3月20日

知らないとコワイ!自律神経の不調

季節の変わり目にあたる春先、注意してほしいのが「自律神経の不調」。自律神経とは、呼吸や消化吸収、血圧などをコントロールしている神経のことで、ひとたび乱れると、めまいや頭痛・吐き気のほか、高血圧や血糖値の異常など重大な病気につながりかねない症状も出てきます。
一方で、こうした症状で受診しても、自律神経の不調が原因と診断されるまで時間がかかることも珍しくありません。いくつもの病院を渡り歩くうちに、適切な治療が遅れ症状が悪化し、より重大な病気につながる「負のスパイラル」に陥るケースも続出しています。
番組では、自律神経のメカニズムやいますぐ家庭で実践できる手軽な対策も紹介しました。

自律神経とは

自律神経には、交感神経と副交感神経があり、「気温・気圧の変化」「睡眠不足」や、「人間関係」「結婚」など、さまざまな環境や、ライフステージの変化に対応して、適宜バランス良く働いていることが、健康な状態と言えます。

自律神経の不全で起立性低血圧に

自律神経が機能していないと、血圧の調節が出来ずにめまいを起こしてしまいます。
めまいは、さまざまな病気で起こる症状のため、原因が自律神経にあるとわかるまでには時間がかかる場合もあります。脳神経内科医の朝比奈さんは、総合内科などでさまざまな検査をしても原因不明で、自律神経の病気が疑われた場合には、自律神経の機能検査を行っている脳神経内科などの受診を勧めるとのことです。

過敏性腸症候群の対処法は?

腸で自律神経のバランスが悪くなると、ひどい便秘や下痢になる「過敏性腸症候群」になってしまう場合があります。特に下痢の場合は、学業や仕事がままならず、生活に支障が出る場合が多いと言います。一度症状が出ると、「またなったらどうしよう」という不安がさらなる症状を呼び込むので、専門的な知識がある医師にかかり、専用の薬をもらうなどして、悪循環を断ち切ることが大切です。

不調の原因は首コリだった

スマートフォンやパソコンの長時間使用が首のコリを悪くさせ、それが自律神経に悪影響を及ぼしていることもわかってきました。低周波治療などでコリをほぐすほかにも、日常生活の中で首のストレッチを取り入れたり、散歩など無理のない運動をすることが大切だと言います。

首のストレッチ

●両手を頭の後ろに置き、頭を手に預けて、後ろの方向へ30秒伸ばす
●鎖骨に手を当てて、ひじの先を大きく回す。前後3回ずつ。
●力を入れず頭の重みだけで、首をゆっくりと回す。左右1回ずつ、1周20秒。

※コリが深刻だったり、動かすと痛みの出る人は無理をしないでください。

専門家ゲスト:朝比奈正人さん(脳神経内科医)、有賀元さん(消化器内科医)、北條俊太郎さん(脳神経外科医)
ゲスト:松本明子さん、LiLiCoさん
リポーター:馬場典子リポーター