6月12日

寝苦しい夜を乗り切る!「寝具」のじょうずな使い方

まもなくやってくる、暑ーい夏!夜になっても気温は下がらず、朝起きたときにはももうぐったり・・・なんてことも。そんな寝苦しい夜を乗り切るために、今回はベッドや枕・シーツなどの「寝具」に注目しました。エアコンに頼るだけでなく、家にある寝具もちょっと工夫して使ったり、じょうずに選べば、夏の夜の寝苦しさが大幅に改善されるんです。寝具の最新事情も交えながら、意外と知らない寝具のじょうずな使い方をお伝えしました。

夏の定番「接触冷感シーツ」効果のほどは?

接触冷感素材の冷たさを表すのが「Q-max値」という数字。数字が大きいほど冷たく感じるというもので、販売されている冷感シーツによく記載されています。でも冷感シーツのほとんどは、その冷たさが数十秒ほどしか続きません。とはいえ、入眠時は寝返りが多いため、そのたびに冷たさを感じることができて快眠の効果はあるそう。実際に触って、好みの冷たさのものを選ぶとよいそう。
また天然素材では、特に麻が吸湿性・放湿性に優れており、夏場にオススメです。

かけ布団は何を使っても大丈夫!

夏、タオルケットやかけ布団など、なにをかけて寝るのかは悩みどころ。でも実は、人間は寝ている間にも、勝手に布団をかけたりはいだりして、体温を調節しているため、何をかけるかはあまり気にしなくていいんです。ただ、重たいと感じるものは、寝返りを妨げてしまうので避けましょう。
夏用かけ布団とタオルケットを合わせて使うなど、寝ている間に自分で調整できるよう、いくつか組み合わせることもオススメです。

夏の夜の最適な室温は?

睡眠を研究する専門家にお聞きしたところ、夏場、快適に寝られる温度は26~28度なんだそう。29度以上だと入眠が妨げられたり、夜中に起きてしまうような寝苦しさを感じ、逆に25度以下では外気との気温差が大きくなり、体に負担がかかりがち。エアコンを一晩中つけておいた方が室温は保たれますが、抵抗がある方は、睡眠の前半3~4時間の間はつけておくと、質のいい睡眠がとりやすくなるそうです。

あおむけ?横向き?寝姿勢ごとに適した枕

あおむきで寝る人は、首から耳にかけての角度が10度~15度になるのがベストな高さです。枕が高い場合は体の下に折ったバスタオルを入れて調整できます。
横向きで寝る人にオススメなのが、抱き枕。腕や足の重さが分散されるため、肩や腰への負担が少なくなります。腕の下にクッションを置いたり、ひざの間にバスタオルを挟むだけでも、体への負担が少なくなります。

足枕の活用法と注意点

足を高い位置に置くことで、滞りがちな血液や体液を戻し、疲労回復やむくみ予防の効果がある足枕。15分ほどで効果があり、使う際に足先を上げたり下げたりすることで、ふくらはぎの筋肉が刺激されて、効果がアップします。
しかし、一晩中、足を上げたままだと、腰痛やひざの痛みにつながる恐れがあるため、寝る際に使う場合は、じゃまになったときに簡単にけり出せる程度の大きさのものを使うのがよいそうです。

自分にあった敷寝具のかたさは?

ベッドやマットレス、敷布団などの敷寝具は、自分に合ったかたさのものを使うことが重要です。かたすぎると、体圧が分散せず、腰や肩、背中などに重みが集中して痛みを感じてしまいます。やわらかすぎると、腰が沈み込むなど寝る姿勢が悪くなり、寝返りも打ちづらくなってしまいます。
店頭で敷寝具を試す際は、枕を使った状態で、寝返りを打って色んな体勢を試したり、しばらくじっとして特定の場所に痛みを感じないかなどをチェックしてみてください。

夏の夜を快適に過ごす服装は?

専門家の水野さんによると、大きさや形のポイントは、風通しがよい、ゆったりめのものがいいそう。襟がついていないものの方が、胸や首部分が涼しくなりやすく、袖もゆったりしたものがオススメ。袖が絞られていると、熱や湿気がこもりやすくなってしまいます。また素材は、まとわりつかないサッカー地やシャーリング加工がされているものがオススメ。肌に触れる面積が少なく、通気性が保たれます。

専門家ゲスト:水野一枝さん(東北福祉大学 感性福祉研究所 特任研究員)
ゲスト:山口もえさん、本仮屋ユイカさん
リポーター:田村直之アナウンサー