9月3日

クイズとくもり “夏疲れ”解消! しょうがパワー!

“冬に体を温めてくれるもの”というイメージのある「しょうが」。しかし、冷房をガンガンにきかせるうちに、知らず知らず、体を冷えやしてしまっている「夏」こそ、「しょうが」を食べるべきだと言います。
そこで今回は、さまざまな番組で「しょうがパワー」を紹介してきた、第一人者がイチオシする、しょうがの体を温める成分をなんと「20倍!?」にできるという、驚きの加工法を伝授。さらに「しょうが」で自身の体調不良を改善させたという、漢方に詳しい女性医師が教える、日々の食事に「しょうが」を取り入れる「マル秘テク」!さらに日本一の産地の「高知県の農家の知恵」まで。まだまだ残暑厳しい今の時期の「夏疲れ」を「しょうがパワー」で吹き飛ばします!

ついに完成!「スーパーウルトラ蒸ししょうが」

「しょうが」はなぜ、夏にとるべきなのか?しょうがを研究して20年になる医学博士の平柳要さんによると、しょうがに含まれる“ショウガオール”という成分が血のめぐりをよくして夏のダルさをスッキリ解消!さらに体脂肪の燃焼を促すので、ダイエット効果も期待できるんだそう。でも、実は「生のまま」食べてもあまり意味がないと言います。というのも“ショウガオール”は、生のしょうがに多く含まれる“ジンゲロール”を加熱したり乾燥させないといけなかったんです。
平柳さんが6年前、あさイチで紹介してもらった「ウルトラ蒸ししょうが」。スライスして蒸したあと、天日干しで乾燥させたものです。しかし最近、先生は「ウルトラ蒸ししょうが」の、なんと「20倍」も“ショウガオール”を増やした「スーパーウルトラ蒸ししょうが」の作り方を編み出していました。
そのポイントは「圧力鍋」を使うこと。“ショウガオール”は100度以上に加熱することで激増します。なので120度以上が出せる「圧力鍋」がよかったんです。使う圧力鍋は140キロパスカルのものが最も高温が出るのでベスト、20倍以上に増えます。また一般的に家庭でよく使われている70~110キロパスカルの圧力鍋でも、10倍程度は増えるそう。

スーパーウルトラ蒸ししょうがの使い方

そのまま鍋やお茶に入れても使いえますが、ミルなどで粉末にすると、どんな料理にも“ちょい足し”して手軽に使えます。1回の量の目安は「小さじ3分の1(=1グラム)」程度。ショウガオールが「20倍」になっているので、少ない量でも効果バツグン。料理の味も、損ないません。ただ「スーパーウルトラ蒸ししょうが」は辛いので食べすぎると胸やけの原因に。また、しょうがのアレルギーの方は食べないでください。

組み合わせて使うと「ダイエット効果」アップ!

ショウガオールには体を温める以外にも、体脂肪を分解し、脂肪を燃焼しやすくする効果も期待できます。平柳さんによると、ショウガオールをとったあと、3時間以内にランニングなど有酸素運動をすると効果的なんだそう。また、キムチなどとうがらしが入った料理や赤パプリカと一緒に食べるとダイエット効果アップ!とうがらしに含まれる“カプサイシン”や赤パプリカに含まれる“カプサイチン”が脂肪を燃焼してくれるのを、期待できます。

スーパーウルトラ蒸ししょうが

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しょうがの達人から教わる“使いこなし”テクニック

医師の石原新菜さんは15年前、冷え性、肥満、肩こりなどに悩まされていましたが、しょうがを毎日食べる生活を送ることで改善。その経験から、しょうがを“使いこなす”テクニックを紹介しています。そんな“達人”新菜さんに教えてもらいました。

1番大事なことは「3時間おきにこまめにとる」

ショウガオールは3~4時間で体内で分解されてしまいます。そのため3時間おきにこまめにとり、ショウガオールを体内にとどめておくのが効果を持続させるポイントです。

寝る前には「しょうがココア」

寝る前にはリラックス効果があるココアに「おろししょうが」を入れて飲むと、安眠しやすくなるそうです。ココアは、砂糖やミルクの入っていない“純ココア”がおすすめ。そこに入れるしょうがにも工夫があります。それは“しょうが氷”。製氷皿の1マスにおろししょうがを小さじ1杯(5グラム)と、同量の水を入れ、凍らせたもの。これを入れて溶かして、飲むのです。

とても便利!「しょうが氷」

“しょうが氷”は作り置きしておくとさまざまに使えて便利!1回で使い切りやすい量だし、氷に閉じ込められ香りもそのまま。使うときには、おろしたての香りが楽しめます。
新菜さんは、うどんや鍋、みそ汁のほかに、煮魚などの臭みをとるのに活用。さらに、とっておきが“麦焼酎のしょうが氷割り”。麦焼酎にしょうが氷を入れたもので、香りもほんのり爽やかになりますよ。

究極やわらか しょうが焼き

しょうがを使った料理といえば“しょうが焼き”。だれでも簡単に冷めてもやわらか~いしょうが焼きの作りかたを、健康と美容に効果的な食事を研究している、スギ アカツキさんに教えていただきました。

味付けは「おろししょうが」と「ドレッシング」だけ!

