12月9日

withコロナの最新“ペット事情”

新型コロナで在宅時間が増えたことでペットを飼う人が増加したともいわれています。その一方で、犬の鳴き声などへの苦情も増えています。ペットを飼っている方、飼っていない方、苦手な方にも役に立つ、トラブル解決法やペットをめぐる最新事情をご紹介しました。

飼い主の生活スタイルの変化で 犬の行動にも異変が・・・

番組では、犬が飼い主と離れることで過度に不安を感じると起こる可能性のある「分離不安」について、獣医行動診療科認定医の水越美奈さんに教えていただきました。
分離不安になるとトイレの失敗や震えるなどの生理的な症状や、ほえる、クッションなどをかむ、ケージを壊してしまうなどの不安を解消するための行動が見られるとのこと。

こうした困った行動が起こってしまった場合は、かかりつけの獣医師さんに相談してくださいとのことでした。

犬の不満や不安を和らげる方法とは?

番組では、犬のしつけ教室代表の鹿野正顕さんに、短時間で効率よく犬の遊びたい気持ちを満たす方法と、留守番時にほえにくくさせる方法を教えていただきました。

1.短時間で効率よく遊ぶ方法

鹿野さんおすすめの方法はパペットやロープを使うこと。犬は狩りのマネをして遊ぶのを好むため、これらのおもちゃを獲物に見立てて遊ぶことで、犬の遊びたい気持ちや運動したいという欲求を満たしやすいとのことです。
ただし、犬によって個体差があるので、道具を変えるなどして、飼い犬にあった遊び方を探してみてください。

2.留守番時にほえにくくする方法

食べ物を入れられる知育玩具を留守番時に提供すると、気が紛れて不安が和らぎます。
最初は風呂に入るときや近所への買い物のときなど、短時間からスタートして、徐々に時間を長くし、慣らしていくことが大事とのことです。

この2つの方法を行うことで、留守番中に落ち着いて休んでいられる時間も増えてくるとのことでした。

犬のハウスの置き場所に注意

番組では、家庭動物住環境研究家で、一級建築士の金巻とも子さんに、犬が不安を感じる可能性があるハウスの場所について教えていただきました。

ポイントは「外からの音が聞こえてくる場所の近くは避ける」
具体的には、玄関や窓、通気口の近く。ここは、外からの音が聞こえやすく、犬が気になって不安になる可能性が高いとのことです。

また、犬のほえる声も外に聞こえやすいため、避けた方がいいとのことでした。

ペットを飼う前に知っておいてほしいこと

番組では、犬や猫が現在置かれている状況についてご紹介しました。
環境省が出している最新のデータによると、2018年度自治体の保健所や愛護センターで引き取られた犬、猫の数は年間9万2千匹。
そのうち、新しい持ち主へ譲渡されたり、元の飼い主へ返還されたのは、およそ5万4千匹で、それ以外の3万8千匹の犬、猫が殺処分されています。

ペットを飼う際に考えていただきたいこととして、犬や猫の平均寿命は15歳といわれていることや、飼うのに犬は年間約30万円、猫は約16万円かかるということをお伝えしました。

専門家ゲスト:水越美奈さん(獣医行動診療科認定医)、金巻とも子さん(家庭動物住環境研究家・一級建築士)

ゲスト:キンタロー。さん

リポーター:森田洋平アナウンサー