2月7日

JAPA-NAVI 広島・呉

カレーを食べる加藤さん

「仁義なき戦い」「海猿」「この世界の片隅で」など数々の映画の舞台になってきた広島県呉市を、俳優の加藤諒さんが旅しました。この街に基地を構える海上自衛隊では、毎週金曜日は必ずカレー。隊員たちが「食べ飽きない」という味の秘密、隠し味に迫りました。呉のご当地グルメ「細うどん」や、急峻な傾斜地に作られた200段の階段、漁船の中に純和風の居住スペースがある「家船」も紹介。さらに、夜の街を彩る「スタンド」をめぐり、女性のためのスナック利用の心得をお伝えしました。

毎週食べても飽きない!?「海自カレー」

海上自衛隊では、毎週金曜日のランチは必ずカレーというのが伝統。呉基地に停泊中の補給艦「とわだ」をたずね、毎週「食べても飽きない」という味の秘密に迫りました。野菜のうまみを引き出すため、にんじんやたまねぎはすりおろしに。さらにコクを出すために桃の缶詰を投入!さらに、最後に加える隠し味は、ココアやお好み焼きソースなど、9人いる調理員たちそれぞれ工夫を凝らし、味に変化をつけていました。海上自衛隊のカレーは、護衛艦や部隊ごとに味や具材が異なり、呉市内では28の飲食店で「海自カレー」を楽しむことができます。

補給艦「とわだ」カレー

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忙しい人の味方「細うどん」

呉の元祖ソウルフードと言えば「細うどん」。太さ3ミリほどで、さば節とうるめ節でとっただしにからめていただきます。長く愛されているもうひとつの理由は「早い」こと。老舗のうどん店では、注文してから出てくるまでたったの32秒!あらかじめ、ゆでてある麺を使っているので、湯がくだけでOKなんです。戦前・戦中に旧海軍の工場で働いていた職人さんたちが、すぐに食べられるように工夫したのが始まりなんですが、お店の人によると、映画「仁義なき戦い」で描かれたような「気性の荒い人」が多かったことも影響しているとか。呉のスーパーでは、麺、だし、具がセットになった細うどんが売られていて、主婦の強い味方になっています。

細うどん

知られざる呉の名所「200階段」

3年前に公開された映画「この世界の片隅に」では、高台から呉の街を見下ろす場面が随所に登場します。その、三方を山に囲まれた呉の隠れた名所が、長くて急な階段!高低差50メートル、およそ230段もあります。映画「海猿」では、海上保安庁の訓練シーンの撮影に使われました。いちばん上からは、海上自衛隊の基地もよく見えますが、戦時中は景色を眺めるだけで「スパイ」だと思われ、捕まることもあったそうです。元々は山の上にある学校の通学路として作られました、最近は「上るのがきつい」と、使う生徒が少なくなっているそうです。

階段での訓練

船がわが家 漁師たちの島

呉中心部から車で1時間ほどの豊島。みかん栽培や漁業が盛んな島ですが、実はとても珍しい漁船があるんです。それが「家船(えぶね)」。船内は寝泊まりできるよう「純和室」になっていて、畳やらん間まであるんです。豊島の漁師さんたちはこの家船で、400キロも離れた長崎・五島列島まで漁に行っていたそうです。しかも、妻や小さい子どもも一緒!島に戻るのは盆と正月だけで、それ以外は家族で船で暮らしていたんです。いまは5隻ほどが残っていますが、家族で漁に出ることはないということです。

家船

女性のための「スナック初心者講座」

呉の夜の名物と言えば「スタンド」。いわゆるスナックのことです。個性的なお店がたくさんあり、最近では観光協会がPR用のマップをつくって案内しています。お客さんは男性が中心ですが、若い女性もちらほら。お店のママに教えてもらった、初心者がスタンドを利用するときの心得をご紹介しました。
その(1)ノックは不要。
その(2)店内をのぞいて「雰囲気が違う」と思ったら、退散してもOK。
その(3)「ひとりで飲みたい」「ワイワイしたい」などの希望をママに伝える。
その(4)値段は先に相談する。

スナック

ゲスト:加藤諒さん、壇蜜さん
リポーター:三平泰丈アナウンサー(NHK広島)