1月18日

気分スッキリ!「愚痴」との上手なつきあい方

人との交流が限られる中、愚痴を言う機会が減ってため込んでいたり、一緒にいる時間が長くなった家族の愚痴に疲れていたりしまんか?
そこで、脳科学者や心療内科医、苦情受付のプロなどの知見をもとに、効果的な愚痴の言い方・聴き方をお伝えしました。愚痴と上手につきあって、コロナ禍でため込みがちな心のモヤモヤ・イライラを解消しましょう!

脳科学から見た愚痴のメリット

愚痴を言うことで脳に起こるメリットは2つ。

メリット(1) 言語化することで問題の解決につながる

愚痴の原因となるイライラやモヤモヤとした感情をため込むと、心がダメージを受けてしまうことがあります。これを、愚痴として感情を言葉にすると、脳の分析をする領域が働きやすくなるため、原因の分析、解決につながりやすくなります。

メリット(2) 共感してもらうことで、モチベーションが高まる

共感を得ることで、脳内物質ドーパミンが出て喜びを感じるということがわかっています。これにより、モチベーションが高まり、前向きにもなれます。
ただし、ドーパミンには依存性があるため、グチグチ言ってばかりいると、止まらなくなってしまうので注意が必要です。

愚痴の言い方 「主語を”私”にする」

SNSに投稿され話題になったエッセイ漫画をご紹介しました。
愚痴を言うことに悩んでいた女性が編み出した方法で、「愚痴の主語を自分にする」というもの。例えば、

「あいつマジ使えねーわ」 → 「私あの人とどう働いていいかわからない」
「あの子、ほんとむかつく」 → 「私あの子と話すだけでイライラしちゃう」

こうすることで、愚痴に対する罪悪感が減り、相手からも共感を得やすくなるんだそうです。
また、心療内科医の海原純子さんは、主語を自分にすることで、自分の感情や考えを客観視できて、問題点もはっきりするので、どう対処すればいいかわかりやすくなるということでした。

愚痴を解消 気持ちを書き出す

”愚痴を言う機会が減ってため込んでいる”。”愚痴を言うことがストレスに感じる”。
こんな人におすすめなのが、「気持ちを書いて吐き出す」ことです。解決に向かいやすい日記の書き方をお伝えしました。

書き方

(1)気持ちが赴くままにノートに書いて吐き出す。
(2)時間をおいて気持ちが落ち着いたところで、書いた内容を「他人が書いたもの」という目線で見て、アドバイスなどのメッセージを書く

愚痴の上手な切り上げ方

コールセンターのクレーム対応のスペシャリストに、話している相手を怒らせずに「上手に愚痴を切り上げる方法」を教わりました。
それは人の言動によって分けられる4つのタイプに合わせて、断るというもの。
番組で技を伝授された女性は、見事成功!毎回20分くらい続いていた上司の愚痴が5分以内に短縮されるようになったそうです。

幸せになる愚痴の聞き方

8年間で4,000以上もの愚痴を聞き集めてきた、京都の僧侶と学生グループ「グチコレ」のメンバーに、愚痴の聞き方について教わりました。
ポイントは、愚痴そのものではなく、「気持ちを聞いていく」こと。すると、愚痴を言っていた本人ですら気づいていなかった感情にたどり着き、お互いに共感しあえる状態になれるそう。すると、言った本人も苦しみが和らぎ、また聞いた側にも学びがあるんだそうです。

専門家ゲスト:海原純子さん(心療内科医)

ゲスト:ファーストサマーウイカさん

VTRゲスト:松田哲也さん(玉川大学脳科学研究所教授)、描き子さん(イラストレーター)、竹内幸子さん(応対品質研究所代表)

リポーター:小林孝司アナウンサー