7月4日

あなたは大丈夫!?女性の新型栄養失調

毎日しっかり食べているのに、めまいがする、疲れやすい、風邪をひきやすい・・・。そんなアナタは要注意!もしかしたらその原因は「新型栄養失調」かもしれません!
聞きなれない方もいるかもしれませんが「新型栄養失調」とは、カロリーは足りているのに、たんぱく質、ミネラル、ビタミンなどの必須栄養素が不足している状態のことで、“現代型栄養失調”とも呼ばれています。特に女性の場合、放置すると貧血や骨粗鬆症、さらには不妊や糖尿病などの深刻な症状を引き起こすとも言われています。
決してあなどることはできない新型栄養失調。番組ではその予防に役立つ情報を、あさイチ新メンバーの馬場典子さんのリポートでお届けしました。

カルシウム不足で骨に異変

新型栄養失調の事例(1)

出産後、カルシウム不足で肋軟骨が石灰化し、骨粗しょう症のリスクがあると医師に告げられた30代女性を紹介しました。

亜鉛・鉄不足で慢性体調不良

新型栄養失調事例(2)

亜鉛・鉄不足に加え、過敏性大腸炎から食事の食べる量が少ないケース。
そのため、低たんぱくにも陥り、慢性的に疲れやすく体調不良に陥っている女性を紹介しました。

亜鉛・鉄不足&糖質過多で不妊症

新型栄養失調事例(3)

亜鉛・鉄不足に加え、炭水化物のとりすぎにより、血糖値が高くなったケース。
そのため、卵巣が糖化し不妊に陥っていた女性を紹介しました。

対策(1) 冷蔵庫チェックプロジェクト

野菜室色分け

野菜室色分け2

冷蔵庫色分け

食材色分け

自宅の冷蔵庫にストックしている食材をチェックすることで、食事のバランスがとれているかどうか確認できる方法をお伝えしました。ポイントは5つの色をそろえること。野菜・果物では赤・黄・緑・黒・白。女性に不足しがちなたんぱく質は、赤(肉類)・青(魚介類)・黄(卵製品)・白(乳製品)・茶(豆製品)。この全色をそろえれば、ほぼ完璧な栄養バランスが保てる。冷蔵庫を箱などで区切り、色別にシールを貼って食材をストックするようにすれば、足りない食材にすぐに気付くことができます。

管理栄養士の小山浩子さんが教えてくれた色分けは下記となります。

たんぱく質・赤・・・牛肉・豚肉・鳥肉
たんぱく質・青・・・まぐろ・たい・さば※赤身、白身、青魚
たんぱく質・黄・・・卵・うずら卵水煮・卵豆腐
たんぱく質・白・・・牛乳・ヨーグルト・チーズ
たんぱく質・茶・・・納豆・豆腐・ゆで大豆

野菜・果物・赤・・・トマト・ミニトマト・アメリカンチェリー
野菜・果物・黄・・・かぼちゃ・にんじん・グレープフルーツ
野菜・果物・緑・・・ブロッコリースプラウト・ほうれんそう・キウィ
野菜・果物・黒・・・しいたけ・ごぼう・レンコン
野菜・果物・白・・・大根・セロリ・リンゴ

対策(2) モモさん流 トッピング術

小松菜+さくらえび

小松菜+シラス

豆腐+納豆サラダ

予防医療コンサルタントが毎日実践している、女性に不足しがちな栄養をアップさせるトッピング術を教えてもらいました。小松菜にさくらえびを乗せれば、1日に必要なカルシウムの36%が摂取できます。さらに小松菜にシラスを乗せれば、カルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDの1日の必要量を4割以上とれます。また、豆腐に納豆・刻んだきゅうり・トマト・シソを混ぜると、マグネシウムは1日に必要な量の25%、カリウムは14%、ビタミンKは82%摂取できます。

<分量>

  1. 小松菜+さくらえび・・・さくらえび 5グラム/ごま油 小さじ3分の1
  2. 小松菜+しらす・・・しらす 5グラム
  3. 納豆サラダ ドレッシング(2人分)・・・ごま油 大さじ1/しょう油 大さじ1.5/お酢 大さじ1/砂糖 小さじ2/塩こしょう 少々/すりごま(白)お好みで。

対策(3) かむ回数を増やす調理法

新型栄養失調の予防に効果的なもうひとつの方法が、かむ回数を増やすこと。良くかめば唾液の分泌や胃腸の活動が活発化し、消化・吸収がグンとアップします。都内にある大手健康機器メーカーの社員食堂では、食材を大きめにカットし、調理の際も固めに仕上げることで、自然とかむ回数が増えるよう工夫を凝らしています。社食の人気メニュー「根菜と牛肉のしぐれ煮」を実際に作ってもらい、調理のポイントとその効果を教えてもらいました。

根菜とひき肉のしぐれ煮

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専門家ゲスト:熊谷修さん(栄養学専門家)、細川モモさん(予防医療コンサルタント)、小山浩子さん(料理家・管理栄養士)
ゲスト:LiLicoさん(タレント)、夏菜(女優)
VTRゲスト:小山浩子さん(料理家・管理栄養士)、細川モモさん(予防医療コンサルタント)、荻野菜々子さん(管理栄養士)、中村丁次さん(医学博士)
リポーター:馬場典子(フリーアナウンサー)