1月8日

クイズとくもり あったかアボカド大特集

今回のテーマは女性に人気のアボカド!肌によい「ビタミンE」や血圧を抑える「カリウム」に加え、「食物繊維」も豊富といいことづくめの食材!でもアボカドの食べ方と言えばサラダやお刺身程度、冬に食べるのはちょっと・・・。今回はそんな皆さんの考えを一新するあったか~いアボカド料理が続々登場!アボカドの本場・メキシコの身も心も温まる「おふくろの味」に、意外や意外の和食との組み合わせ!さらに、手間のかかるある料理をアボカドを使うことで簡単にする方法など、この冬食べたくなる!あったかアボカド活用術を紹介しました。

本場・メキシコのおふくろの味はアボカド入りおじや!?

アボカドと言えばメキシコ!というわけで、創業28年のメキシコ料理店にお邪魔しました。人気のメニューは、肉と生のアボカドを薄焼きパンで挟んだ「タコス」や、潰した生のアボカドをチップスにつけていただく「ワカモレ」など。やっぱり暑いイメージの強いメキシコ。温かいアボカド料理なんてないのではと思っていたら・・・ありました!スタッフのラミレスさんいわくメキシコで「おふくろの味」と言われるほどポピュラーなあったかアボカド料理「コンソメデポヨ」。作り方は超簡単。コンソメベースのスープに、サルサソースと鶏肉、そして、炊いたお米とアボカドを入れるだけ!その見た目はまさに、われわれ日本人になじみのある「おじや」!メキシコでは、病気のときによく食べられる料理なんだとか。食べるタイミングまで「おじや」そっくりでした。

コンソメデポヨ

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アボカドはまさに“食べる美容液”!知られざるアボカドパワー

女性人気が高いアボカド。実際、どんな栄養があって、どのような働きをしてくれるのか?スタジオで慶應義塾大学教授の井上浩義さんに教えてもらいました。アボカドには、血液の流れをよくする効果のある「オレイン酸」がたっぷりに含まれているため、お肌にもプラスに作用してくれるのだそう。さらに、ごぼうと同じくらい豊富な「食物繊維」が、腸内の善玉菌の働きを活性化させたり、便を柔らかくする効果も。さらに、血圧を抑える「カリウム」、抗酸化力の高い「ビタミンE」、生活習慣病の予防につながる「善玉コレステロール」もたっぷりで、いいことづくめの食材だそう。ただし、アボカドはカロリーが高いため、食べ過ぎは禁物。1日に2分の1個が食べる目安だそう。

アボカドの買いどきは冬?大安売りの謎!

実は冬場のアボカドはお買い得!アボカドを輸入する貿易会社の土井一也さんに聞くと、春や夏といった暖かいシーズンは、冷たいサラダを食べる人が増え、その具材としてアボカドの消費が増えるのだとか。一方、秋・冬の寒いシーズンになると、冷たいサラダを食べる機会が減り、それに伴ってアボカドの消費量が落ち込むため、アボカドを売りたい量販店などが値段を安くして消費を促そうとするんだそう。つまり、冬のアボカドはお買い得!しかし、気温の低いこの時期はアボカドが追熟しにくいため、十分に熟していないものが店頭に並ぶこともあるので要注意!そんなときは、こたつに入れたり、暖房が効いた部屋に置いておけば、追熟を早めることができるそうですよ!
※ただし、こたつのヒーター部分に近づけない、こまめに確認する、など十分に注意して行ってください。

和食+アボカドで味がブースト(増幅)!アボカド料理家が教える意外な料理!

続いては、アボカド専門カフェを経営する佐藤俊介さんが、「和食」との組合わせを教えてくれました!佐藤さんのオススメは「肉じゃが」ならぬ「肉アボ」。牛肉・しらたきなどを煮込んだら、食べごろのアボカドを鍋に!火を止めて余熱で味を染みこませれば完成です!じゃがいもよりも火がとおりやすいので調理もお手軽、さらに糖質オフで体にも優しい、一石二鳥のアレンジ和食!アボカドを冷凍保存する方法も教えてくれました!アボカドの使い道がさらに広がりますね!

