食材は研究段階のため、とりすぎには注意が必要です。特にシナモンは、過剰摂取を続けると肝機能障害を引き起こす可能性があります。

専門家ゲスト:髙倉伸幸さん(大阪大学教授)
ゲスト:西尾まりさん、ノブさん(千鳥)
リポーター:田村直之アナウンサー