5月28日

今こそやりたい!家事シェア・料理編

在宅勤務や学校の休校。外出自粛生活のなか、特に大変なのが、家族全員分の食事を、朝昼晩と用意すること。しかも、その負担は、なぜか妻ばかり・・・と不満に思う人もいるのでは。実際、いざ、夫やパートナーと料理の分担をしようとしても、「夫が料理すると時間がかかりすぎる」「正直、まずい」など、うまくいかないことも多いといいます。
そこで、今回は、“家事シェア・料理編”。「料理初心者の夫に最初に教えるべきこと」や、「味つけに難ありの夫が、たちまちおいしく作れるようになるワザ」などの基本的なところから、何をどう分担するか工夫することで妻の負担を劇的に減らした方法、さらには子どもを料理に巻き込むアイデアまで、一挙、大公開しました。

料理初心者の夫 何から教えたら?

料理の分担が進まない理由で多いのが、夫が料理ができないというケース。では、料理初心者の夫は何ができなくて、妻はどのように教えればいいのでしょうか。悩みを抱える坂口さん夫妻のもとを、パパ料理研究家の滝村雅晴さんが訪問。夫と一緒に「一汁一菜」を作りながら、どんなアドバイスをすれば良いのか教えてもらいました。

料理初心者の夫は・・・

  • 食材や料理器具の置き場所を知らない
  • いつも米は何合炊いているのか知らない
  • 米が炊きあがるまで何分かかるかわからない
  • 「段取りがいい人」に憧れる
  • 「いい匂い」は自信になる
  • 家族の「おいしい」が次の一歩へ

初心者は「レシピどおり」を基本に

料理の分担がなかなか進まない宇和さん夫妻。理由は夫の料理が「おいしくない」こと。聞けば、計量スプーンを使わず目分量でおおざっぱな味つけをしていることが原因でした。パパ料理研究家の滝村雅晴さんによると、これは初心者にありがちなんだとか。まずは、レシピどおりに作って「味つけの型」を覚えることが上達の近道だといいます。調味料は面倒くさがらずに計量スプーンで量って味つけをし、こまめに味見をするよう、夫に勧めてみては。

工夫(1) 夫婦で料理の行程を切り分けて分担する

3人の子どもを育てている黒田さん夫妻。夫は料理自体は問題ないものの、献立をつくるのがどうしても苦手。そこで妻が提案したのが、献立は自分が考えて、夫は作るのに専念するという方法。つまり料理の行程を切り分けて、分担するという考え方です。夫の苦手な部分を妻が補うことで、互いにストレスなく分担ができていると言います。

工夫(2) 週末の1時間を活用! 副菜の作り置きで分担する

5年前から料理の分担をしている共働きの西村さん夫妻。平日は夫の方が帰りが遅く、なかなか料理ができません。そこで始めたのが、週末に副菜の作り置きをすること。かぼちゃの煮つけやきんぴらなど、野菜を切って「煮るだけ」「炒めるだけ」といったシンプルなものを4~5品ほどまとめて作り、冷蔵庫で保管。平日の夕食は、妻がメインのおかずを1品作り、夫が用意した作り置きの副菜を取り分ければ、少ない時間で栄養バランスのよい食事を作ることができます。平日の妻の負担が劇的に少なくなったといいます。ちなみに夫は、1週間分の献立と買い物リスト作りも週末にやっているそうです。

「とのさまかこむ」を意識して! 子どもにも料理を手伝ってもらう“子手伝い”

パパ料理研究家の滝村雅晴さんによると、子どもにも料理を手伝ってもらう“子手伝い”を進めるためのカギがあるそう。それが、「とのさまかこむ」というキーワード。子どもは飽きやすいもの。無理に料理を手伝わせるよりも、簡単で子どもが「やりたい!」と思えることから始めるために任せたい作業がこの7つです。トマトなどのへたを「とる」、卵や調味料を「まわす」、ハンバーグのタネなどを「こねる」などの簡単な作業のほかにも、家で食材を「さわる」、グリルなどから焼け具合の変化を「のぞく」、ということも食材への興味につながり、料理のはじめの一歩としておすすめとのこと。

専門家ゲスト:滝村雅晴さん(パパ料理研究家)

リポーター:松岡忠幸アナウンサー、田村直之アナウンサー