1月8日

美と健康! アブラの新常識

アブラといえば、これまでは「健康に悪い」「太る」というイメージでしたが、最近は「体によいアブラ」の話題が大注目!
アブラの中には、私たち人間にとって「生きる上で欠かせないアブラ」があるんです。
それが、“必須脂肪酸”と呼ばれる「オメガ3脂肪酸」と「オメガ6脂肪酸」。
どちらも体の細胞の材料となっているアブラです。

最新の研究で、「オメガ3」と「オメガ6」をバランスよく摂取することが、とても重要だということがわかってきました。ところが今、人とアブラの関係が急速に崩れ始めています。 この比率が「1:2」を超えてオメガ6が多くなると、動脈硬化を招き、「脳梗塞」や「心筋梗塞」などを引き起こすリスクが高まります。さらには、「花粉症」や「うつ病」などにも、このバランスが関係しているといいます。

わたしたちは“理想のアブラ”をどのように取り戻せばいいのでしょうか。今回の特集では、日々の生活で“理想のアブラ”を摂取するヒントをたっぷり紹介しました。

体に欠かせないアブラ オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸とは?

血液をサラサラに!オメガ3脂肪酸

イワシやサンマ、サバなど身近な青魚や、サケ、くるみ、最近スーパーでよく見かけるようになったエゴマ油やアマニ油などに多いオメガ3脂肪酸。
私たちの体は、数十兆もの細胞でできています。その1つ1つの細胞の材料になっているのが、オメガ3脂肪酸。しかもオメガ3には細胞をしなやかにする働きがあります。なので、オメガ3を十分にとっていると、全身の細胞の働きがよくなり、血液がサラサラになるのです!

血液を固める!オメガ6脂肪酸

炒め物や揚げ物に使うサラダ油、鶏肉、豚肉、牛肉のアブラに多く含まれているオメガ6脂肪酸。オメガ6脂肪酸も細胞の材料として使われていますが、体の中ではオメガ3脂肪酸と反対の働きをしています。オメガ6には、血液を固める働きがあり、ケガをしたときに、血を止めるのに役立っています。
しかし、オメガ6が体内で過剰になると、心筋梗塞や脳梗塞の原因となる動脈硬化を引き起こす可能性があります。

理想のバランス「1:2」

福岡県久山町の調査で、血液中の「オメガ3脂肪酸」と「オメガ6脂肪酸」のバランスが「1:2」の割合を超えてオメガ6脂肪酸が多くなると、急激に死亡リスクが高くなることがわかりました。ところが、欧米型の食事が多い日本人は、「オメガ6」の過剰摂取により、「オメガ3」と「オメガ6」の比率が「1:6」や「1:10」になっているとも言われています。

オメガ3とオメガ6の理想のバランスを目指すには・・・

意識する2つのポイント

厚生労働省は、オメガ3脂肪酸であるEPAとDHAを1日1,000ミリグラム以上摂取することを推奨しています。 どうすれば、1日1,000ミリグラム以上のEPAやDHAをとりながら、理想の1:2のバランスを目指せるのか、専門家に聞いた2つのポイントがあります。
1つ目は、2日に1食は魚を食べること。
2つ目は、少しずつでもいいので、オメガ3が多く含まれている食品を食べることです。

一目瞭然!オメガ3・6の多い食品リスト

コスパ最強のオメガ3食品!缶詰選手権

コストパフォーマンス最強の食品、それが魚の缶詰。
今回、100グラムあたりのオメガ3の量を測定しました。
サバ、イワシ、サンマの「みそ煮缶」、「水煮缶」はどれも数値が高く、オメガ3を摂取するには有効な食品であることがわかりました。

サバ缶オニオン添え

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サバ缶アヒージョ

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サバ缶 コブサラダ風

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専門家ゲスト:守口徹さん(麻布大学 教授)

ゲスト:大島美幸さん(森三中・お笑い芸人)、佐藤栞里さん(モデル)

リポーター:松岡忠幸アナウンサー