7月10日

クイズとくもり きゅうり☆スペシャル

夏の食卓に欠かせないのがシャッキシャキの「きゅうり」。でも、その食べ方ってバリエーションが少ないと思っていませんか。実はきゅうりって加熱してもおいしいんです。実際、きゅうりの一大産地である福島県須賀川市では、きゅうり鍋や春巻など、焼いたりあげたり加熱して楽しむ方法がたくさん!
そのほか、世界のきゅうり料理や、きゅうりの意外な効能など、きゅうりにまつわるさまざまな情報をお伝えしました。

加熱してもおいしい!意外なきゅうり料理

まず訪ねたのは、きゅうりの一大産地・福島県須賀川市。そこにある居酒屋さんでは、さまざまなきゅうり料理が楽しめる「きゅうりのフルコース」が大人気。福島県産の豚肉と、きゅうりの薄切りをたっぷり「きゅうり鍋」や、「きゅうりステーキ」など、ユニークなきゅうりの加熱料理がたくさん。また、オリジナルレシピをたくさん開発している地元の主婦の方には、ヘルシーなきゅうり春巻きの作り方を教えてもらいました。

取材協力:鈴木徳廣さん(居酒屋料理長)、小枝友子さん

きゅうりステーキ

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きゅうりの春巻

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新鮮なきゅうりの見分け方

きゅうりは、痛いくらいのトゲやイボが付いているものが新鮮。須賀川のきゅうりの農家の方によると、とれたてのみずみずしいきゅうりは、真っ二つに折っても切り口がくっつくんです。でもくれぐれも、スーパーなどでは試さないでくださいね。また、鮮度が落ちたきゅうりは下の部分が膨らんでいくので、見分ける際のポイントにしてください。

取材協力:大河原一雄さん(きゅうり農家)

きゅうりの効能は?

きゅうりの95.4%は水分ですが、残りの5%にいろいろな成分が含まれていることが、最近の研究で分かってきました。福島大学の杉森大助教授の研究では、脂質を分解する「ホスホリパーゼ」という酵素が見つかっています。また、きゅうりのヘタに含まれる「ククルビタシン」という物質が、がん細胞を減らしたという海外の研究もあります。

取材協力:蒲池桂子さん(女子栄養大学教授)

暑い夏にぴったり!きゅうりとヨーグルトの冷製スープ!

世界では「ヨーグルト」と合わせて食べられることが多いんです。ギリシャの「ザジキ」やトルコの「ジャジュク」、インドの「ライタ」といった料理はすべて、きゅうりとヨーグルトを合わせたものです。今回は、その中でも、ヨーグルトの本場・ブルガリアで、暑い夏に食べられているという冷製スープ「タラトル」を紹介しました。

取材協力:山田睦之さん(ブルガリア料理専門店シェフ)

きゅうりとヨーグルトの冷製スープ「タラトル」

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博多祇園山笠の参加者はきゅうりを食べない?

毎年7月に福岡市で行われる「博多祗園山笠」。このお祭りの参加者は、「期間中にきゅうりを食べてはいけない」という風習があります。祗園の神様の紋がきゅうりの輪切りと似ているため、“神聖”なきゅうりを食べると良くないことがおきる、と言われています。

取材協力:福間裕爾さん(福岡市博物館)

知られざる きゅうりの品種

きゅうりは世界中で約500の品種があると言われています。神奈川県平塚市にあるきゅうり農家では、幻のきゅうりと呼ばれている「相模半白節成」など、珍しいきゅうりを専門に栽培しています。「相模半白節成」は色が半分白いのが特徴で、50年ほど前までは、全国で広く流通していました。しかし、サラダに使用すると色が薄いため、見た目が鮮やかではないという理由などで、しだいに生産量が減っていったそうです。

取材協力:吉川貴博さん(きゅうり農家)

専門家ゲスト:蒲池桂子さん(女子栄養大学)
ゲスト:観月ありささん、八嶋智人さん
リポーター:副島淳さん
ナレーション:日髙のり子さん