肉アボ

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ハムエッグのアボカドン

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アボカドを長期保存!冷凍保存のすすめ

  1. アボカドを1センチ幅にスライス
  2. スライスした表面に、変色予防のレモン汁をかける
  3. ラップに包んでしっかり空気を抜く
  4. あとは冷凍室に入れるだけ!

冷凍室に余裕があれば、皿にのせ入れておくと早く冷凍され傷みにくくなります。

アボカドを使って楽チン調理♪アボカド料理研究科伝授「アボチェンジ」!

まだまだアボカド料理のレパートリーを増やしたい・・・。アボカド料理研究家の緑川鮎香さんに助けを求めると、ある料理法を伝授してくれました!その名も「アボチェンジ」!ある材料をアボカドにチェンジするだけで、調理の手間を省き、さらに栄養UPができる驚きの方法でした!今回、教えてくれたのは、ホワイトソースに使う小麦粉とバターを、アボカドにチェンジした「アボソース」。ミキサーにアボカドと牛乳を入れてスイッチONで終了!なんと、わずか2分でできちゃうんです!緑川さんはこのアボソースをグラタンやシチュー、クリームパスタに活用!さらに、アボソースにはんぺんを混ぜ、アボソースの「クリームコロッケ」まで作ってくれました。

アボソース

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えびとマカロニのアボソースグラタン

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アボクリームシチュー

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ベーコンとしめじのアボクリームパスタ

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アボクリームコロッケ

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アボタルタル

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生産量はごくわずか!1個600円の高級"国産”アボカド

日本でアボカドを生産している地域があることをご存じでしたか?そんな貴重な国産アボカドがあると聞いて訪ねたのが愛媛県のアンテナショップ。そこには、なにやら見慣れない形の緑の実が・・・でもこれ、よく目にするアボカドと品種が違うだけで、れっきとしたアボカド、「ピンカートン」とう品種なんです。そのお値段、1個600円!にもかかわらず、予約が殺到する人気ぶり。気になる国産アボカドの実態を調べるべくスタッフは愛媛・松山へ。この地で最初に栽培を始めた森茂喜さんの農園では収穫作業に追われていました。出荷場に入ってみると、ちょっと変わった光景が・・・なんと枝の部分を残したまま出荷していたのです!実はアボカド、実の下の部分からどんどん上に熟していく性質があるんです。枝が取れれば、全体が軟らかくなった証し。食べごろのサインを消費者に分かりやすく伝えるための工夫だったんです。

大きな被害から生まれた新たな希望

いまでは人気となった松山産のアボカド。その始まりは28年前にまでさかのぼります。1991年の台風19号で、みかん畑に大きな被害を受けた森さんが、復興の象徴にと自分の畑に植えたことがきっかけでした。アボカドはすくすくと成長、10年後には実をつけます。そんな中、森さんの成功を知った松山市が動き出します。ちょうど、みかん価格低迷期が問題になっていた時代。その危機を脱する新たな作物として、市をあげての栽培に乗り出したのです。あれから15年、今も試行錯誤は続いています。それでも、生産農家は120軒に増え、生産量も年間2トンと、着実に成長しています。森さんは「アボカドやってていちばんいいのは若い方が来ること。そういう人が農業をやってくれれば」と話します。今やアボカドは、松山の未来の希望となっていました。

専門家ゲスト:井上浩義さん(慶應義塾大学医学部教授)、佐藤俊介さん(アボカド専門カフェ オーナーシェフ)、緑川鮎香さん(アボカド料理研究家)
ゲスト:武田真治さん(俳優)、阿佐ヶ谷姉妹さん(お笑い芸人)
VTRゲスト:ホセ・ラミレス・カスティーヨさん(メキシコ料理店スタッフ)、土居一也さん(貿易会社)、佐藤俊介さん(アボカド専門カフェ オーナーシェフ)、緑川鮎香さん(アボカド料理研究家)、那須やよいさん(愛媛県アンテナショップ)、森茂喜さん(アボカド農家)、山本敦洋さん(松山市農林水産課)
リポーター:副島淳さん(俳優)
ナレーション:日髙のり子さん