やわらかくする秘けつ。それは「しょうが」と「ドレッシング」を使うこと。ジッパー付きの袋に豚肉・おろししょうが・ドレッシングを入れ、軽くもみ、一晩冷蔵庫で寝かせます。そうすると、ドレッシングに含まれる“お酢”の力で豚肉に水分がたっぷり入りこみ、焼いてもジューシーに。さらにドレッシングに含まれる“油”が肉をコーティング、肉の表面をしっとりさせます。また、しょうがに含まれる酵素でさらに肉が、やわらかくなります。
今回は、しょうゆドレッシングを使用しましたが、スギさんによるとオイル入りのドレッシングなら基本なんでも大丈夫ということです。スギさんのおすすめは「ごまドレッシング」。クリーミーな味わいになるんだとか。

お湯につけて時短!

一晩寝かせる時間がない!というときは30分でお肉がやわらか~くなる方法も。それは袋ごと「お湯」につけ「湯煎」する方法。お風呂と同じくらいの40度ぐらいのお湯に30分間つけておきます。そうするとしょうがに含まれる“ジンギパイン”という酵素が活性化、たんぱく質を分解するスピードがあがり、お肉がやわらかくなります。ただしお湯が45度以上になると肉自体が硬くなってくるので注意が必要です。
なお、厚みのある肉を使用する場合は、つけこむ時間を長くする必要があります。

超やわらか しょうが焼き

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実は間違いだらけ!? しょうがの扱い方

日本一のしょうがの産地・高知県。そんな高知で生産から販売まで行う食品会社の人たちに、「しょうがの扱い方のコツ」を伺いました。

しょうがをおろすすときは“立てて”

しょうがをおろすとき、出る繊維・・・あれを出にくくするには、表面についている「しま模様」に対して、垂直になるように「立てて」するのがポイント。しょうがの繊維が断ち切りれて、繊維が気にならなくなります。

“芽”が出ているしょうがは日持ちする

たまに“芽”が出ているしょうがを見かけませんか?実は芽がでているしょうがは、生命力が強い証。とても日持ちするそうです。なお、しょうがの芽に毒性はありませんので、食べても大丈夫です。

保存するときは“キッチンペーパー”にくるんで冷蔵庫で保存

清藤さんによると、しょうがを保存する最高の環境は、「室温15度、湿度90%」がベストなんだとか。しょうがは熱帯アジア原産といわれ、乾燥や寒さに弱い植物です。そのため寒すぎず、湿度も高い環境だと、みずみずしさを保ったまま、なんと1年以上も保存できるそう。家庭でこの環境を再現するのに、おすすめされたのが“キッチンペーパー”を使う方法。しょうがを水でぬらし、キッチンペーパー2枚で包みます。輪ゴムで軽くとどめ、比較的暖かい冷蔵庫の「野菜室」へ。ものにもよりますが1か月程度、保存できるそう。

しょうがが主役の料理

清藤さんの食品会社には、料理上手な社員たちで作る“しょうがサークル”があります。「しょうががメイン」になる料理を開発、会社のホームページで紹介したり料理教室を開いたりしているみなさんから、「しょうがのさわやかチャンプルー」と「しょうがとパイナップルのシャーベット」を教えていただきました。

おいしい!ヘルシー!「しょうがマヨ」

もうひとつおススメが、しょうがとマヨネーズを合わせて作った「しょうがマヨ」。おろし、軽く水けをきったしょうがを、マヨネーズとあえるだけ。ハムサンドのマヨネーズ代わりや、チャーハンなどの炒め物の、油の代わりに使うと、あと味すっきりの料理に仕上がるそうです。

しょうがマヨネーズ

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しょうがのさわやかチャンプルー

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しょうがとパイナップルのシャーベット

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しょうがマヨ サンドイッチ

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しょうがマヨ チャーハン

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しょうがマヨ エビマヨ

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しょうがグルメで町おこし

驚きのしょうがグルメがあると聞いてやってきたのが、高知県いの町。町のとおりの名前はなんと「生姜焼き街道」。店に入ると、どっさりしょうがを使ったとり肉料理やしょうが焼きピザなど、町にあるおよそ20もの店で工夫をこらしたしょうがグルメを楽しめます。実は、いの町は生産量日本一を誇る高知県のしょうが栽培発祥の地。5年前からしょうがグルメを開発して町おこしをしています。
なかでも、ひと際変わったものが、しょうが汁がたっぷり入ったかき氷。その名も「仁淀ジンジャーミルクかき氷」。町を流れる清流・仁淀川をイメージしたシロップに、しょうがのしぼり汁がたっぷり入った「特製の練乳」がかかっています。作っているのは町の障がい者の作業所 ら・ら・らの人たち。知的障害がある人など20人ほどが通っています。所長の早藤久美子さんによると、17年前に施設の立ち上げたときから地元の人たちが力になってくれてたそうです。その恩がえしがしたいと、しょうがを使った町おこしに参加を決めたそうです。
そして去年からみなさんが取り組んでいるのは、しょうがの”新芽”だけをぜいたくにつかった「芽しょうがの酢漬け」です。もともとしょうが農家だけが食べていた「幻の味」を町の名物にできないかと、地元の人たちと一緒に作り、商品化を目指しています。先月には初めての試食会が町役場で開かれ、50人以上が参加。やわらかくてさわやかな味わいが大好評でした。今後は試験的に町の飲食店に置かせてもらい、お客さんからの反応を見て販売方法などを考える予定だそうです。

専門家ゲスト:平柳要さん(医学博士)
ゲスト:しずちゃん(お笑い芸人)、伊藤沙莉さん(俳優)
VTRゲスト:平柳要さん(医学博士)、石原新菜さん(医学博士)、スギアカツキさん(長寿美容食研究家)、清藤浩文さん(食品会社専務)、コガネジンジャーカフェのみなさん(食品会社 社員)
リポーター:副島淳さん(俳優)
ナレーション:日髙のり子さん