8月29日

調べてビックリ! 牛乳&バター

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スーパーの牛乳売り場には一般的な成分無調整の牛乳のほか、「低脂肪牛乳」や「無脂肪牛乳」「成分調整牛乳」「加工乳」「乳飲料」など、さまざまな種類が並んでいます。それらの違いは何なのか、詳しくお伝えしました。また、乳製品の中でもバターが品切れしやすいのはなぜなのか、その事情に迫りました。

牛乳の成分の割合

(1)牛乳の成分の割合(円グラフ)

最も一般的な成分無調整の牛乳の成分は、水分が87.4%、乳脂肪分が3.8%、乳糖やたんぱく質、カルシウムなどの無脂乳固形分が8.8%です。※各メーカーの商品や季節によって差があります。

牛乳の種類

(2)牛乳類の種類の違い

牛乳の仲間にはさまざまな種類があります。生乳を加熱殺菌しただけの一般的な「牛乳」と「成分無調整牛乳」「低脂肪牛乳」「無脂肪牛乳」の大きな違いは、乳脂肪分の割合です。値段は、おいしさのもととされる乳脂肪分が高いものほど高いのが一般的です。「加工乳」とは、生乳あるいは水に、バターや脱脂粉乳などの乳製品を加えたもの。「乳飲料」は、生乳や乳製品を主原料に、カルシウムや鉄分などの栄養成分や果汁など、乳製品以外を加えたものです。

日本のバターは高い

(3)バター価格の国際比較

日本のバター200グラムの価格を海外と比べると、かなり高いのが現状です。イギリスと比べるとおよそ2倍、ニュージーランドやドイツと比べるとおよそ4倍です。これは、原料となる生乳の価格(乳価)が世界的に最も高いレベルにあることが主な要因です。しかし、エサを輸入に頼っているため高くつくことや、国内の酪農家の経営を安定させるためなど、乳価を高くせざるをえない面があります。

バター不足はなぜ起こるのか?

酪農家の減少などによって、生乳の生産量は減っています。バターは、牛乳や生クリーム、チーズなどを作ったあとに残る生乳で作ることが多いため、いわば調整弁として、しわ寄せがくる存在になっています。また、専門家によると、バターの利幅がほかの乳製品に比べて薄いことも要因の一つとみられています。

専門家ゲスト:齋藤忠夫さん(東北大学名誉教授)
ゲスト:大林素子さん(スポーツキャスター)、野間口徹さん(俳優)
リポーター:遠藤亮アナウンサー