見るだけで旅気分を味わえる「みんなでシェア旅」。今回は岐阜県からです。シェアした絶景は、日本唯一の二階建てロープウェイ「新穂高ロープウェイ」から眺める標高2,000メートル超の雪景色。北アルプスの大パノラマが気軽に楽しめるとあって、子ども連れからお年寄りまで大人気の絶景です。また、SNSで話題になった「巨大満月をバックにそびえる岐阜城」。写真を撮った男性に密着し、驚きのこだわりの撮影法をシェアしてもらいました。そして、東京五輪の表彰状に使われる「美濃和紙」の産地からは、和紙から生まれる「ファッション」の可能性、さらに全国屈指の柿の産地からは、1個数十万円する高級柿の魅力や、余った柿のお得な使い方をシェアしてもらいました。
ロープウェイから雪ならではの絶景をシェア
岐阜県高山市にある「新穂高ロープウェイ」。ここには日本唯一の2階建てロープウェイがあります。ここで7年間車掌を務めた和田梢さんに、今しか見られない絶景を案内していただきました。乗り始めは“後方”を眺めて、地上から離れるワクワクすべし!という見どころや、空気中の水蒸気が樹木に付着して凍結した“霧氷”という現象を紹介しました。また、標高2,156メートルの展望台から眺める西穂高岳や槍ヶ岳といった北アルプスの雄大な景色もご紹介しました。
SNSで話題!“月と岐阜城”撮影舞台裏に密着!
岐阜城と巨大な満月が写った写真がSNSで4万「いいね!」の大反響を呼びました。この写真を撮影した小林淳さんに密着し、撮影様子をシェアしてもらいました。岐阜城は標高329メートルの山の上にある山城のため、周囲に遮るものがなく、遠く離れた地点からも月とお城が重なって撮影できるため、月が大きく写せるという特徴をご紹介しました。
和紙は着る時代!美濃和紙ファッションをシェア
和紙から作られた糸が服や靴下、タオルの素材としてアパレル業界から注目を集めています。もともと江戸時代から使われていた素材でしたが、これを機械生産する技術が30年前に和紙の産地、岐阜県美濃市で開発されました。綿糸に比べて、1.3倍の吸放湿性があり、強度も綿糸に遜色ないといいます。高機能、エコ素材として期待される紙糸を使ったファッションやグッズを紹介しました。
岐阜の柿が好きすぎて・・・体を張ってPRするヒーロー
岐阜県発祥の柿“富有柿”を育てている岐阜県瑞穂市の農家、関谷英樹さん。柿の仮装をして、ハーフマラソンを30回以上完走し、体を張って柿をPRしていらっしゃいます。関谷さんの育てる富有柿は、約3分の1が規格外となってしまうため、その柿を使って作ったという“柿みつ”を紹介しました。また、関谷さん一家から、余った柿を有効活用できる柿料理をシェアしていただきました。
柿の煮物
柿の天ぷら
まるごと柿サラダ
1個○十万!?岐阜が誇る高級柿をシェア
岐阜県には、2個86万円の値がついた“天下富舞”という高級柿があります。収穫期間は2週間、県内合わせて3,000個ほどしか収穫できない貴重な柿。糖度は20度~29度と高糖度なのが特徴です。生産者の加藤一美さんに、この柿の魅力や育成の難しさを伺いました。