5月20日

夫と「料理シェア」 どうすればうまくいく?

ふだん、妻が担っている日々の料理を、夫や家族と分担する「料理シェア」。でも、やりたいけどなかなかできない・・・という方も多いですよね。そこで今回は「料理シェア」を実現するためのコツを紹介しました。「料理初心者の夫に、妻はまず何を教えればいい?」「味つけに難ありの夫が、たちまちおいしく作れるようになるワザ」「忙しい夫でも休日の1時間で、妻の負担を劇的に減らす方法」など、家族のライフスタイルや夫の料理スキルに合わせ、専門家や料理シェア夫婦が編み出したアイデアをお伝えしました。

週末に夫が副菜の作り置きをして平日の妻の負担を軽減

5年前から料理シェアをしている共働きの西村さん夫妻。平日は夫の方が帰りが遅く、なかなか料理ができません。そこで始めたのが、週末に副菜の作り置きをすること。かぼちゃの煮つけやきんぴらなど、野菜を切って「煮るだけ」「炒めるだけ」といったシンプルなものを4~5品ほどまとめて作り、冷蔵庫で保管。平日の夕食は、妻がメインのおかずを一品作り、夫が用意した作り置きの副菜を取り分ければ、少ない時間で栄養バランスのよい食事を作ることができます。平日の妻の負担が劇的に少なくなったといいます。ちなみに夫は、1週間分の献立と買い物リスト作りも週末にやっているそうです。

料理の行程を切り分けてシェア

3人の子どもを育てている黒田さん夫妻。夫は料理自体は問題ないものの、献立をつくるのがどうしても苦手。そこで妻が提案したのが、献立は自分が考えて、夫は作るのに専念するという方法。つまり料理の行程を切り分けて、シェアするという考え方です。夫の苦手な部分を妻が補うことで、互いにストレスなくシェアができていると言います。

料理初心者の夫 何から教えたら???

「料理シェア」が進まない理由で多いのが、夫が料理ができないというケース。では、料理初心者の夫は何ができなくて、妻はどのように教えればいいのでしょうか。悩みを抱える坂口さん夫妻のもとを、パパ料理研究家の滝村雅晴さんが訪問。夫と一緒に「一汁一菜」を作りながら、どんなアドバイスをすればいいのか教えてもらいました。

料理初心者の夫は・・・

・食材や料理器具の置き場所を知らない
・いつも米は何合炊いているのか知らない
・米が炊きあがるまで何分かかるかわからない
・「段取りがいい人」に憧れる
・「いい匂い」は自信になる
・家族の「おいしい」が次の一歩へ

小松菜と厚揚げと豚肉の煮物

印刷用ページ

出汁(だし)入れっぱなし簡単みそ汁

印刷用ページ

初心者は「レシピどおり」を基本に

料理シェアがなかなか進まない宇和さん夫妻。理由は夫の料理が「おいしくない」こと。聞けば、計量スプーンを使わず目分量でおおざっぱな味付けをしていることが原因でした。パパ料理研究家の滝村雅晴さんによると、これは初心者にありがちなんだとか。まずは、レシピどおりに作って「味付けの型」を覚えることが上達の近道だといいます。調味料は面倒くさがらずに計量スプーンで量って味付けをし、こまめに味見をするよう、夫に勧めてみては。

鍋で炊く きのこの炊き込みごはん

印刷用ページ

ほうれんそうのごまあえ

印刷用ページ

夫が苦手な献立作りは妻、台所の置き場所の見直しは夫 得意な分野を任せて

料理シェアを始めるとありがちなのが、台所の使い勝手をめぐって夫婦の意見が食い違うこと。黒田さん夫妻の場合は、整理整頓が得意な夫が、食器や調理器具の置き場所をイチから見直し。100円ショップでカゴを買い込み、食材ごとに分類しました。ラベルを貼って何がどこにあるのかを明記、在庫が少なくなったものは冷蔵庫のホワイトボードにメモして、情報共有しています。

専門家ゲスト:滝村雅晴さん(パパ料理研究家)
ゲスト:前川泰之さん、三倉佳奈さん
リポーター:田村直之アナウンサー