誰にとっても身近な「文具」に注目!まずは「家にある文具の徹底活用術」。例えばかわいいから・・・とつい買ってしまいがちな「マスキングテープ」。買ったはいいけれど使い道に困る人が少なくないこのアイテムも、達人の手にかかれば・・・クリスマスツリーに大変身したり、捜し物が簡単になるお役立ちアイテムになるんです。ほかにもパンチやファイルなど、身の回りの文具のオドロキの活用法をご紹介しました。毎日の生活がちょっと快適になる知恵が満載!さらに「家事に役立つ最新文具事情」や「ボールペンのインクが服についたらどうすればいい?」といった文具にまつわる「お困りごと」の解決法についてもお伝えしました。
マスキングテープ活用術
クリスマスツリーの作り方
ハートをテーマにマスキングテープを使った創作活動をするアーティスト・西村公一さんに、場所をとらない「クリスマスツリーの作り方」を教えていただきました。
マスキングテープを使ったクリスマスツリーの作り方
(1)作りたいツリーの大きさになるよう、ゴミ袋を貼り合わせる。
(2)(1)を壁に貼り、ツリーの形を下書きし、一度壁から剥がしてツリーの形にハサミでカットする。その際、ところどころに大きめの穴をあけておく。
(3)再び壁に貼ったら中心に軸となるテープを貼る。
(4)ツリーの形に縁取りをする。(ゴミ袋から少しはみ出すようにテープを貼る)三角の部分は、少し段差をつけるとより“もみの木”らしくなる。(鉢の部分も縁取りを)
(5)木の上から下に向かって下地のテープを貼る。
(6)下地の上からいろんな色のテープを少しずつ重ねて貼る。
(7)厚紙などを丸く切ったものをテープでデコレーションし、オーナメントに両面テープでツリーに貼る。
(8)そのほか、お好みで飾りつけて完成。
家事で役立つマスキングテープの使い方
シールのコレクションが3,000種類以上ある自称“シール大臣”さんに、マスキングテープの活用法を教えていただきました。
シール大臣さんの家では、マスキングテープをキッチンに常備。保存している食品の賞味期限をマスキングテープに記入し目立つ場所に貼っておくことで食品のロスが減ったといいます。
ほかにも、ビニール傘の紛失防止のために、持ち手にお気に入りの柄のテープを貼ったり、家族それぞれの柄を決めて活用するととても便利。例えば、書類などを保管しているクリアホルダーには、家族共通・娘・夫・自分、4つのテープで目印をつけています。こうすることで書類を探しやすくなり時短につながるそうです。
工夫次第で便利に使える文具
文具使いの達人、事務効率化コンサルタントのオダギリ展子さんは、文具を便利に使うアイデアが豊富。取扱説明書などの整理にオススメなのが、横入れポケットのファイル。いちばん最後のページだけをポケットに入れれば、いちいち取り出さずに読むことができます。さらにジッパーがついた袋などは、パンチを使って穴をあければファイルに閉じることが可能に。メモ帳や筆記具を入れて持ち運ぶことができ、荷物がかさばらずに済みます。封筒で届いた郵便物はそのままパンチで穴をあけ、ひもなどでまとめておけば、保管しやすくなります。
家事に役立つ最新文具
最新文具が続々と登場する文具業界。番組では「家事に役立つ文具」をテーマに、冷蔵庫や冷凍庫にも使えるふせんや、段ボールなど荷物の開封に役立つカッターがついたハサミ、ぬれた紙にも書けるボールペン、荷物の発送の際に役立つ注意喚起テープなどを紹介しました。
服についたボールペンのインクの落とし方
家庭にあるものを使ってインクの落とし方を紹介しました。
ボールペンには油性・水性のほか、インクが顔料タイプか染料タイプかにより落とし方が異なります。
※衣類やボールペンによっては完全に落ちない場合もあるので注意してください。
油性ボールペンの落とし方
【使用するもの】消毒用アルコール・食器用洗剤(中性)・布2~3枚
- インクがついた面をあて布にあて、上から消毒用アルコールを少しかける。
- 布でたたき、あて布にインクを移す。
- あて布にインクがつかなくなったら、食器用中性洗剤を直接かけてもみ洗い。
- インクが落ちたらアルコールのシミが残らないようすぐに洗濯する、食器用中性洗剤を使ってもインクが落ちない場合は、漂白剤を使用してください。
※柄物の衣類の場合は「酸素系漂白剤」を使用してください。
水性ボールペンの落とし方
【使用するもの】食器用洗剤(中性)
- インクに直接、食器用洗剤を直接かけてもみ洗い。
- 落ちない場合は、漂白剤を使用する。
※柄物の衣類の場合は「酸素系漂白剤」を使用してください。