1月14日

クイズとくもり 脱出せよ!冬のプチ・エマージェンシー

「つら~い鼻づまり・・・」「ビリビリ!バチバチ!の静電気」・・・。ささいなことだけど、暮らしの中で起こりがちな“ちょっとした緊急事態”。番組では、そんな事態を「プチ・エマージェンシー=“プチエマ”」と名づけ、総力取材!あさイチでおなじみの専門家のみなさんの知恵を集結し、数々のプチエマから脱出するワザを紹介しました!ただ、あくまでもその場しのぎの脱出術。採用するかしないかはみなさんしだい。もしものときの方法の一つとして、試してみてください。

「冬のプチ・エマージェンシー」脱出術!

つら~い鼻づまり

「鼻がつまって苦しい~!」というとき、使うのはペットボトル。右の鼻がつまっているときは左のわきの下、左の鼻がつまっているときは右のわきの下と、鼻がつまっている側と反対側のわきの下に挟むだけ。たったこれだけで、鼻づまりを軽減できるんです。
実は、わきの下には鼻とつながる神経が通っているため、ペットボトルなどでわきの下を圧迫することで、刺激が鼻に伝わり、呼吸が楽になるというんです。2分行うと、10分間ほど鼻づまりを軽減できるんだそう。
(教えてくれた人:耳鼻咽喉科医 石井正則さん)

※鼻づまりが長引く場合は、医師に相談することをおすすめします。

ニットのチクチク

ニットを着ていて、チクチクとかゆみを感じたときは、「ハンドクリーム」や「ボディークリーム」、「ワセリン」などの保湿効果のあるクリームをチクチク感じるところに塗るとかゆみを軽減できるんだそう。冬、かゆみを感じやすくなるのは、肌が乾燥し、ニットのけばだちなどに敏感に反応するため。そこで、敏感になった肌を、油分でコーティングすることで、チクチクを感じにくくなるというのです。
(教えてくれた人:皮膚科医 吉木伸子さん)

冬のわきのニオイ

冬、意外と臭くなるわきのニオイ。デオドラント用意が手元にないとき、ニオイを軽減できるのが、なんと「だ液を直接わきに塗る」という驚きの方法。やり方は、とても簡単。自分のだ液をわきに塗り、10分ほど待つと、ニオイが薄れるというのです。
ポイントは、「きれいなだ液」を作ったうえで塗ること。まずは1分ほど、念入りにうがいをして、口の中をキレイにします。その後、口の中の筋肉をよく動かすと、キレイな「だ液」が作れるといいます。実は、だ液には、デオドラント用品にも使われている「リゾチーム」という成分が含まれているため、ニオイの原因となる菌を殺菌し、ニオイを軽減できるんだそう。もちろん、あくまでもデオドラント用品がないときの最終手段ですよ~。
(教えてくれた人:体臭・多汗研究所所長 医師 五味常明さん)

ダウンコートなどの羽根抜け

ダウンコートなどの羽根抜けの主な原因は、軸のある「フェザー」という羽根が、生地を突き破って、飛び出してしまうため。そんなときは、飛び出た羽根を引き抜くのではなく、フェザーの軸を裏地の方からつまみ、生地の中に引き戻しましょう。
肝心なのは羽根を引き戻したあと!実は、フェザーが突き破った生地には小さな穴が開いています。この穴を放っておくと、再び羽根抜けの原因に。穴の開いた部分を、繊維(縦・横とも)に沿って、そろえるように優しくもむと、穴を塞ぐことができます。
(教えてくれた人:アウトドア用品メーカー 金森智さん)

外で待つときの手足のかじかみ

外で待っているときなどに、手足のかじかみがつらいとは、「たき火」の映像を見ると、ちょっと温かく感じるかも!「たき火」の映像は、火の温かいイメージだけでなく、暖色系の色合いのため、脳が「あたたかい」と錯覚を起こしやすいんだそう。
ただし、どのくらい寒さが和らぐかは人によってさまざま。同じ映像を何度も見ると脳がだまさにくくなるそうなので、ここぞ!というときに試してみてください。
(教えてくれた人:脳神経内科医 朝比奈正人さん)

寒くて朝、起きられない・・・

「朝、寒くて起きられない!」。そんなときは、1秒に1回くらいで、鼻から勢いよく息を吐き出す呼吸法を30秒間ほどすると、血行がよくなり、体の中から温まるため、起きる気力がわいてくるんだそう。手をグーパーするなど、体を軽く動かすことも同様の効果があるんだとか。寒くて起きる気合いがなかなか入らないとき、試してみては?(教えてくれた人:東京有明医療大学教授 川嶋朗さん)

