4月10日

解決したい!水道・水回りのトラブル

今回は水道や水回りのトラブルについてお伝えしました。特に近頃、多く発生しているトラブルが見えない場所からのやっかいな水漏れ、名付けて「隠れ漏水」だといいます。自宅に引き込まれている給水管の老朽化などが原因で水が漏れ、いつのまにか水道料金が高くなっていたり、天井や壁なども水浸しになって修理費用が高額になるケースも。そんな「隠れ漏水」や老朽化した給水管の対策法をお伝えしました。
さらに、マンションやアパートなどの集合住宅では、水の安全に関わる問題も。建物に水道水を引き込んで一時的にためておく貯水槽の管理がきちんとされていなかったため、汚れた水が供給されてしまう事態も発生しています。自分の住まいの貯水槽がきちんと管理されているかどうか?確認するポイントをお伝えしました。
またスタジオでは、日本の水道事業の現状と問題点について、専門家の解説とともにお伝えしました。

「隠れ漏水」のセルフチェック

蛇口やトイレからの水漏れと違い、給水管の「隠れ漏水」はなかなか見つけるのが難しいやっかいなトラブルです。でも、早めに対処すれば被害の拡大を防げます。そこで、自分でできる「隠れ漏水のチェック法」をご紹介しました。

  • まず、自宅の水道メーターがどこにあるのか確認しておく。
  • 一軒家の場合、自宅敷地の地面の中、特に玄関近くが多いそう。マンションやアパ-トなどの場合、家の玄関の隣の扉の中に設置されていることが一般的です。

  • 水道メーターの金属製の丸い金具「パイロット」を見る。
  • 水を使用していないのにパイロットが回っていると、水漏れしている可能性が。

  • また、「使用量が不自然に増えていないか?」・「いつも湿っていたり、ぬれている場所 はないか?」・「蛇口を閉めているのに、蛇口からスプレーが吹き出すような音が聞こえないか?」の3点もあわせてチェックしてみてください。

修理費用をめぐるトラブルを避けるには?

水道トラブルに関する国民生活センターへの相談は増加傾向にあり、最近は1300件以上にのぼっています。その理由ですが、水道・水回りの修理はあせって契約内容をよく把握しないまま業者に依頼してしまいがち、また水道修理の手間・時間はケースによって大きく変わるため、料金が事前に分かりづらいことが一因だといいます。そこでセンターがアドバイスするのが、まず水道メーターの「止水栓」を閉めた上で、複数の業者に見積もりをお願いする方法です。実際にトラブルで困ったら消費者ホットライン「188(局番なし)」に相談すると、トラブル解決のための支援が受けられます。

貯水槽が汚染!?集合住宅に潜む危険

マンションやアパートなどの集合住宅では、水道水を一時的にためておくタンク「貯水槽」が設置されているケースが少なくありません。しかし、貯水槽が破損するなどして、中の水道水に異物・汚水が入ってしまうという事態が各地で発生しています。そのためには、きちんとした貯水槽の管理が大切です。自分の住まいには貯水槽が設置されているのか?定期的な点検がされているのか?確認したい場合は、分譲の場合は管理会社や管理組合に、賃貸の場合は大家・オーナーに問い合わせてみてください。

浄水器の機能&正しい使い方

一般的に広く販売されている浄水器には「活性炭」を使用しているものと、「中空糸膜」が使われているものがあります。「活性炭」はカルキ臭・サビ臭などニオイを除去するのに適しており、「中空糸膜」は鉄サビなど不純物の粒子を取り除くのに適しています。
浄水器を製造するメーカーにお聞きしたところ、浄水器の正しい使い方に関して、意外と知らない2つのポイントがありました。

  1. 「35度以上の温水を流してはいけない。」
  2. →35度以上の温水を流すと、活性炭が吸着したニオイが離れてしまうそう。

  3. 「朝いちばんに浄水した水を使うときは、10秒ほど流しっぱなしにする。」
  4. →カートリッジにたまった水は活性炭で塩素が除去されているため、菌が繁殖しやすい状態に。そこで念のため、その日最初に使う浄水は10秒ほど洗い流すのがおすすめだそう。

専門家ゲスト:吉村和就さん(グローバルウォータージャパン代表)、宮崎文雄さん(東京都管工事工業協同組合 副理事長)
ゲスト:西尾まりさん 豊田エリーさん
リポーター:森田洋平アナウンサー