11月13日

なにが原因?長引くせき

かぜでもないのに、せきが何週間もつづいている・・・。そんな「長引くせき」を経験したことはありませんか?せきの原因は、かぜだけでなく、さまざまな病気が潜んでいることがあるんです。ぜん息の初期段階と言われる「せきぜんそく」や、鼻水がのどに流れ込むことで起こる「後鼻漏(こうびろう)」、また胃液が逆流する病気の「胃食道逆流症」など・・・。
そこで今回、せきの原因を知るための「見分け方のポイント」や、せきの苦しさを軽減する「呼吸法」、周囲に感染を広げない新しい「せきのエチケット」、「たんの色の注意点」などをお伝えしました。

せきが3週以上つづていたら要注意!

かぜなのか、それとも別の原因でせきが起きているのか。
見分けのポイントとなるのが「3週間」。せきが3週間以上つづいていると、かぜではない別の原因がある可能性があります。

長引くせき 原因の見分け方

長引くせきの原因で多くみられるのが、「ぜんそく・せきぜんそく」「かぜのあとに残るせき」「胃食道逆流症」「後鼻漏」です。原因となる病気の特徴を知ることで、よりよい診断につながるそうです。
また、せきは命に関わる「肺がん」「結核」「心不全」なども原因となることがあります。
胸部X線検査で「肺がん」「結核」「心不全」「肺炎」を、肺機能検査で「ぜんそく」「COPD」を診断することができます。せきが3週間以上つづくようでしたら、まずは医療機関を受診することが大切です。

口すぼめ呼吸法

せきこんだときに、せきの苦しさを軽減する「口すぼめ呼吸法」を紹介しました。

  1. いすに座って足を軽く開き、手を太ももに置いて体重をかける。
  2. 鼻から空気を吸いこむ。(無理をしない程度に)
  3. 口をすぼめ、しゃぼん玉を吹くようにそっと吐き出す。
    ほおが膨らむことを意識する。
  4. 呼吸が整うまで繰り返す。

監修:千住秀明さん(複十字病院呼吸ケアリハビリセンター 理学療法士)

まわりに感染を広げない「せきのエチケット」

とっさにせきが出たときの対処法として、「腕や袖で口を覆う」方法を紹介しました。
せきが出たとき、手で口を覆うと、手に菌がついてしまいます。その手でほかのものに触れることで感染を広げることがあります。マスクやハンカチを使うことが基本ですが、ない場合のとっさの対処として、「腕や袖で口を覆う」方法をお伝えしました。

専門家ゲスト:松瀬厚人さん(東邦大学医学部教授)
ゲスト:柴田理恵さん、本上まなみさん
リポーター:森田洋平アナウンサー