4月8日

もっと手軽においしく!チーズ活用法

チーズの消費量がここ30年で2倍以上に伸びています。スーパーには、モッツァレラやカマンベールなどさまざまなチーズが並ぶようになりましたが、家庭でチーズ料理といえば、そのまま食べるかパンにのせるだけ、という人も多いようです。そこで今回は、スーパーで売っているリーズナブルなチーズを使った絶品かつ手軽なレシピや、チーズと組み合わせるとよい食材など、チーズの活用法をお伝えしました。

モッツァレラの「アリゴ」

いま話題のチーズ料理「アリゴ」。チーズとマッシュポテトを混ぜ合わせたフランスの郷土料理で、のび~る食感が大人気です。番組では、市販のモッツァレラチーズを使って、アリゴを作る方法を紹介しました。ポイントは2つ。まず、モッツァレラのスライスチーズやピザ用チーズを使うこと。丸いかたまりのモッツァレラチーズは水分量が多いため、伸びがうまく出ません。もうひとつのポイントは食材の比率です。横浜でアリゴを提供しているビストロによると、マッシュポテトと、チーズ2種類(モッツァレラと粉チーズ)と、コンソメスープを1:1:1の割合で混ぜるのが黄金比率。のび~る食感が家庭でも楽しめます。

モッツァレラでアリゴ

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モッツァレラのバンバンジー風

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カマンベールの「アヒージョ」

東京・青山にあるチーズ料理専門店で、市販のカマンベールチーズを使った「アヒージョ」の作り方を教えてもらいました。カマンベールは加熱すると、外の皮の形は崩れず、中はとろっとろになるという特徴があるんです。なんと調理時間はたった10分。フォンデュ風にも楽しめるアヒージョのレシピを紹介しました。

カマンベールのアヒージョ

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チーズの栄養

チーズにはさまざまな栄養素が含まれていますが、注目したのは「カルシウム」。その吸収率は、チーズなどの乳製品では40%、小魚では33%、小松菜などの野菜では19%と、乳製品が高くなっています。また、チーズに含まれるカルシウムの量は種類によって変わりますが、パルメザンチーズは100グラムあたり1300ミリグラム、プロセスチーズは630ミリグラム、モッツァレラは330ミリグラムとなっています。一般的に、かたいチーズほどたくさん含まれています。カルシウムは骨の形成に欠かせませんが、実はマグネシウムも必要です。番組では、カルシウムの豊富なチーズと、マグネシウムの豊富な大豆を使って、「ミートドリア」を作る方法を紹介しました。大豆はゆでるとビタミンB1が溶け出してしまうので、蒸し大豆がオススメです。一方、チーズには「ビタミンC」と「食物繊維」は含まれていません。両方が豊富に含まれている、じゃがいも、かぼちゃ、パプリカ、ブロッコリーなどと組み合わせると栄養のバランスがとれます。

蒸し大豆のミートドリア

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ヤギの金賞チーズ

4年前、フランスで開かれた国際チーズコンクールのヤギのチーズ部門で金賞を受賞した、広島県三次市のチーズ工房を訪ねました。およそ8ヘクタールの牧場で放牧し、草だけを食べさせているヤギからは、とても濃厚なミルクが絞り出されていました。かしわの葉でくるんで水分量を調整しながら熟成させる“金賞チーズ”のほか、“ブルッス”と呼ばれるミルクを絞った日に作るフレッシュなチーズも紹介しました。

余ったチーズで絶品スイーツ

余ったり、かたくなったりしたチーズに同量の生クリームを加えて電子レンジにかけると、“魔法のチーズクリーム”ができます。それをもとに、ムースやパンケーキ、蒸しパンを作る方法を紹介しました。

レアチーズのムース

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チーズパンケーキ

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チーズ蒸しパン

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専門家ゲスト:村瀬美幸さん(日本チーズアートフロマジェ協会 副理事長)
ゲスト:鈴木紗理奈さん、松本穂香さん
リポーター:千葉美乃梨アナウンサー