10月28日

40代から危ない!コケない体をつくる

最近、“コケて”ませんか?40代になってから、ちょっとした段差でつまずくことが増えた!何もないところで転んだ!など、今コケる人が続出しています。コケることで打ち身・捻挫にとどまらず、時には骨折することも。
専門家によると、実は女性の場合、40代になると筋力やバランス力が衰えはじめ、転倒するリスクが増大していくのだそう。さらに、コロナ自粛による運動不足が追い打ちをかけ、緊急事態に陥っています。
ただつまずくだけならいいものの、怖いのはケガ。実は転倒による死者の数は、交通事故の2倍にもなります。
そこで番組では、自宅で簡単にできるコケないための体づくりの方法はもちろん、コケてもケガしにくい受け身のとり方、すり傷や打ち身のあとが残らない治し方まで、盛りだくさんでお届けしました。

コケない体づくり

1分足指メソッド 「足指体操」

40代以降の女性の、転倒の大きな要因は、筋力低下。中でも、特に衰えやすいのが、太ももの前についている「大腿四頭筋」、ふくらはぎについている「下腿三頭筋」、足の指にある「内在筋」です。
中でも、つまずかないために気をつけるべきなのが、「内在筋」。この筋力が衰えると、つま先があがりにくくなり、つまずきやすくなってしまいます。そこで、この「内在筋」を鍛える体操を紹介しました。

足指体操

  1. 足の指をすべてあげて、すべておろす×3回
  2. 足の指をすべてあげて、親指だけおろして、ほかの指をおろす×3回
  3. 足の指をすべてあげて、親指だけおろして、小指をおろして、ほかの指をおろす×3回
  4. 足の指をすべてあげて、親指だけおろして、ほかの指とスイッチ×5回

東洋の伝統武術 「太極拳」

コケない体づくりのために、大切なのが、「バランス力」。
転倒予防が期待できると、今アメリカで研究されているのが、「太極拳」なんです。太極拳は、体を動かし続けていても、常にバランスがとれていることが、太極拳のすごさの秘密でした。
そこで、バランス力アップが期待できる、簡単な太極拳の動きを教えてもらいました。その名も、「スワイショウ」

スワイショウ

  1. 肩幅に足を開いて、立ちます。
  2. 両腕をゆっくり開いて、方、ひじ、手首の力をできるだけ抜きます。
  3. 腰から回すような意識で、両腕を回していきます。
  4. 両腕が回りきったところで、体にポンと当て、反対へ回していきます。
  5. 2,3分続けたら、徐々に腕の振りを小さくして動きをやめます。

コケても骨を折らない知恵

柔道8段指導員直伝の受け身

柔道の総本山・講道館にて、コケても骨折しにくい受け身を教えてもらいました。
前に倒れるときも、後ろに倒れるときも、手を内側に向けて、体を小さくすることがポイントでした。
いざというときに、体を小さくするための練習として紹介したのが、「シーソー」という練習法です。

シーソー

ひざを抱えて、体を丸くする練習です。
「体をできるだけ小さくすること」と「しっかりとアゴをひくこと」を意識してください。

女性ホルモンと骨粗鬆症の関係~ホルモン補充療法~

女性は閉経を機に、女性ホルモンであるエストロゲンが減少します。エストロゲンが低下することで、骨密度が減り、骨折のリスクが高まります。
骨密度低下は防げないですが、運動による筋力アップで転倒が予防できます。筋力アップには高タンパク低脂質の大豆がおすすめです。
骨密度が低下し困っている方は、ホルモン補充療法が効果的です。
いまは、飲み薬や塗り薬もあるので、お近くの婦人科医への検診をすすめています。
ただし、乳がんにになると治療が受けられなかったり、血栓症のリスクが加齢とともに上がるので早めにホルモン補充療法が必要だったり、注意点がありますので、婦人科医にご相談ください。

女性の健康に関しては、NPO法人『女性の健康とメノポーズ協会』でも相談を受けつけています。
毎週火曜日と木曜日 午前11:00~午後4:00 ※年間年始はお休み
電話番号:03-3351ー8001
相談料は無料
ホームページ:http://www.meno-sg.net/

ケガを早くきれいに治すワザ

ちゃんと知りたい湿潤療法

転倒で残ってしまう傷や打ち身。きれいに治す方法があります。皮膚科医に教えてもらったのは、傷口を乾かさない湿潤療法。

(1)流水で傷口を最低でも20秒流す。

傷口に汚れや砂などが残ると化膿の原因に。菌を流すというより、汚れを流す作業。
これが傷口をきれいに治すかどうかのカギ。

(2)患部を軽く圧迫する。

軽く圧迫して止血する。傷口からじわっと血が出ているくらいがベスト。
血が流れているのは、傷口がきれいな証拠。
※たくさん流れている場合は、太い血管が傷ついている場合が考えられるので、病院へ。

(3)傷口を保湿する。

市販されている白色ワセリンを塗布し、ばんそうこうで傷口を保護する。
ポイントはたっぷりとって、覆うように塗る。
患部を清潔に保つためにも、1日に1回は最低でも変える。
そのとき流水洗浄、ワセリンもお忘れなく。
※傷の治りが早い効果が期待されているばんそうこうを使用する際は、ワセリンを塗らずに使用してください。

消毒液の使用に関して

消毒の必要は基本的にありません。病院での治療でも、消毒を使わないことが多いほどです。ただし、動物にかまれたり、傷口の汚れが取れない場合は十分に水洗いして、湿潤療法を施し病院へ行くことをオススメします。

キズの早い治りが期待される食事

傷んだ細胞の修復に必要な酸素を運ぶヘモグロビン。それを増やすには鉄分が必要です。
また、野菜に含まれる鉄分はビタミンCと一緒に摂取すると、吸収率があがるので一緒にとるのがオススメです。

また骨折など骨が損傷した倍はカルシウム・マグネシウム・ビタミンDの摂取バランスが大切です。
骨を強くするカルシウム、その吸収を促すビタミンD、そしてそのビタミンDの働きをよくするのがマグネシウムです。

豆腐のあんかけステーキ

印刷用ページ

カツオと小松菜のサラダ

印刷用ページ

いわしとキノコの炊き込みごはん

印刷用ページ

白菜と豆乳のスープ

印刷用ページ

ゲスト:川村エミコさん

専門家ゲスト:井上留美子さん(整形外科医)、楊玲奈さん(日本健康太極拳協会)

VTRゲスト:池乃めだかさん(吉本新喜劇)、吉田裕さん(吉本新喜劇)、久道勝也さん(足の専門医)、鮫島元成さん(講道館)、秋山日向子さん(講道館)、望月善子さん(婦人科医)、服部麗さん(管理栄養士)、らみーさん(料理家)、窪田徹矢さん(皮膚科医)、鷹見美来さん(管理栄養士)

リポーター:石井隆広アナウンサー