5月15日

クイズとくもり まさかのカビSP

梅雨と言えば気になるのが「カビ」ですよね。カビの多発地帯といえば浴室。いくら掃除をしても次々にカビが生えてくる・・・実はそれ、カビの“発生源”を見落としているからかも!ところで、食パンやおもちのカビを「削って食べちゃう」っていう人、いませんか?これはOK?NG?という疑問に答えるために実験を敢行。さらに、「カビが原因の病気」など、意外と知らない“カビの真実”についてお伝えしました。

まさか!要注意カビ「クラドスポリウム」がそこに!?

クラドスポリウムは、アレルギー性鼻炎やぜんそくの原因となる要注意のカビ。
俗に黒カビとも呼ばれあらゆる場所に生息しますが、特に水回りで繁殖しがちです。
番組の調査では、ふだんの掃除で見落としがちな「水道の蛇口」で多く検出されました。
蛇口は、洗い物で汚れた水が跳ね返りやすく、それがカビのエサになるんです。
飲み水に交じってしまう恐れもあるので、きれいなスポンジなどで、まめに掃除を。
そのほか、水切り台・まな板・歯ブラシ立ての裏・歯磨き用のコップの裏なども注意を。

注意点

専門家によりますと、健康な人が若干のクラドスポリウムを含んだ水を飲んだ程度であれば基本的に問題はないと言います。
ただし、アレルギー体質の人やぜんそくの人は注意が必要です。

まさか!食パンのカビがそんなに広がっていた!?

今回の調査では、『一か所でもカビが見えていると食パン全体にカビが広がっている可能性がある』という結果となりました。
理由は、2つ考えられます。
袋の中でカビの胞子が舞い、食パン全体に付着した可能性。
そして、食パンの中にカビの菌糸が広がった可能性。
菌糸とは、糸状に広がるカビの根っこのようなものです。

注意点

食品に生えるカビは、人体に有害な『カビ毒』を作ることがあります。
カビ毒は熱に強く、トースターで焼いたくらいでは分解できません。
カビ毒の中には、発がん性が高いものもあり、肝障害・腎障害・貧血などさまざまな健康障害を引き起こす可能性もあります。

まさか!要注意カビ「アスペルギルス・フミガタス」がそこに!?

アスペルギルス・フミガタスは、気管支を破壊することもある要注意カビです。
専門家によると、健康な人は免疫機能により、それほど心配はないとのことですが、糖尿病や肺の病気を持っている人は要注意。
喫煙歴が長い人も感染リスクが高いため注意が必要です。
今回の調査では、『加湿器やエアコンの内部にたまったホコリ』、『テレビのうしろにたまったホコリ』からアスペルギルス・フミガタスが検出されました。
このカビは乾燥したホコリっぽい場所を好むため、電話の受話器を置く部分や、カーテンレールの上、ソファのすき間なども要注意です。

取材協力:谷口正実さん(国立病院機構 相模原病院)

まさか!浴室の天井に見えないカビが!?

今回の調査で、一見キレイに見える浴室の天井に“見えないないカビ”が多く潜んでいることが分かりました。
天井にはカビのエサが少なく、目に見えるほど成長しないことが多いのですが、実は天井から胞子をばらまいていることもあるんです!
つまり、いくら掃除をしても浴室に次々とカビが生えるのは、これが原因のひとつだったのです。
手が届きにくい天井は、柄つきの掃除道具などで、まめに掃除することを習慣にしましょう。

取材協力:ライオン 快適生活研究所

まさか!ゴシゴシ洗いがカビを増やしていた!?

ブラシで強くゴシゴシこすると、目地やパッキンに傷がつきがちです。
カビは傷の奥へ奥へと入り込み、ますます取りにくくなってしまいます。
専門家によりますと、ブラシで洗うときはなでるように!
それでも落ちない頑固なカビには、カビ取り剤をスプレーし、しばらく置いておくことをオススメ。
置いておく時間は、注意書きの時間を目安にしてください。

まさか!耳の中にカビが生える!?

耳掃除のしすぎで傷ができると、外耳道真菌症という病気につながることがあります。
傷にカビが繁殖し、かゆみや傷み、耳のつまり感、難聴などを引き起こします。
健康な人でもかかる恐れがあります。
専門家によると、耳には耳垢を外に押し出す作用があるため、耳掃除は月に1~2回で十分だそうです。

注意点

イヤホンのしすぎ・プールなどで耳に水が入ったままにしすぎることも外耳道真菌症の原因となるため注意が必要です。

取材協力:福田智美さん(東京慈恵会医科大学)

専門家ゲスト:矢口貴志さん(千葉大学准教授)、槇村浩一さん(帝京大学大学院教授)
ゲスト:向井理さん、村川絵梨さん
リポーター:副島淳さん
ナレーション:日髙のり子さん