10月19日

ここらで一回真剣に向き合ってみる「いつからおばさん」問題

そろそろ、「おばさん問題」アップデートしませんか?

年齢を重ねると、多くの女性が直面するのが「いつからおばさん」問題です。
鏡を見たとき、手や首のしわの数を数えたとき・・・老いには逆らえないものと分かっていても、他人から「おばさん」と言われるのは、心底腹立たしい。
それにしても、「おばさん」という言葉には、なぜマイナスのイメージが付きまとう?
「若さ」という価値観に世の中も自分もとらわれ過ぎてない?そんな、「おばさん」問題に、平野ノラさん、SHELLYさん、あさイチプレゼンター馬場典子さんらと“真剣に”向き合い、あきらめや自虐ではなく、自分らしく年を重ね生きるために話し合いました。

「おばさん」はいつから?

「おばさん」はいつからだと思いますか? 街で聞いてみると、ある年齢からという人もいれば、行動や考えを重要だという人など、答えは人によってばらばら。今回番組で調べると、最も多かった答えは「自分でそう思ったとき」でした。ところが、同じ人に「もし人からおばさんと言われたら?」と尋ねると、多くの方から「しかたない」「反省する」「受け止める」という答えが。自分で決めるといいながらも、どうしても気になるのが「人の評価」。このように、「おばさん」という言葉には女性のモヤモヤが詰まっているようです。

「おばさん」のイメージ

辞書で「おばさん」を調べてみると、「おばさんとは、『広く、大人の女性を呼ぶ語』(広辞苑 第七版)」となっています。ところが、番組で「おばさん」のイメージをアンケートすると「ずうずうしい」「羞恥心がない」「うるさい」「自己中心的」など、マイナスのイメージが非常に多く集まりました。これに対して、同じように「おばあさん」のイメージを聞くと「優しい」「かわいい」「人生の先輩」「穏やか」「寛大」などが非常に多かったんです。どうして「おばさん」だけが、マイナスのイメージがついてしまったのでしょうか。

流行語からみる「おばさん」史

女性をとりまく流行語を見つめると、世の中の「おばさん」像の変化が見えてくるかも?平成が始まった1989年「オバタリアン」以降の流行語をふりかえりました。

「おばさん」と私

あなたは「おばさん」とどう向き合いましたか?
それぞれの分野で活躍する40代の女性2人に、お話を伺いました。
働く女性から絶大な支持を受けるファッション誌の副編集長、下河辺(しもこうべ)さやこさん(47歳)は、「いまの自分がいちばん好き」だと言い切ります。華やかな世界に生きる「できる女」と思われがちですが、実はその陰でさまざまな苦労を乗り越え必死で生きてきたと言います。だからこそ、年を重ねるなかで、自分の内面がどんどん豊かになっていくことを実感できるそうです。
「おばさん」の愉快な日常を描く、漫画家・まめさん(49歳)は、若い頃は何でも頑張ろうと無理をしすぎていたと言います。30代後半で離婚しシングルマザーになったことで、考え方も大きく変わり、現在は自分を優先することができるようになりました。日々のなかで「おばさん」を意識しすぎることはなく、いつも自然体で生きているそうです。

ブレイディみかこさんに聞く・イギリスの「おばさん」事情

海外の「おばさん」事情をお聞きしたのは、イギリス在住のライター・ブレイディみかこさん(55歳)。高校卒業後にイギリスに渡ったブレイディさんは、40代で保育士の資格をとった頃、社会における「おばさん」の重要さを学んだと言います。それは、「子どもや若者など人間が成長していくときには自分の親以外の大人との会話や触れ合いがとても大切」。つまり、社会には「おばさん」や「おじさん」が必要だということ。そういう観点から、ブレイディさんはご自身も「おばさん」に尻込みせずに、みずから進んで「おばさん」になっていきたいと考えています。

ゲスト:平野ノラさん(お笑いタレント)、SHELLYさん(タレント)

VTRゲスト:ブレイディみかこさん(ライター)、北原みのりさん(作家) 他

リポーター:馬場典子アナウンサー