1月18日

プレミアムトーク 村木厚子

今から10年前、全く身に覚えのない「郵便の割引制度をめぐりうその証明書が発行された事件」で逮捕・起訴され、その後、無罪が確定した元厚生労働省事務次官の村木厚子さん。(※事件当時は、局長)その勾留期間は、164日にも及びました。極限状態の村木さんを支えたのは、家族と友人からの支援。そして何よりも、娘への思いです。いつか2人が困難に直面したとき、「あのときにお母さんもがんばれなかった」とならないために・・・この思いが心のつっかい棒になったと言います。そんな中、拘置所で見かけた罪を犯した若い女性たちが気になりました。「ここにくるまでになんとかならなかったのか」。そこで、退任後に取り組んだのが「若草プロジェクト」。貧困やDVなどで苦しむ若い女性のSOSに確実に支援が届く新たな仕組みで、瀬戸内寂聴さんと一緒に呼びかけ人となって設立。「あきらめたら何も変わらない」と官から民に移った今も精力的に活動しています。
「結婚・出産しても働き続けたい」男女雇用機会均等法が施行される8年前に労働省に入省。37年半の公務員生活では、子連れで地方への赴任も経験した村木さん。家事・育児と仕事はどのように両立してきたのか。村木さんのさまざまな工夫や経験は、すべての女性に役立つヒントとなりました。

「若草プロジェクト」

ホームページ:http://wakakusa.jp.net/

紹介した本

・村木さんの著書「あきらめない」 作/村木厚子 日本経済新聞社出版
・絵本「花さき山」 作/斎藤隆介 絵/滝平二郎 岩崎書店
・「一日一生」 作/酒井雄哉(ゆうさい) 朝日新書
*哉の字は はらい「ノ」 がないのが正確な字です。

ゲスト:村木厚子さん(元厚生労働省事務次官)
VTRゲスト:瀬戸内寂聴さん(作家・僧侶)