1月6日

人生&社会を変える!すごいぞ!“推し活”パワー

あさイチ史上最多45,000件ものアンケートにご回答いただき、放送中も5,000件を超えるメール・ファックスをお寄せいただいた「推しのいる生活」特集。その熱い思いにこたえるべく、あさイチは2021年も、皆さん「推し活」を盛り上げていきます。
今回ご紹介するのは、自分だけでなく身の回りの人間関係や社会に影響を及ぼす“推し活のチカラ”。いま、推しにゆかりのある場所やモノが、推し活する人たちの熱い思いによって注目を集めています。アニメやゲームをきっかけに活気が戻った地域や、よみがえる日本の伝統文化、さらにアイドルやアーティスト推しが呼び覚ました地域愛・・・。コロナ禍でも推しを尊ぶ気持ちが社会の大きなパワーになっている、そんなスゴイ“推し活”をたっぷりご紹介しました!

見逃したあなた!NHKプラスで1週間配信しています!

今回の番組を見逃した方は、下記ホームページへ!
NHKプラスで「あさイチ」を見ることができます。
うしろの「推し名書き」(推しボード)をもう一度見たい方、一時停止も自由自在です。

NHKプラス

ホームページ:https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2021010609010

推し活が社会貢献につながる!?

推し活をしている本人たちは、あくまで“推しのために”やっているのですが、結果的に社会をいい方向に変化させているパワーになっている例をお伝えしました。
例えば・・・

  • 推しの夢が“世界平和!”ということで、病気などで髪を失った子どもたちへ髪を寄付する「ヘアドネーション」に挑戦した女性
  • 推しの番組をきっかけに、目が見えない方のために音の出る信号機を作るというチャリティーに募金をするようになった女性
  • 推しが被災地でチャリティーイベントをしていることもあり、ボランティア団体を立ち上げ被災地支援をする女性
  • 推しのライブやイベント終わりに、頭に上った血を抜くために「献血」に行く女性
  • 推しを生んでくれた故郷さえも愛してしまい、「ふるさと納税」する女性も・・・

それぞれみなさんが個々に考えて、「推し」のために動くという現象が起きていました!

“徳を積む”その心は・・・

「徳を積む」とは、「世のため人のためになるあらゆる行い」のこと。
ファンの間では、「道端のゴミを拾う」「電車の中で席を譲る」など、一般的によい行いをすることで、「推しに恥ずかしくない人間になりたい」「もしかしたら、コンサートでチケットが当たる、いい席になる」など、巡りめぐって自分にもいいことが起きるために、できるだけよい人間であろうとする考えのことを指します。

気をつけたい「推し活トラブル」

「推しのため」が行き過ぎてトラブルも生じています。

  • コロナ期間中のコンサートの際に「推しの迷惑になってはいけない」という考えから、参加者に自主的にPCR検査を受けるようファンの間で呼びかけがあった。
  • SNSでは、考え方の違いや行動をさらされる「学級会」と呼ばれるものが開かれ、炎上することも。
    ファンの間の暗黙のルールを知らない大変なことになるので、半年はその界わいの様子を観察してから、足を踏み入れるようにしている。

自分の考えをほかの人に強要したり、押しつけるのはトラブルのもと。
気をつけながら「推し活」をしていきましょう!

なぜ私たちは推し活をしてしまうのか・・・

心理カウンセラーの浮世満理子先生によると・・・
“そもそも誰もが心理的に「慈しむ対象」を持つことで、心のバランスを保っている”
推しを応援している、支えているつもりだけれど、自分も精神的に支えられている。
だから、推しの存在は『心の免疫になる!』
日常生活の中でつらいことがあっても、頑張っている推しを見ると、自分も頑張れるということなんです。

推し活のチカラが集結して伝統文化がよみがえる!

熊本県人吉市の青井阿蘇神社は、去年7月に未曽有の豪雨で被災。
保管していた77振りの刀がすべて浸水してしまいました。
刀の修復費用の一部をクラウドファンディングで募ったところ、なんと目標金額の7倍の3,500万円が集まりました。
この支援者の多くが、『刀剣乱舞』などを通じて日本刀そのものに興味を持った若い女性からの支援だったといいます。
そのほか、競技かるたを題材にした漫画「ちはやふる」をきっかけに成功したクラウドファンディングも。
「ちはやふる」の影響で競技人口が増加したこともあって、試合のメイン会場となっていた滋賀県・近江勧学館の畳の消耗が進みました。しかしコロナ禍で収入がほとんどなくなる中、畳の張り替え費用が捻出できなかったのです。そこで畳300枚を張り替える資金を募集したところ、開始3日目で目標金額を達成!昨年末には新しい畳で大会を開催することができました。

ゲスト:大島美幸さん(森三中)

リポーター:松岡忠幸アナウンサー