6月8日

今こそシェア!コロナ後を生きるヒント

新型コロナウイルスの影響で、仕事が減ったり店の売り上げが激減したりと、苦しい状況が続いています。いま、人手やお金、ノウハウなどを互いに「シェア」=分かち合うことで苦境を乗り切ろうとする取り組みが各地で始まっています。たとえば、仕事が減り人手が余った職場から人手不足の職場に一時的に人手を融通する「従業員シェア」というアイデアがあります。また、一流フランス料理店のシェフは、SNSを通じて秘伝のレシピを公開。家でも本格的な味が再現できると大反響を生み、新たな交流も生まれています。あなたなら誰と何を「シェア」したいですか?コロナ後を豊かに生きるヒントを一緒に考えました。

従業員シェアで雇用を守る

人手が余っている業種から、人手が足りない業種へ一時的に従業員を送り、シェアするという仕組み。新型コロナウイルスの影響で、経営の苦しい会社や店が多い中、あくまで雇用を守るための緊急避難的な措置として広がっています。業種を越えて従業員シェアすることで、それぞれの特技やノウハウをお互いに学ぶことで新たな発想やサービスが生まれると期待されています。

お金のシェア=クラウドファンディング

最近よく聞く「クラウドファンディング」。これも、たくさんの人が少しずつお金を出し合う、いわば「お金のシェア」なんです。最も多く利用されている仕組みは、店の経営悪化などでお金が必要な人が、インターネットの仲介サイトなどを通じて、不特定多数の一般の人たちに出資を呼びかけ、リターンを返すというもの。出資する人の目的が「支援」であるならば、リターンのない寄付型を選ぶこともできます。

一流シェフのレシピ公開

高級フレンチレストランのシェフ・鳥羽周作(とば・しゅうさく)さんがSNSで公開したレシピを紹介しました。自身も新型コロナウイルスの影響で店の経営が苦しい中、「困っている人のためになれば」と始めました。今やそのレシピは30種類以上。フォロワーは4.5万人を超える人気となっています。鳥羽さんは「これまでお店だけでは出会えなかった人とも、レシピを通じて出会うことができ、シェフとしての新たな価値観を得た」と話していました。

ゲスト:鳥羽周作さん(フレンチレストランシェフ)

専門家ゲスト:牛窪恵さん(マーケティングライター)

リポーター:保里小百合アナウンサー