※血圧が高めの方、妊娠中の方、病後間もない方は行わないでください。

洗濯物がティッシュまみれ

ティッシュペーパーをポケットなどに入れたまま洗濯をしてしまって、洗濯物がティッシュまみれになってしまったら、柔軟剤だけで、もう一度すすぎ洗いし、干す前にバサバサと振れば、ティッシュを簡単に取ることができるんだそう。(教えてくれた人:横浜国立大学教授 大矢勝さん)
※ティッシュのくずが大きいと、洗濯機の故障の原因になるおそれがあります、手で取れるものはあらかじめ取った上で、すすぎ洗いをしてください。
※すすぎ洗いしたあと、洗濯槽に残っているティッシュは、必ず取り除いてください。

ビリビリ!バチバチ!静電気

この時期、バチバチ、ビリビリする「静電気」の脱出術も一挙に紹介しました。
(教えてくれた人:千葉大学名誉教授 山野芳昭さん)

  1. ドアノブを触るときの静電気
    素手でドアノブを触る前に、硬貨をつまんで持って、ドアノブに触れておくと、体にたまった電気が間接的にドアへ放電されるので、静電気による痛みを感じにくくなります。

  2. ベランダに布団を干すときの静電気
    布団と服が離れるときに静電気がバチバチするため、布団をかけるときにベランダの手すりや窓のサッシなどの金属に触りながら布団を離せば、静電気を減らすことができるそう。

  3. コートを脱ぐときの静電気
    コートと服の間を少しぬらしたタオルなどでなでると、電気が水分に逃げて静電気が起きにくくなります。

  4. 人とのふれ合いで起こる静電気
    静電気は体が乾燥していると起こりやすくなるため、ハンドクリームをこまめに塗ったり、腰や背中、太ももなど、体全体に保湿クリームを塗ったりしておくと、静電気を減らすことができます。

熱~い食べ物で口の中をやけど

熱い食べ物などで、口の中を軽くやけどをしてしまったときは、「はちみつをティースプーン1杯なめる」と、痛みを和らげることができるんだそう。はちみつが、やけどで敏感になっている部分をコーティングし、痛みが感じにくくしてくれるんだそう。
(教えてくれた人:耳鼻咽喉科医 石井正則さん)

※痛みが長引く場合は、耳鼻咽喉科などを受診してください。
※はちみつを食べてはいけない乳児やアレルギーをお持ちの方は行わないでください。

ミカンにカビが生えてしまった・・・

一度カビが生えてしまうと、カビが生えたミカンだけでなく、ミカン箱全体にカビの胞子が拡散しているんだそう。そこで、そんなときの脱出術を紹介しました。
(教えてくれた人:帝京大学大学院教授 槇村浩一さん)

タイツ・ストッキングの伝線

タイツやストッキングに穴が開いてしまったときは、穴の開いた部分にヘアスプレーをかけると、ヘアスプレーに含まれるポリマーという成分が接着剤代わりになり、それ以上、伝線が広がらないようにすることができるんだそう。
(教えてくれた人:はまぎんこども宇宙科学館サイエンスコミュニケーター 甲谷保和さん)

※スプレーをする場所にケガや傷、湿疹などがある場合は行わないでください。

まだ使えるカイロがもったいない

まだ使える「使い捨てカイロ」をあとでまた使えるようにするには、「ジッパー付きの密閉袋」に入れ、保存するといいんだそう。「使い捨てカイロ」は、鉄の粉と酸素が反応することで、発熱するという仕組み。密閉袋に入れ、空気に触れないようにすると、酸素と反応するのを抑えられるため、また使うことができるんだそう。
(教えてくれた人:はまぎんこども宇宙科学館サイエンスコミュニケーター 甲谷保和さん)

※使用する密閉袋は、カイロの最高温度に耐えられるものを使用してください。
※再使用したときの温度や使用できる時間は、密閉状況や保存した環境によって異なります。

カイロを貼っても温かくならない

1枚のカイロで体を効率よく温めるには、「右胸の下」に貼るといいんだそう。右胸の下には血液がたくさん通る肝臓があるため、血行がよくなり、カイロ1枚でも、体全体が温かくなりやすいんだそう。
(教えてくれた人:消化器内科医 野村喜重郎さん)

専門家ゲスト:山野芳昭さん(千葉大学 名誉教授)

ゲスト:夏菜さん(俳優)、矢部太郎さん(芸人)

VTRゲスト:石井正則さん(耳鼻咽喉科医)、吉木伸子さん(皮膚科医)、五味常明さん(体臭・多汗研究所所長)、金森智さん(アウトドア用品メーカー)、朝比奈正人さん(脳神経内科医)、川嶋朗さん(東京有明医療大学 教授)、大矢勝さん(横浜国立大学 教授)、山野芳昭さん(千葉大学 名誉教授)、甲谷保和さん(はまぎんこども宇宙科学館サイエンスコミュニケーター)、野村喜重郎さん(消化器内科医)

リポーター:副島淳さん(俳優)

ナレーター:日髙のり子さん