7月25日

※京都府は特別編成のため別番組を放送しました。

美容に!健康に!食物繊維レボリューション

0412特集「食物繊維レボリューション」

「ダイエットしたい」「便秘を解消したい」「血糖値が気になる」・・・そんなお悩みに「食物繊維」はいかがですか?食物繊維というと便秘対策のイメージがありますよね。でも、それは昔の話。実は最近、食物繊維は体の腸内細菌のエサになることが知られるようになり、注目されているんです。しかし、そうした食物繊維の力はただ野菜を食べているだけでは得られません。番組では、どんな食物繊維をどのように調理すればいいかを詳しくご紹介。これまでのイメージが変わる食物繊維のパワーに迫りました!

水溶性の食物繊維が腸内細菌を元気に!

実は多くの種類がある食物繊維。でも大きく分けると、水に溶けにくい「不溶性食物繊維」と水に溶けやすい「水溶性食物繊維」という2つのタイプがあります。不溶性食物繊維は、便のかさを増したり、腸を刺激するなど便通を良くする働きがあります。一方、水溶性食物繊維は、腸内細菌のエサになります。水溶性食物繊維を栄養源として、腸内細菌がカラダに良い物質を生み出してくれるのです。その物質がダイエット効果や血糖値の上昇抑制、アレルギー症状の緩和につながることが研究で明らかになっています。

不溶性食物繊維の入ったビーカー&水溶性食物繊維の入ったビーカー

水溶性食物繊維の上手なとり方

美容や健康に効果が期待できる水溶性食物繊維ですが、意識的に取り入れなければ摂取しづらいものなんです。そこで番組では、3つの秘儀をご紹介しました。1つ目は食材選びの語呂合わせ「アナ、5時に笑ひ泣き」。それぞれの頭文字から始まる食材には水溶性食物繊維が豊富なんです。2つ目は、『スーパー大麦』の活用術。オーストラリア政府が10年の歳月をかけて生み出した水溶性食物繊維たっぷりの大麦です。ふだんのごはんやサラダ、スープやヨーグルトに“ちょい足し”するだけで不足しがちな水溶性食物繊維をとることができます。3つ目は、『でんぷん冷やし』。でんぷんは、一度加熱したあとに冷やすことで、「レジスタントスターチ」という物質に変化します。これが水溶性食物繊維と同じ働きをすることが分かっていて、研究者たちの間でも注目を集めています。ポイントは、でんぷんがレジスタントスターチに最も変化しやすい4度前後でしっかり冷やすこと。ポテトサラダや枝豆でぜひ試してみてください。

アナ、5時に笑ひ泣き

でんぷん冷やし

食物繊維がアレルギー症状の緩和につながるケースも

カラダに良い物質を出してくれる腸内細菌と、そのエサになる水溶性食物繊維。この2つが出会う腸には、私たちの免疫細胞の約7割が集まっています。つまり腸内環境が乱れることで免疫細胞の働きもバランスを崩し、アレルギー症状の悪化につながっている可能性が最新の研究で分かってきました。番組では、20年以上、アレルギー性皮膚炎で悩んでいた女性を取材。乳酸菌を多く含んだ薬を飲み、水溶性食物繊維の摂取を心がけたところ、症状が改善したケースをお伝えしました。食物繊維のパワーは医療の現場でも注目を集めています。

糖質制限にご注意を~便秘と食物繊維の真実~

便秘解消といえば食物繊維ですよね。ところが思わぬことで食物繊維が不足し、便秘になってしまうケースが増加傾向にあると専門家は指摘しています。それが「糖質制限」。ごはんやパン、麺類など、糖質の多い食事を減らし、体重を落とそうとするダイエット方法ですが、やりすぎに要注意。穀物には糖質だけでなく、食物繊維も含まれているので、減らしすぎると便秘の原因になってしまうのです。ダイエット中の方も、過度な糖質制限を控え、バランスの良い食事をとることが便秘にならないための最善策です。

ごはん

決定版!便秘解消×食物繊維

便秘解消、便秘予防のための上手な食物繊維のとり方を便秘専門の医師・松生恒夫さんに教わりました。オススメは、「朝、キウイor納豆を食べること」。朝は、もともと腸が便を出そうとするタイミング。そこに合わせて食事をすることで腸の運動をより活発にすることができます。そして、キウイと納豆は、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方が豊富に含まれています。便秘解消には、2種類の食物繊維を十分に摂取することが大切。キウイや納豆なら値段もお手ごろに、そして気軽に朝食に加えられるのでオススメです。

便秘解消×食物繊維

専門家ゲスト:青江誠一郎さん(大妻女子大学 教授)
ゲスト:村上知子さん(タレント)、的場浩司さん(俳優)
リポーター:馬場典子(フリーアナウンサー)