11月6日

クイズとくもり ほこり掃除の新常識

空気が乾燥する秋から冬にかけては、特にほこりがたまりやすい季節。念入りに掃除をしたつもりが、「もうたまっていてガッカリ・・・」なんて経験はありませんか。そこで今回の「クイズとくもり」では、いつものお掃除のやり方をワンランクアップさせる極意をお伝えしました。ついやってしまう“掃除機の悪いかけ方”。ほこりを予防する「魔法のぞうきん」、布団をダニから守るお手軽な方法・・・などをご紹介しました。

ほこり対策の基本!正しい掃除機のかけ方

みなさんが毎日やっている掃除機がけ。実はそのやり方次第で、とれるほこりの量が変わってくるんです。大事なのは、床に落ちてる目に見えない小さなほこりを「舞上げない」こと。落ちてくるまでに時間がかかるため、掃除が終わった頃にまた床に降り積もる・・・なんてことに。「健康になる掃除法」を提唱している掃除の達人・松本忠男さんにポイントを教えてもらいました。

ほこり掃除のポイント

  1. 掃除の前には窓を開けない
  2. 掃除機はゆっくり動かす(1秒に20センチくらいの速さ)
  3. カーペットは掃除機を押すのではなく「引く」

気になるホコリはこんな方法で!

部屋の隅は「水切りワイパー」

床に落ちているほこりは、人が動くとその勢いで部屋の隅に集まります。また空気中を漂うほこりは、壁に当たるとくっつき、下に落ちることが多いんです。でも壁際のほこりを掃除機で吸おうとしても、ヘッドの先端が壁に当たってしまい取り切れないことも。
そんなときは、窓掃除に使うゴム製の「水切りワイパー」を活用!先端に、はさみで5ミリ間隔で切り込みをいれると、部屋の隅のほこりを絡めとってくれます。ワイパーについたほこりは、水洗いしてください。

テレビ周りは「静電気ほこりとり」

ほこりは静電気に引き寄せられるので、テレビなど家電の周りは特にたまりやすいですよね。狭くて掃除機がかけにくいところは、市販の「静電気ほこりとり」がオススメ。化学繊維の毛が静電気を帯びていて、ほこりが吸着するんです。掃除するときはほこりを舞上げないように、ゆっくり動かしましょう。
ペットボトルを利用したカバーをつけると、とったほこりが落ちなくなります。
同じハンディータイプのほこりとりでも、使い捨てのものは静電気ではなく、入り込んだ繊維の形でほこりをからめとります。

浴室の頑固なほこりは「クエン酸」

浴室のドアなどにこびりついたほこり。正体は、水あかとほこりが重なり合い固まったもの。そんなときは、水あかをやわからかくする「クエン酸」を使いましょう。

使い方はこちら。

  1. 水500ミリリットルにクエン酸大さじ3を加え、よく混ぜる
  2. スプレーボトルなどに入れ、「水あかほこり」に吹きつける
  3. キッチンペーパーをかぶせ、3分たったら拭きとる

「魔法のぞうきん」でほこりを予防

「毎回掃除するのは面倒だし、ほこりを予防する方法があればいいのに・・・」。
そんな願いがかなうかもしれない方法を教えてくれたのは、「お掃除プリンス石ちゃん」こと石田龍二さん。石田さんのオススメは、拭いた場所にほこりがつきにくくなるという「魔法のぞうきん」。ぞうきんに柔軟剤を含ませることで、拭いた場所の静電気の力を抑え、ほこりを予防するんです。3日間は効果が持続することが実験で確認できました。
ただし、化学物質過敏症などの方は使用をお控えください。

▼ぞうきんを洗濯機で洗う。その際、柔軟剤を指定の分量入れる
▼洗い終わったら、よく乾かす
▼壁や家具をから拭きする

意外と知らない?換気の盲点

ほこりのたまりやすさと大きな関係があるのが、部屋の換気。換気ができていれば、ほこりは空気の流れに乗って排出されます。2003年以降に建てられた住宅には「24時間換気システム」が設置されていますが、その排気口が目詰まりしていると、うまく換気が行われず、結果的にほこりがたまりやすくなる場合があります。フィルターの汚れをこまめに掃除してください。

24時間換気システムがない場合は・・・

・離れた場所にある窓を同時に開け、空気が流れるようにする
・窓がひとつしかない場合は、窓を開けてキッチンの換気扇を回す
 (30分~1時間程度)
・換気しづらい部屋は、空気清浄機がオススメ

取材協力:NPO 日本住宅健康協会

ダニ対策 どれがベスト?

ほこりを吸い込むとくしゃみや鼻水がとまらなくなる「ハウスダストアレルギー」。その原因のほとんどは、ほこりに含まれるダニの死骸やフンです。特にダニが発生しやすいのが、寝室の敷き布団ですが、アレルギー対策の専門家・白井秀治さんによると、アレルギー症状を抑えるためにまずやるべきなのは、布団の掃除機がけ。布団乾燥機は熱でダニを死滅されることができますが、それだけでは死骸やフンが残ったままなので、アレルギー対策としては不十分だといいます。

布団のダニ対策 完璧にやるなら

  1. 布団乾燥機でダニを死滅させる
  2. 掃除機で死骸やフンを除去
    (布団用ノズルをつけ、布団に密着させゆっくり動かす。裏表ともかける)
  3. 布団はこまめに天日干しし、湿気がたまらないようにする

専門家ゲスト:白井秀治さん(東京アレルギー・呼吸疾患研究所)

ゲスト:溝端淳平さん、平野ノラさん

VTRゲスト:松本忠男さん(掃除の達人)、石田龍二さん(お掃除プリンス石ちゃん)

リポーター:副島淳さん